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表現力と言えばいいのだろうか、魅せかたがめちゃくちゃ上手いです。はっとするコマが何度も登場してセリフが少なくても(全く無くても)感情がしっかり伝わってくる。才能すごい。
ハッピーアホエロBLをメインディッシュにして日々を生きてるのでラストどうなるのかドキドキしながら読みましたが納得の終わり方でした。最終話の最後のコマに見事にやられました。素晴らしい作品でした。今後のご活躍が楽しみです(皆さんレビューに書いてますが私も泣きました)
※シーモアで読みました。修正が必要なシーンは登場しません。
えっ?これってBL?BLを越えた人生ドラマのようなお話なのかな?あと吸血鬼のお話かな?と思って購入しましたが、化け物ということばは出てきても吸血鬼という単語がてて来ないので、そういう病気になったんでしょうか?
今まで読んだことないようなお話ででもとても胸に響きました。最後はもう涙しか出ない
よくある吸血鬼の子孫とかそんな話ではなくもっと現実的な、もしこんな病気が本当にあったら怖いですね。
忠雪が家族に会いに行くところは、本当に切なくて苦しかったです。以前大好きだったお母さんの手料理が食べれないとか、小さくなったお母さんを抱きしめるシーンとか泣
お父さんのエピソードとか…すごく悲しいけどなんて暖かい思い出なんだろうと思いました。
そしてなんといっても、十字さんです。最期まで忠雪と一緒にいてくれて、寄り添って見守って死後も忠雪の心に居続けます。本当に大好きです。ていうかいい人すぎませんか?
お互いの間に確かに恋愛感情は確かにあったと思うんです。でなければあんな情熱的なハグはせんでしょう!
でもそれは本当に見つめるだけのピュアすぎる恋だったように思います。死後再び生まれ変わって今度こそおもいっきり恋愛してほしい二人なのでした涙
派手さはないけど間違いなく名作です!
BLか?という疑問さえ湧いてくるような、2人の人間の人生を覗き見た感じです。いえ、1人は吸血鬼?でしたね。
【研修医の忠雪と指導医の十字。あるとき忠雪の体に異変が起こり、死ぬことさえできないほどの治癒力や、吸血衝動などが現れる。それを知った十字は忠雪の治療として血液の提供を申し出る】
初めは確実に吸血鬼の話だと思ったんですが、いくら読み進めても忠雪が吸血鬼になったきっかけや、事実『吸血鬼である』という謎解きは出てこない。十字との間にもすごい信頼関係は見えるのですが、恋愛かというとそうでもない。ただその関係はひたすらにーーエモかったです。
年を取らない忠雪と普通の人間である十字との生活、人生の違い、寿命の差など、何もかもが隔たっているのに寄り添っている2人。そこかしこに儚げな雰囲気があり、いつこの関係が悲しい結末として終わるのか、ドキドキしながら読みました。結果的にはそんな悲しいことはなくて、忠雪は十字の最期まで寄り添うことができていたし、忠雪も不老不死ではなくその生涯を終えるという、ある意味新しい吸血鬼像でしたね。
月明かりが似合うような、静かで詩的な話でした。
久々に泣けるBL、読みました。
いやー、いいですね。Hシーンは全然ないんですが、しっかりと読み応えあり、二人の関係がよく分かるいいお話。
医者同士のカップル。忠雪と、その指導係になった十字。
忠雪は吸血鬼化してしまい、体調が悪くなる。それを察した十字は、どうして俺を頼らなかった、と。。
吸血鬼という言葉は出てこないような気がします。お話自体はホラーでもファンタジーでもなく、いたって真面目な愛の物語。
誰かに打ち明けることも出来ず、一人悩む忠雪を、どこまでも支える十字。二人が次第に強い信頼関係を気付いていく課程が丁寧に描かれます。
吸血鬼ゆえに年をとらない忠雪と、人間である十字の関係はどんなラストを迎えるのか。。
感涙必至ですのでぜひみなさん読んでみて下さい。
BLとして読むにはもったいないと言いますか・・・
恋愛要素は、ないです。でも愛はある。愛がないと成り立たないお話でした。
吸血鬼のように血を欲するようになってしまった新人医師とその先輩医師のお話。
生涯を与え合っている。人生を、全てを。
なんで、どうしてこんな、とボロ泣きでした。