愛されほのぼの転生ライフ!

小説

  • 最推しの義兄を愛でるため、長生きします!

最推しの義兄を愛でるため、長生きします!

saioshi no gikei wo mederu tame, nagaiki shimasu !

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作最推しの義兄を愛でるため、長生きします!

オルシス・ソル・サリエンテ
公爵家嫡男,義兄
アルバ・ソル・サリエンテ
元男爵家嫡男?公爵家次男

あらすじ

転生したら、前世の最推しがまさかの義兄になっていた。 そんな人生美味しすぎる……! と思っていたけど、あれ、もしかして俺って義兄が笑顔を失う原因じゃなかったっけ……? 過酷な未来を思い出した俺――アルバは、義兄オルシスの笑顔を失わないため、そして彼を愛で続けるために長生きする方法を模索し始める。薬探しに義父の更生、それから義兄を褒めまくること! そんな風に兄様大好きなアルバが必死になって駆け回っていると、なんとオルシスがどんどん弟馬鹿に進化していって―― WEB大注目の、愛され転生公爵令息のほのぼのボーイズライフが、書き下ろし番外編を収録して待望の書籍化!

作品情報

作品名
最推しの義兄を愛でるため、長生きします!
著者
朝陽天満 
イラスト
カズアキ 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズb
発売日
電子発売日
ISBN
9784434311444
4.2

(61)

(37)

萌々

(13)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
8
得点
255
評価数
61
平均
4.2 / 5
神率
60.7%

レビュー投稿数8

義兄たちとの相思相愛家族愛なお話

アルバもオルシスも可愛い!
コミックスを読んで可愛らしかったので原作が気になって購入。
5巻まで出ているという事で人気なんだなーと思ったのですが、納得です。BL感はコミックス同様あまりない(2巻以降期待)のですが、気にならないくらいアルバ達家族、義兄の友人ブルーノ、殿下、アドリアン達みんなが可愛らしかったです!

幼い間に亡くなってしまう病をもったアルバ。義兄に初めて会った時、今とは違う人生の中で目の前の義兄を最推しとして愛でていた記憶が蘇った。でも、義兄の笑顔は自分が亡くなる事で失ってしまう。この先も義兄を愛でるためにアルバは長生き出来るように決意します。

BL要素は今巻ではほぼないのですが、その分兄弟愛、家族愛、友情に溢れています。丁寧に義兄義父との初対面から少年期をえがかれていました。冷えた関係だった義父と義兄、鬱屈を抱えるブルーノ、殿下、アドリアン達が、アルバやアルバの母、妹の素直さや愛情によってちょっとずつ影響を受けて、義兄義父なんてもう家族に対してデレッデレなので良きです!アルバ母や妹、義兄のクラスメイト達女子の存在も大変良い。特に妹のルーナちゃん天使です。アルバが苦しい病の中でも義兄を崇め愛情たっぷり家族を愛している姿が健気できゅんとします。
アルバの病を、ゲームの記憶が蘇るたびに、時間軸が違う中でどうにかできないか試行錯誤しながら、アルバの周囲の人たちもアルバのために病を克服させようと奮闘する姿に応援したくなります。

小さい子達のお話が好きな方、異世界もの、ほのぼの好きな方におすすめです。

0

アルバ 可愛い

コミックを読んで気になり小説を読んだらハマってしまいました

まだBL要素は無いけど、ほのぼのとして読んでいてほっこりします。

ゲーム課金サラリーマンがゲームの世界に転生して ひたすらお義兄様ラブの日常生活の話です。

とにかくアルバがイケメンお義兄様を褒めまくり好き好きと感情表現豊かで可愛い。
そんな純粋なアルバに回りも影響されてきてお義兄様もお義父さまもアルバを溺愛しています。

ただゲーム内ではアルバは病気で亡くなってしまう運命なので回避できるか少しドキドキしますが 基本お兄さまラブ生活の話しなので読んでて楽しいです

2

乙女ゲーム内に転生



気がついたら男爵家嫡男として転生していたアルバ(受け)。
父を亡くした母が公爵に見染められアルバも共に公爵家に養子に行くことになります。
そこで出会ったのは前世で廃課金ヘビーユーザーとして推しに押しまくっていた乙女ゲームの攻略対象の公爵令息オルシス(攻め)でした。
アルバはゲームの中に話だけ出てくるオルシスの『思い出の弟』だったのです。

アルバは命の源である魔力の放出を自力で止めることができないラオネン病という9歳まで生き延びた患者はいないという不治の病でした。ゲームでアルバは既に亡くなっていて、父親に溺愛されていたアルバをオルシスは可愛くもあり憎くもある複雑な感情をもっていました。
そのことがオルシスにとっての負い目になっていることを知っているアルバは最押しの笑顔を守るため、ゲームの知識を駆使してなんとか生き抜こうと誓うのです。

アルバのオルシス大好き具合は天元突破していて全ての行動の理由にはオルシスの存在があります。
心臓に負担がかかることで発作が起きるのですが、オルシスが好きすぎてオルシスと一緒にいることで余計に発作が起こるのですが、それでも大好きなオルシスと少しでも一緒にいようとするのがあきれるほどです。
何度死にそうになってもオルシスがいるから死の淵から戻ってきてるくらい。
そんな溺れるような愛情を貰い続けるオルシスもアルバがいないと生きていけないくらいになってしまうので、アルバの粘り勝ちですね。

この巻では病気の特効薬をゲームの知識を先取りする形で見つけるところまでなので、兄弟としてのイチャラブしかありませんが、とても楽しく読めます。
これから、乙女ゲーム本番になっていきますが、らどうなっていくのか楽しみです。

3

BLだと思わないで読んだ方がいいです

初作家さん。全編ほとんど主人公の第一人称口調で物語が進みます
第一人称はやや苦手ですが読みやすくて、前世オタクだった主人公が最推しを目にする時高ぶる感情や心の叫びや推しトークなどなどとても親近感を感じて思ったより楽しかったです
物語自体は割と起伏が少ない、平坦的で、似たような流れが繰り返している印象。
読みやすいけど個人的に引き込まれず、読み終わるのに時間がかかりました。
ジャンルBLなので、いつからBL展開になるんだろうとそわそわして半分過ぎてもそういう気配がなく、まさかの続きものと思ったがこれは一巻完結?ですかね。
BLだと思って読むとおそらく驚きますしもしくは物足りなく感じます。
普通の異世界転生モノ、ほのぼの、かわいらしい兄弟愛だと思って読んだ方がより楽しめるかと思います。
BL展開を読みたくて読み始めたのでなんだか「う〜ん」ってなりましたが、設定が面白くて読みやすいそして主人公と義兄のやりとりに癒されていたので萌えにしました。

6

好みのお話でした

朝陽天満先生の作品は初読みになります。
読みやすい文章で大変面白くて一気読みでした。ただ主人公の年齢が低いのと最後の最後に不治の病が治るので、BL要素は殆どありませんでした。
 
うまの声が聞こえる先生の「悪役のご令息のどうにかしたい日常」シリーズに雰囲気が近いお話だと思いました。あちらの作品が好みでしたら、こちらの作品も好きだと思います。

この作品で凄く好みだと思ったのは義兄と義父がアルバをもの凄く溺愛してる点でした。アルバを良く思わない義祖父母を屋敷から追い出したり、パーティーなどでアルバを蔑む輩にニッコリ笑って(眼は笑ってない)牽制する様子に何度も胸がすく思いがしました。

またアルバの心の内の声が思わず漏れているシーンとかが凄く可愛いんです。オルシス第一主義の揺るぎない点にクスッとさせて貰いました。推し(オルシス)の成長して行く姿を愛でたいが為に長生きしようとするアルバに凄く共感出来ました。

アルバの病気の発作以外は危機は無いので、ちょっと平坦な印象になってしまってたので萌2にしました。

3

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP