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水上シン先生といえば!
…の軍服もの。
プラス、獣人!
舞台は、獣人と人間が共存するヴィルトゥエル王国。
主人公は、一つの部隊を率いる中隊長アーロン(人間)。
アーロンは部下の犬/狼型獣人・ルガー小隊長が好きでグイグイアプローチしてるんだけど、ルガーの方は自分が獣人であることで遠慮してアーロンから距離を置いている。本当はルガーもアーロンが好きなのに。
獣の自分がアーロンを思うままに抱いてしまったら、アーロンを殺すことになってしまう…だからもう離れなければ!
そんなルガーの悲痛な決意に対して、アーロンはとっても楽天的というか。
密かに除隊したルガーを追って、見つけるや否や「このクソバカ犬がーーっ‼︎」と蹴りをブチかまし。
そしてルガーを煽り…
…となると、獣人のルガーは本能剥き出しでガツガツのH。
でも2人は好きあっているので根底は甘い空気が流れています。
獣人のルガーの方が理性的で、人間で上官のアーロンの方が恋心に逸っています。
言い方を変えれば、ルガーが臆病でアーロンが向こう見ず?
種族と身分差を超えて成就するハッピーエンドで、読後感は良い。
水上シン先生は軍服だけでなく獣人造形の迫力も素晴らしいです。