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表題作ロマンスの王様

テオドール・スミス・シェリフ合衆国大統領
リュウ・キョウゴク・17歳・ジパング王室第一王子

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「くそーっ、あれじゃ俺、犯られ損じゃねーか!」幼馴染みのユーゼフが突然姿を消した。
彼を捜すリュウは、居所を知る唯一の人物である彼の弟・テオドールに脅され、何度もセックスを強要される。
強引で我が儘なテオドールをリュウは受け入れてしまうが…。
ジパング王室の問題児・リュウとシェリフ合衆国の天才・テオドールが繰り広げるサディスティック・ラブロマンス。

作品情報

作品名
ロマンスの王様
著者
水戸泉 
イラスト
青樹緫 
媒体
小説
出版社
茜新社
レーベル
オヴィスノベルズ
発売日
ISBN
9784871822275
3.3

(3)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
9
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数2

デビュー作から既に最高でした

水戸泉先生のデビュー作です。
もう、デビュー作から素晴らしい…!
可愛くて気が強くて口の悪い受けと、何考えてるか分かんないけど格好よくてめっちゃ強い攻めのコンビが、デビュー作から書かれてるなんて…!

この頃から、「嫌なのに凄い感じちゃう受け」と、その受けを「逃げ場がないように精神的に束縛して、快楽責めで堕とす攻め」のスタイルなんですね!歓喜!
デビュー作なのにエロのレベルが高すぎます!愛のある精神的なSMと快楽責めが見たい人は絶対好きなはず。さすがエロシーンの名手…!
しかもデビュー作だからかストーリーもきちんと考えてあって楽しめました。

個人的にはキャラが青樹總先生のイラストのおかげでとっても素敵になってて嬉しかったです。

※上下巻に分かれて文庫化されてる方には、単行本の本編プラス書き下ろしのエピソードが収録されています。

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水戸さんデビュー作

水戸さんのデビュー作にして初単行本。
地球によく似た惑星カオスを舞台にした、島国ジパング有りアメリカっぽいシェリフ合衆国や中国っぽい北東人民共和国等がてんこもりのなんちゃって政治物です。
政治物といってもリュウ[受]が王族とは思えないやんちゃ小僧なので、暗殺やら政治的背後の動きやらも出てくるんですが基本コメディちっく。
しっかりエロシーンはありますがストーリーはかなり破天荒。
ただ自分の手元の本で96年初版で98年で5刷、さらにその後新装版まで出てるので意外にどうやら人気作ではある様です。
しかしまあ作品の出来としてはお世辞にもいいとは言えない感じ。

元気小僧のリュウがアホの子で可愛いっちゃ可愛いですが政治的立場ってものを全く考えてないのでおいおいって気もします。
そこまで深く考えずになんちゃって感を楽しむ作品なのかも。
挿絵の青樹さんはロングになると上手いのに、バストアップになると何故か微妙。
ただ96年発行って事を考えると無難なレベル。
筆者紹介欄に出身学校から生年月日まで書いてあるのが時代を感じさせます。
内容的にはイマイチ、水戸さんのデビュー作って事が物珍しいかなって程度。

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