電子限定描き下ろし付き
執着攻め、体格差…と大好きな要素たっぷりのこちらの高校生シリーズ、3巻。
アクリルコースター付きでコミコミさんからお迎えしました。
主役二人の関係性、花岡の執着にももちろんグッとくるんですが、、
個人的に、レビュータイトルどおり「健ちゃん…!!」と叫びたくなる3巻でした。
善次を守りたくて野球から離し、自らも野球から離れていた間に、
いつの間にか大切な善次を花岡に掻っ攫われ…(言い方)。
花岡×善次の間に入る隙はなし、と分かってはいるけれど
「ケンちゃんにも光を…!」と、切なさにううう…と心の中で呻いてしまったー…
高校生ながら善次に結婚を迫り6万のペアリングを購入…と
その執着っぷりが目立つ花岡。
3巻ではなんと!!強制◯ナニーがあり、内心ひゃあああああとなりました。
しかも、一人でする時は花岡のトレーナーの匂いを嗅がないとできない、と言う善次。
こんなん、花岡じゃなくっても興奮するしかない…//
本当に心から善次のことが好きで好きでたまらなくて愛を注ぐけれど、
いつかふわっと自分の手の中から飛び立っていってしまいそうで
不安な気持ちを常に抱えているんだろうな。
善次の抱える”両親の死”、”野球選手には到底なれない体つき”といった
トラウマやコンプレックスは、きっとこれからも完全に忘れたり乗り越えたりできる
ようなものではないだろうけれど。。( ; ; )
花岡の言葉で態度で、善次がいかにかけがえのない存在か、
ずっとずっと伝え続けていってほしい。
思いがけず女装ファッションショーに出ることになり、
その秘密が花岡にバレてしまいーー
と、また一つ波乱の予感で終わる3巻。(ドキドキ、冷や汗が出るよー;)
決して、”高校生同士の爽やかな恋愛”では終わらないシリアスなこのシリーズ。
続く4巻も心して読みたいと思います。
★修正: tn..白抜き(紙本)
お互い別の人と親しそうに歩いているのを見かけた場合、誤解してそのまましばらくすれ違ってしまうのが相場だと思うんですが、この2人に限ってはそうはならないところが面白いなと。善次が1人の時ではなく、健一郎もいる時に乗り込んでいく花岡の行動力はあっぱれでした。好きなのに別れようとした善次にはちょっと萎えたけれど、彼の過去を考えたら恋愛にのめり込めない気持ちも理解できました。後半は約束していた自慰プレイや花岡による善次の女装妄想など、エロに比重が。善次が意外にも前向きなのは、花岡が自分を女性として扱いたいと考えているわけではなく、ただ恋人のいろんな格好が見てみたいだけなのだと理解しているからなんでしょうかね。
ケンちゃんに認めてもらえて良かったです。
ケンちゃんは諦めてなさそうな感じもありましたが。
辛い過去をそばにいて、ずっと支えてくれてましたから。愛なのかもしれないし、愛にとても近い家族愛なのかもしれないなと思っています。
無事に仲直りして、今めちゃくちゃラブラブ時期じゃないですか。
ほぼ毎日?エッチしていて、部活もプライベートも充実してる。
でも、なんか雲行きが…
善次が田中さんと恋人になるなんて、絶対有り得ないんだけど、田中さんの気持ちが、この2人にどんな嵐を呼び込むのか気になります。
女装するのは、花岡的にはどうなんでしょう?
楽しみのような、でも、善次が嫌がるんじゃないかと心配してするような。
結果、自分以外には見せたくない、という事になりそう。
善次が清行の登板を止めたとかマンションとかケンちゃんとか要素がごちゃごちゃしてる上に、皆さん嘘ついたりなんだりで言ってることが変わったりするもんだから、ちょっと読みにくい3巻でした。
清行が先輩のパーソナリティを人にお薦めできるほどに把握しているということが面白い。部活動ではかなりまともに生きてるのね。ジュースでかいけどピッチャー?
それにしても爺さんの「頭に栄養〜」のくだりは普通に腹が立つな。息子が亡くなって悲しみにくれる親だから多少は…とかで見過ごせる暴言じゃないぞ。強火なケンちゃんはそらあのクソジジイ呼ばわりよ。ケンちゃん主役で漫画にしたら絶対ケンちゃん応援してもらえるよなぁ可哀想に。そうさ!ケンちゃんは野球やってなかった時点で負けなんだよ!というか主役でない時点で負けなんだ…よ…真理
清行と善次の腰回りからお尻のサイズが全然違うのが萌ポイント
今回は善次の「うそ…やっぱもっとほしい」が素直でかわいかった。
次巻は女装回か。正直一昔前のBL漫画っぽくてあんまり上がらない。
前巻ラストで花岡の浮気現場(仮)を目撃してしまった善次。
もちろん、誤解なわけですが。
けれど、女の子と並ぶ花岡の姿にショックを受けた善次は
その場から従兄弟のケンちゃんと逃げ出し…。
前回から登場したこの従兄弟の健一郎こと“ケンちゃん”。
前巻でも既に善次への執着をプンプンと匂わせてはいましたが、
やっぱり彼も花岡とはまたタイプの違った執着攻めでした。
善次ってば、どれだけ執着攻めをホイホイすれば気が済むんだ…(笑)
そして、善次と花岡の交際を快く思っていなかったケンちゃんですので、
二人の間に生じた亀裂を見逃すことなくこの隙に善次を攻め落とすべく
行動を起こすのですが…。
寡黙で腹黒な分、ケンちゃんの方が怖さは増し増しかもしれません。
けれど、善次への想いは紛れもなく本物で、だからこそ切なかった。。。
結局、ギリギリのところで花岡が駆けつけ、善次に気持ちを伝えることは
できなかったけれど、善次だけを想い続けてきたケンちゃんの一途な恋心に
胸がぎゅっと締め付けられてしまいました。
散々すれ違いはしたものの、思い切り正面からぶつかりあったことで
両親のことや嫉妬も全てを吐き出し、ようやく仲直りした二人。
ギスギス続きで息苦しかった分、その後の二人がとにかく甘々で
ニヤニヤが止まりませんでした♡
愛情も欲望も常にあけっぴろげな花岡とは違い、なかなか素直になれない
善次なのでデレの破壊力がすさまじかったです…。
花岡のことが好きすぎて不安になったりヤキモチを焼いてしまう善次、
かわいすぎか・・・。
後半は文化祭編がスタート。
花岡を喜ばせるために密かにとある計画を立てる善次。
だけど、また秘密にしたりして花岡が誤解したりしないかちょっぴり心配です。
次巻では美しい善次が見れるのでしょうか?
1冊丸ごとイチャ甘な二人がみれると嬉しいな♪