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”ちょっと変わった設定のBL”が読みたい、という方に
とてもおすすめしたいなあ、と思たこちらの作品。
アンリミで読めるものがないかな?と探していて出会いました。
琥狗ハヤテ先生、初読みでしたがこちらの作品がとにかくどストライクだったため、
既刊もこれから探して読んでみようと思います…!
元人間のサイボーグ×ワンコな植物学者。
恋愛のお話でもありますが、「心とは何か」
「姿形が変わってしまったら、それは元の自分と同一だと言えるのか」といった
問いが度々なされ、どこか哲学的な香りもする物語です。
(でも全く硬くなく、とてもスムーズに読めます!)
安寧を求めた惑星で初めてミハイル(受)に出会い、
握手した際に感じたミハイルの手の温かさに、何かを感じるイーサン(攻)。
ちょっと言い方が古いですが”ビビビ!”ときたその瞬間の描き方が
とてもとても良くて(語彙力...)、恋の始まりを感じるシーンに
むずむずしました。
脳と脊髄だけが元のままで、体も顔も、見た目がもう”The・サイボーグ”である
イーサンが、「空はどう見える?」とミハイルに聞かれ、
「もう人間の君とは同じようには見えないんだよ」と答えるシーン。
それに対するミハイルの答えが心に刺さって刺さって。。
植物も動物も、みな”生きる環境”に合わせて姿形を変えていく。
それは人も同じことでー
”姿を変えてゆくのは おかしなことじゃない”
”どんなに姿が違っても 根本が一緒ならそれは何も変わらない”
そう言い切るミハイルの表情、言葉、態度、全てが美しくて
なんだかたまらない気持ちになり、自分自身もミハイルに恋に落ちた気がしました。
ウブな二人の恋愛模様も、また素敵で最高に萌えるもので…
ミハイルからイーサンへのキスシーン。キスした後に
「唇はここで良かったのかな?」と確かめるように聞くミハイルが、
とてつもなく可愛い!!!!(*´艸`)
サイボーグであるため表情の変わらないイーサンですが、
読者であるこちらには彼の心情、きっとボッと赤くなってるんだろうな…と
その表情の変化まで見えるような気がしてしまうところ、
先生の表現力の素晴らしさだなあ、と思いました。
恥ずかしくなったり、興奮するとドバッと油液が飛び出ちゃうところも、
最高に可愛くて萌えます//
そんな二人の初セックス、愛と幸福感に溢れていました。
(tn..を付けられて!ついに実現!良かったね✨)
折に触れて何度も読み返したい、と思える素敵な作品に出会えたことに、
感謝です・:*+.
★修正:tn白抜き(Kindle)
雑誌連載の時から、特異なオーラを放っていて
気にはなっていましたが、
ちょうどクライマックスのイチャイチャしてたところで
え、な、何!?なんなの という印象を持ったのを覚えています。
それに至るストーリーを知らないせいもあったかもしれませんが、
今回、同じシーンを読んでみても
やっぱりそれは変わりませんでした。
私はどうも、唇の重なるフォルムが好きみたいなんですよね…たまに、線が消える作家様もいらっしゃいますが、本当に残念な気持ちになります。
想像力、妄想力を働かしても
ツルっとしたところに当ててる様子は
どうしても、う、うー…んとなってしまいました。結構、大事なとこなんで(私の癖にとっては)
星が控えめになってしまい、申し訳ないです。
因みに、獣人のマズルがあったりする犬系との時も、寂しさを感じてしまいます。余談です。
サイボーグという存在から見える
心とは?を探す物語や、そこから恋へと繋がっていく流れはとても癒されました。
遠い過去に置いてきたはずの感情が
自分のなかでまた湧いてくる幸福感❤︎
人間の受のコは初めての恋だというのもカワイイ❤︎
他のメンバーとのやりとりも楽しいし
感情表現のように吹き出す油液とか
オプションで後からつけるムスコとかっ
楽しみ満載でした。
SF的な要素を堪能できましたし
あとは個人の拘りとか好みの問題なんですよね
目覚める時は来るのかどうか
今のところは残念ながらまだのようです。
もう、この評価しか思いつかなかったです。
機械兵士ものかあ…と思った方にこそ、まずは1度読んでみてほしい作品です。
なんだかものすごくピュアで優しくて、どうしようもなく愛おしいお話でした。
読後感もとっても良いですし、何よりページの随所から作家さんの描きたかったものがひしひしと感じられたのが良かった。
琥狗ハヤテ先生、やはり素敵!大好きな作品になりました。
時は西暦3020年。架空の世界のとある架空のペリドット色の惑星。
テラフォーミング…惑星地球化計画事業を担う施設に派遣されることになった、一部生体ではあるものの、ほぼ全身が人工物で出来ている軍用サイボーグのイーサンは、生身の人間である植物学者・ミハイルと出逢う。
読み始めてすぐにこの世界観に魅了された自分がいました。
背景や小物・サイボーグのパーツのひとつひとつにもこだわりを感じます。描き込みとベタの入れ方も好き。
まず、最初はイーサンのメカニックなキャラクターデザインに惹かれたんです。本当にスタイリッシュでかっこいいんですよ。
でもですね、確かにすごくかっこいいんですけど、読み進めるうちにイーサンに対しての印象が変化していくのです。
な、なんなんだこのかわいさは…!と、全身が機械のような外見の彼になぜかどんどんかわいらしさを感じ始めてしまうのが気持ちいい。
戦場に身を置いていたイーサンにとって、平穏というものはもはや忘れかけていたものだったのではと思うのです。
そんな中、好奇心旺盛で真っ直ぐ。感情表現豊かなミハイルという、殺伐とした戦場とは真逆の存在と触れ合っていく。
ごく普通の会話をして、ごく普通にお互いを知っていくだけ。この交流があまりにも良くてたまらない。
特別なことは何もなく、ただそれだけなんです。
イーサン視点で1話ずつ追う毎に、無機質にも見える彼の胸の奥にある何かが少しずつ動いていく様はとても愛らしくて尊いものでした。
それがどんなものなのかは、ぜひあなたの目で見届けてみてください。
サイボーグや架空の世界の惑星等、設定だけを見ると難しく思えるかもしれません。
ですが、描かれているのはそわそわしたり、ドキドキしたり、触れたくなったり。優しい温もりを感じる素朴で小さな恋の物語です。
もっと多くの方に読んでいただきたい、非常に魅力的な作品でした。
サブキャラクターのサイボーグの面々もとってもキュートですよ!
元人間サイボーグ兵士☓植物学者。個人的に人外でも顔面が人間的でないのは地雷だったのだけがそこをクリアできるほど素晴しい作品でした。
植物学者のミハイルがピュアで可愛く、サイボーグのイーサンが雄メンでかっこ良く雄メン攻めフェチとしては顔面云々飛び越えて魅力的に感じた。
お話は二人の恋を自覚し合うまで繊細で、ここぞのキュン見せ場もあり萌えました。
エチはガッツリではないけれど設定や登場キャラもみんな魅力的で多幸感味わえました。
とても面白かった。
テラフォーミングが進む未来のSFな世界観。
体を戦闘特化なサイボーグ化している軍人攻めと、研究対象の惑星で植物学者をしている生体の受け。戦線から離れて平和な惑星の閑職なセキュリティ部門に移動た攻めが、受けのフィールドワークの護衛役になる話。世界観がとても面白い。そして二人の交流がとても温かくて微笑ましい。
軍人として働くために強い感情も抑制されてコントロール出来る攻めだけど、それでも戦争に疲れていたり心の奥で波たつ感情があってそれを見つけてくれる受け。脳と脊髄以外は機械な自分は人間なのか疑問を抱える攻めに植物学者らしい視点で話をする受けのシーンなど、二人の会話が素敵で好き。
攻めにじっと見つめられる時のスコープのズーム音とか、顔の強化ガラスの奥に見える小さな赤いライトにドキドキしたりサイボーグの身体ごと好きになっていく描写も良かった。久しぶりに触れる生身の人間の脆さや柔らかさに戸惑ったりドキドキしている攻めも可愛い。