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やっとやっと、やっと読めました…!
昨年お迎えしたのにまだ読めていなかった、シリーズ3作目のこちら。
名倉和希先生の作品がどれも大好きですが、
その中でも一番好きな受けがこのシリーズの主人公・フィンレイです。
健気で一途、政略結婚で1作目、出会った当初は
フレデリックに冷たくされてもめげない強さを持ち、
銃の名手で豪胆なところも見せる。
まさに”可愛くてカッコいい!!” 私の憧れです✨
前2作でもフレデリックの命を救ったフィンレイですが、
今回もまたまた!ディンズデール地方領に災難が降りかかります。
フィンレイの異母兄の王子による逆恨みにより、華やかで楽しいはずの
花祭りの日が一転…
銃で撃たれるフィンレイと、誘拐されたライアンの描写にハラハラ、
ライアンが可哀想でちょっと涙ぐんでしまうシーンもありました( ; ; )
でも、今回はフレデリック×フィンレイの強い絆と愛が感じられて、
読んでいる間幸せでした。
前作でフィンレイを蚊帳の外に置き、酷い扱いをしたフレデリック。
反省はしてたけど…
”許せない!!"と思っていたのは読者だけじゃなく、召使い達からも
総スカンを食らったようでニヤリとしました( ̄∀ ̄)
今作ではセクシーランジェリープレイに目覚めた(?)フレデリック、
街子マドカ先生の麗しい口絵が〜!!!!!
表紙をめくって初めて見た時も大興奮だったけれど、読み進めていざそのシーンになり、
ページを戻ってあらためてじっくり見つめ、ため息が出ました。。
麗しすぎる✨
たまらなく甘く、官能的なプレイに大満足でした☺︎
なんとこれで3回も!!フレデリックの命を救ったフィンレイ、
翻弄に活躍ぶりがすごすぎる・カッコ良すぎる!!
自分の中の”フィンレイ熱”がまたぐーーーーっとアップ⤴︎してしまいました。
あっ、一点。。161Pの「フレデリックとライアンは頷きあった」は
ライアン→フィンレイ、の誤植だと思われます;
修正されるといいな。。シリアスで大事なシーンなので;
描き下ろしでその後(一年後)のライアンとヒューバートの姿が見られ、
そちらも感無量。
双子たちによる双子セラピー(?)によって、ライアンの傷ついた心も
ゆっくり癒されていったんだろうな。
内容はなかなかにシリアス、ハードボイルドな展開もありましたが。
この麗しく幸せな表紙どおり、最後の最後には最高にハッピーな気持ちになれる、
大好きなシリーズの3作目でした٩(ˊᗜˋ*)و・:*+.
初恋王子のシリーズ3作目。
毎年、こんな陰謀にあうなんて…。
でもって、毎回フェンレイがカッコいい。
領主としては立派な攻め様、フレデリック。
その妻である市井育ちの王子、フィンレイ。
フレデリックは、本当に領主としては立派なんだろうけど、旦那様としては変態ちっくな性癖も出てきて、残念感がましまし(^o^;)
受け様が好き過ぎて残念になる攻め様ってのは大好きなんてすけどね。
前作の反省を経て、嫉妬や独占欲を抑えて我慢を覚えてましたね、フレデリック。
ラスト辺りのえちシーン。
フィンレイの奥に入って「歓迎してくれて、ありがとう」って…。
どこのエロ親父のセリフだよ(^o^;)
吹き出しちゃいました。
でもって、何よりフィンレイがいい伴侶。
愛情深く、思慮深く。
なんといっても、家族の危機に真っ先に最前で最善に動けるかっこよさ\(^o^)/
惚れ惚れしちゃう。
「末っ子王子の甘くない学院生活」で、この事件の1年後に、王立学院へ留学したライアンの様子が。
心の傷は簡単には癒えないだろうけど、イケメンに育ってるわ〜。
末っ子王子が甘ちゃんで、ちょっとイラッとしちゃいましたけど、これからライアンが"この人の為なら"と思えるくらいいい男に成長してほしいものです。
フィンレイとライアンがとにかく頑張ったね!な本作。
夫婦の絆も盤石で、読んでて安心しました…が、フレデリックがどんどんヘタレになっていくのがちょっと残念。体格がいいのに運動音痴とか芸術音痴とか武術できないとか、後付の設定が個人的にはいらなかった…スパダリのイメージのままでいてほしかったなあ。
それでも萌2にしたのはライアンのショートストーリーが萌えたからです。ライアンとヒューバートの学院ロマンス希望です♡
今作もとても面白かったです。大好きなシリーズなのでこれからも続いて欲しいですね。
今作の面白かった点はフレデリックの情けないところでした。領主としては申し分ないけど、体力も戦闘能力もフィンレイに敵わないただの美丈夫でした。www
若くて男気溢れるフィンレイが今回も大活躍していました。家族を守るために立ち上がったフィンレイを怒らせると恐ろしいくらい強くなっていました。
更にフレデリックに苛ついたシーンがあり大爆笑してしまいました。大爆笑するシーンじゃないけど「苛ついた」とあり、大好きな旦那さまにも苛つくんだなぁと夫夫として絆が深くなってるんだと感心しました。
今回の事件はフィンレイの身体に傷と、ライアンの心にも傷を与えてしまいました。
ところが傷が治り始めると直ぐに身体を鍛え始めるフィンレイは精神的にも強すぎて、彼こそ領主に相応しいのではと思ってしまいました。www
気になっていたライアンのその後は同時収録作の「末っ子王子の甘くない学院生活」に書かれてました。次期王太子候補の13番目の王子の学友として選ばれてたのが、本編の事件で王立学院に1年遅れで入学していました。ここでも事件がありライアンが可哀想でしたが、彼の聡明さが分かるお話でした。
個人的に気になったのは問題を起こして王位継承権を失ったのが正妃の子だけって点でした。どうしたら問題児ばかりに育ってしまうんでしょう。
それから今作から挿絵が街子マドカ先生になっていました。最初手に取った時に違う本が来たと思ってしまいましたが、フレデリックが美丈夫でフィンレイが愛らしくて素敵でした。