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アイラブユー・アイラフユー

I love you I laugh you

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表題作アイラブユー・アイラフユー

向田光希 お笑いコンビ「チョコレート・コスモス」ボケ担当
小田切文緒 お笑いコンビ「チョコレート・コスモス」ツッコミ担当

その他の収録作品

  • 祭りのあと(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき、キャラクター年表

あらすじ

死ぬまで隣で漫才していたい――
そんな相手は初恋の人。

ネタ作りも喋りも抜群でおまけにイケメンなボケ担当・向田光希。
センスも顔面も全てが平均点なツッコミ担当・小田切文緒。
ふたりは関西でブレイク間近のお笑いコンビ『チョコレート・コスモス』。
実は小田切にとって光希は中学時代の同級生で恩人で初恋の人。
そんな光希への気持ちは相方になった今も捨てきれないままでいた。
しかし、一生このコンビをやっていくため、自分の恋心に蓋をすると決意…
したはずなのに光希への恋心はどんどん膨らんでいき――!?

ストーリーテラー・昼夜いすが描く
超ストイック芸人ふたりの初恋物語

作品情報

作品名
アイラブユー・アイラフユー
著者
昼夜いす 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784773062663
4.5

(23)

(16)

萌々

(4)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
105
評価数
23
平均
4.5 / 5
神率
69.6%

レビュー投稿数4

〝相方〟と言う存在は、唯一無二で尊い

大好きなお笑いと、大好きなBLの融合体
色々とお笑い芸人BLを読んできましたが、群を抜いて本格的な芸人BLでした。
もう、熱い……!2人のお笑いに対する情熱が熱くて、まるでM⚫︎アナザーストーリーを観た後のような胸の昂り。

BLとしてのラブストーリーは勿論のこと、若手芸人「チョコレートコスモス」が挫折を味わいつつも懸命にのし上がっていく、サクセスストーリーとしても読み応え抜群でした。

親友と呼ぶには頼りなく、肉親と呼ぶには遠すぎる、ましてや恋人や夫婦でも無いから決して同じ墓には入れない…けれど、墓までの道のりはずっと一緒。
唯一無二で運命共同体な〝相方〟と言う存在。
お笑い芸人って本当に例え難い関係性で、尊すぎる……

笑いのセンスは抜群でも、ゴーイングマイウェーで解散コンビ数が3年で2桁なボケ担当(であり攻め担当)の光希。
少し変わり者で食えない感じ、めちゃくちゃ好きだ。
基本的にお笑い以外に興味のない彼ですが、唯一相方のフミにだけは心配性で独占欲丸出しなのが最高でしたよ……

もう、フミへの愛が隠せてないのよ……
それなのに、フミは全く気づかない。ずっと自分だけの片想いだと思って、気持ちに蓋をして必死に〝相方〟に徹してる(けどフミの気持ちもダダ漏れ)。
初恋に蓋をして、相方として少しでも長く光希の隣に立てるよう、辛い仕事も1人で頑張って懸命に努力する姿が健気すぎて泣ける……!

お互いに好きの気持ちが溢れて止まらないのに、めちゃくちゃ両片想いで焦ったいのなんの…
劇場トークライブのミニコーナーでガチガチのディープキスしちゃう2人とかさぁ……
もう、さぁ!!!何その劇場ドコですか!!!?千日前ド⚫︎キ上の劇場で合ってますか!!!!?

2人のサクセスストーリーに胸を熱くしつつ、しっかりラブでも魅せてくれました拍手!
もう、想いが通じ合った2人の初Hが素晴らしすぎました

そして、描き下ろしで同棲する2人が幸せすぎて爆発した
もう、この部屋の壁になって、冗談言い合いながらイチャイチャする2人を永遠に見守りたいし、お笑いの頂点に立つまで全力で応援していきたいので、お願いです!!
何卒、続編をお願いします!!!!!

▶︎紙書籍/刻み海苔修正 ※描き下ろし…7P

1

文句なしの神作品!!

まずぶ厚い!!!作家先生によるとレーベル史上で最も厚いくらい厚いようです(前作も厚かった)
すごく読みごたえがあります
pixivコミックで連載されておりずっと販売を楽しみにしてました
読み終わってからタイトルと帯を見ると感慨深くなる、そんな作品です

攻めが初恋であり相方の平凡な小田切(受け)と、イケメンでセンスも高いがすぐコンビ解散していた向田(攻め)のお話です
相方であろうと気持ちを抑えながら、攻めと漫才を続けるために努力する受けの一生懸命さがひしひしと伝わってきて応援したくなります!!!
攻めはつかみどころがないと感じてましたが、とにかくお笑いが大好きで一直線!!なイケメンです
番組内での王様ゲームでキスする2人のキスシーンが最高なので全人類見てほしい、、、
お互い気持ちを確かめ合うシーン、好きをすっ飛ばしてもはやプロポーズな、
となりはずっとお前がいい
が心に沁みます、、、、えっちも濃厚だし、お話も最高だし、終わり方も2人らしくてすごく元気を貰えます!!!!!!
芸人さんてすごいな、いいなと思わせてくれました
先生がお笑い芸人さんや、お笑いが好きでリスペクトが込められたとのことです!

続編がすっごく出てほしい、、!!!素敵な作品でした!!!

0

お笑いのトップを目指して

今回はお笑いコンビのボケとツッコミのお話です。

受様が攻様の相方以上の存在になるまでと
本編後を描いた後日談を収録。

受様は関西でブレイク間近のお笑いコンビ
『チョコレートコスモス』のツッコミ担当芸人です。

ネタ作りも喋りも抜群でイケメンなボケ担当の攻様と
日本一の漫才コンテスト"キングオブマンザイ"にて
優勝を目指しています。

攻様は漫才師として同世代の中で頭一つ抜けた存在ですが
笑い以外のモチベの低さと気難しさで相方と長続きせず
受様からアプローチしてコンビとなります。

そもそも受様がお笑いに興味を持ったのは
中学で地味な優等生眼鏡としてイジメられていたところを
助けてくれた攻様と親しくなったからでした。

受様の両親の離婚と転校で繋がりは切れましたが
大学の就活中に漫才賞の選考で攻様を見かけた受様は
漫才師を目指す道を選びます。

チョココスとして活動して3年目、
受様は攻様の相方として相応しくあろう河川張りますが
見合う技量には至りません。

しかも受様にとって攻様は初恋の人でもあり
今も親友よりも家族よりも恋人を目指したくとも
一歩を踏み出す事ができないでいたのです。

果たして2人はKOMを獲れるのか!?
そして受様の恋の行方とは!?

WEB配信作をまとめての紙単行本化で
見た目もネタも面白いのに相方と長続きしない攻様と
攻様の影響でお笑いに目覚めた受様のラブコメディです♪

受様が攻様を大好きすぎるという設定も
それを隠しているつもりな設定も大好きだし
攻様が一癖も二癖もある策士系なのも
MYツを刺激していてたいへん楽しく読めました。

攻様がお笑いの才能に恵まてはいるものの
性格が難ありでなかなかな相手に恵まれず
受様がお笑いは好きだけど攻様ほどには才能がなくて

といろいろと正反対な2人が
お笑いという世界でトップを目指して頑張る様子と

受様の恋心がポロポロと零れ落ちていると
攻様の言動に受様に見えない気持ちが出ていて
ニマッとしてしまいました (^-^)

攻様嫉妬する先輩芸人たち
受様達のライブも来ているファンの子達
受様のバイト先の店長等、

様々な人たちが絡んでいるのも
受様のステップアップに活きていたのも良かったです。

カバー下にあとがき制作秘話と年表がありますので
こちらも忘れずにチェックしましょう。

0

最強の健気受け!

友情というには近すぎて、恋というには暑苦しく、
相棒でありながら、ときに夫婦のようであり、
特別な絆で繋がり合うコンビ愛って良いですよね…!

本作はそんなお笑い芸人のコンビ愛を描いた1冊です。

若手芸人の小田切文緒と向田光希は新進気鋭の若手漫才コンビ。
二人で頂上を目指すも小田切は密かに相方の光希に想いを寄せていて…。

実はこの二人、中学時代の同級生なのです。
かつて二人で過ごした思い出と恋心を捨てきれず、
素性を隠して芸人を目指し、光希と再会を果たした小田切。

この小田切がね、凄まじいまでの健気受けなのです。
イケメンでネタも書けて芸人としての才能に恵まれた光希に対し、
見た目もお笑いのセンスも平凡の域を出ない小田切。

そんな二人を比べた周囲から
「金魚の糞」なんて言われてしまう小田切ですが、
どんなに貶められて傷ついても、ただ光希のため、
コンビの将来のために、芸を磨くことに邁進します。

たとえ光希への恋が叶わないとわかっていても、
恋人になれないのならせめて相方として隣にいたい、と
ひたむきにお笑いに打ち込む姿に心を打たれます!
自分の身体も心も犠牲にして光希を支える小田切、健気にも程があるよ…!

一方の光希はというと、お笑い以外のことは見事にポンコツで、
日常生活では世話を焼かれ、人付き合いも小田切を矢面に立たせ、
圧倒的に攻め力が足りてない!とヤキモキしていたのですが、
蓋を開けてみればこちらもタイプの違う一途攻めでございました。

ただまっすぐに前を見据えて駆け続けてきた小田切が動の健気受けなら、
中学時代から小田切とお笑いをすることだけを望み、再会後も隣で見守り、
小田切の告白をじっと待ち続けた光希は静の健気攻めとも言えるでしょう。

(小田切は無自覚ですが)とうに両想いにもかかわらずすれ違ったり、
傷ついたり、恋心とお笑いの間で揺れ動く二人がもどかしさの極みでした…!

それだけに光希の告白シーンはテンション爆上がりでした。
やっと報われた小田切の恋に歓びのあまりおめでと~!と
叫びだしたくなってしまいました。

その後も恋が叶って嬉しいはずなのに、関係が進展することに
臆病になってしまう小田切が乙女すぎて可愛いのなんのって…。
両想い後は開き直ったようにぐいぐい攻めに転じた光希に
いいぞもっとやれ!と心の中で声援を送っておりました₍₍٩(*ˊᵕˋ*)۶⁾⁾ファイトー

全体的に甘さは控えめかな?という印象でした。
光希が大好きすぎる小田切と案外執着強めな光希ではありますが、
同時にお笑いに対してもストイックな姿勢を貫く二人なので、
仕事に対する熱意とラブの比率が同程度なのです。
いえ、お仕事作品としては読み応えもあって面白いんです。
ただ、贅沢を言うならもう少しあまあまに浸るバカップルな二人や
余裕のない光希や、光希のデレるシーンも見てみたかったんです。

あと、光希から「好き」という言葉も聞きたかったなぁ( ´^`° )
態度からは小田切のことが可愛くて仕方ないのがダダ漏れなんですけどね。
小田切が素直に好き好き言ってくれるせいか、
心が光希にも同程度のデレを求めてしまうのです…!

描き下ろしは本編後日談で、新居でイチャつく二人のお話です。
小田切に甘えたな光希となんだかんだで光希に甘々な小田切でした♪

0

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