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表題作チェンジ ドロップ

レオン
東海林 時雨

あらすじ

大邸宅をもつ東海林家の長男・時雨は、家ではいないものとして不遇の扱いを受けていた。
そんなある日、家に招かれたイギリス貴族のレオンと出会う。
不思議とレオンに親しみを覚える時雨だったけど、なぜかレオンから突然、頬にキスをされてしまった。
海外の挨拶に慣れていないとドギマギしていると「これは挨拶じゃないよ」と今度は唇を奪われてしまいーーー!?

作品情報

作品名
チェンジ ドロップ
著者
藤咲ねねば 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866536897
3

(56)

(12)

萌々

(10)

(9)

中立

(18)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
10
得点
145
評価数
56
平均
3 / 5
神率
21.4%

レビュー投稿数10

シンデレラストーリー

ちるちるにて賛否両論で、でも作画がとっても美しいので気になっていたこちら。王道シンデレラストーリーです。

良家当主の妾腹の子として生まれた時雨(しぐれ)が、15年前の雨の日に傘をくれたイギリス人資産家・レオンと再会し、愛されることを知り、彼の恋人になる話。

時雨に男性的な部分があまり感じられず、BLで描く理由、みたいなものを探してしまいました。

あくまで好みの問題なので、儚げ美人がスパダリに救済されるストレートなシンデレラストーリーがお好きな方にはたまらない一冊だと思います。

0

なんで現代設定にしたのか謎…

出自のせいで不憫な身の上にある受けの元に、金髪金髪碧眼なスパダリ攻めが王子様のごとく現れて…というある意味王道なお話。

恋愛面は、こうなるだろうなという期待や予想をあまり離れず展開するので、可もなく不可もなく。
強いて言えば、攻めがやや乱暴に身体を繋げる場面があまり良くなかった(急にどうした?と思った)のと、
受けが根性見せる場面が良かった。

ただ、時代設定が現代(スマホ使ってるから現代のはず)なのが物語の雰囲気に合ってなくて萎えてしまった。

受けのお家事情がかなり前時代的なので、昭和の時代のお話ならもっと受け入れ易かったのになと思ったし、なんで敢えて現代設定にしたのか疑問に思う。

1

王道の嵐 スパダリの嵐 見事!!

令和のこの時代に描き古されたスパダリ!✖️不幸不憫儚げ美人の組み合わせでここまでど正面から王道BLを描いてくる藤咲ねねば先生に乾杯!

スパダリレオン様がキメ顔キメ台詞を矢のごとく放つ、放つ!読者はもう矢が刺さりすぎて満身創痍ってかシボウ_:(´ཀ`」 ∠):

運命の出会い、運命の再会、運命の一目惚れ、運命のいきなりすけべ…すばらしい。ここまで堂々とシンデレラも少女漫画も真っ青な、スパダリが不憫な受けを掻っ攫うなんお衒いのない物語を真正面からぶつけられたら土下座しちゃう。素晴らしかった。

ほぼネタのような話なのにもう見事、見事で読みながら拍手しちゃいました。
漫画はこれでいい、BL漫画はこれでいい。もっとこういう古典的王道スパダリ漫画読みたいと思わせてくれた素晴らしい作品でした。

0

着物受け!

着物受けのシンデレラストーリーです。
攻めが貴族のスパダリ(秘書もスパダリ)で、不遇妾腹受け。

攻めがキラキラしています。ビジュアルも言動もストーリーも。
お話は綺麗にまとまっていて、サクッと読める感じです。
エロは程々でエロエロ〜標準の間くらいです。
攻めが早々に受けを口説いて受けはチョロインより…。

とにかく受けの着物がえっちくて良かったです!
着物受け好きな方にオススメです。
ハッピーエンドです。





紙本購入
修正は白短冊です。

1

昭和のシンデレラストーリー

初読みの作家様です。
デビューにあたり何かと話題でしたので購入。

家庭で虐げられてきた受が、成功者の攻に見初められ、溺愛されていくストーリー。
リオンと時雨は実は過去にも会っていて、リオンはそれを忘れられずに探していたという再会ものでもありました。

時雨は権力者の子で、妾服の子として引き取られ、本妻や家の者から蔑まれてこれまで生きてきました。
そこへリオンが現れ、時雨を気に入り、愛を与えてくれます。

時雨は着物であることが多く、彼の儚さが強調されるようでした。
リオンは、成功者、お金持ち、溺愛、ちょっと強引、とtheスパダリ。過去に出会った時雨を忘れないでいるのは一途で素敵だと思いました。

恋や恋愛については、リオンが時雨を好きになったのも一目惚れ?理由がよく分からず、時雨もリオンに惹かれたのは初めて愛をくれた方だからではないか?
甘い、溺愛ではあるものの、過程がわかりませんでした。

絵柄はキレイではあるけど古いのか、TLや恥美系、ハーレクインのようでした。
だからこれがBLとして描かれる必要性も感じなかったり…。

特に大きな障壁も、グッとくる見所も軽く流れて行って、印象の薄い作品になってしまいました。

2

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