博愛主義のワケアリモデル×Dom嫌いなツンデレボディーガード の疑似パートナーDom/Subユニバース!

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番犬Subはおすわりがキライ

bankensub ha osuwari ga kirai

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表題作番犬Subはおすわりがキライ

倉垣ネル、注目新人モデル、Dom
崇史、Sub、フェロモン過剰体質

あらすじ

Dom嫌いのSub・崇史は、飄々としたイケメンモデルのDom・ネルを
助けたことをきっかけに、ボディーガードとして雇われることに…。
更には「僕たち疑似パートナーになるってのはどうかな?」と提案されて!?
体に触れずにプレイし満足させるというネルに対し、
舐め切った様子でプレイに挑む崇史だが、
『Good(いい子)』ネルの命令(コマンド)で即座に膝から崩れ落ち―…!?

作品情報

作品名
番犬Subはおすわりがキライ
著者
にこ山P蔵 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832292345
4.1

(22)

(8)

萌々

(10)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
92
評価数
22
平均
4.1 / 5
神率
36.4%

レビュー投稿数3

擬似パートナーからの…♡

作家買いです☆
Subの崇史はフェロモン過剰体質でDomを惹き付けるタイプ。生きづらい生活を送っていた。
Domから迫られることが多く拒否する崇史だが崇史のフェロモンのせいにされる事が多くバイトもクビになりむしゃくしゃしていたところDomのネルと出会う。

ネルはモデルをしていてネルからボディーガードになってくれと頼まれます。
Domと極力関わりたくない崇史は断りますがネルの上手い言葉に根負けし引き受け、更にネルから擬似パートナーにならないか、と提案されます。
プレイをしてみて触れずに満足出来たら擬似パートナーになる約束をし、崇史は初めてのプレイを受け満足させられ擬似パートナー兼ボディーガードとしてネルと生活することに___。


崇史はDomに対しずっと嫌悪感を抱いてましたがネルと出会いプレイしていくことで嫌悪感もなくなってく過程が丁寧に描かれており、又崇史の表情がだんだん柔らかくなってくところがとても良いなと思いました。
ネルも父親がDomで母親(Sub)を苦しめた事から自分もSubに対しそうしてしまうのではないか、Subを愛してはいけないという気持ちがあり今まで近寄ってくるSubには本気にならないようにしていましたが崇史と出会い崇史を守りたいという気持ちになってお互い自分の経験があるからこそ大切にしたいという気持ちが描かれててとても良かったです!
Dom/Sub関係なくても惹かれていた2人だろうなと思いました^^

素敵な作品をありがとうございました( ˶ˊᵕˋ)♡

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チャラいDomと強いSubが素直になると…

Dom/Subもの。

主人公はSubの崇史(たかふみ)。
フェロモンが多く出てしまい薬も効かない「フェロモン過剰体質」と診断されている。その体質のせいでDomから勝手に言い寄られたりで、なかなか定職に就けない。
その日もそれでバイトをクビになった崇史だが、Domの美形モデル・ネルが道端でトラブルに逢っている所を助けた事から、ネルのボディガードになる事を依頼され…

Dom嫌いのSubと、Subと何股もして関係しちゃうようなアホDomの出会い。
という冒頭だけど。
まあ結論から言えば、ネルは決してゆるゆるアホDomではなく。
擬似パートナーから本当の恋へ、という順当な展開になっていく、と。
だからストーリーとしては非常にわかりやすく読みやすい。
絵柄もすっきりときれい。
はじめはツンツンしていた崇史はプレイの効果を知ってどんどん可愛くなっていくし、フリーダムに見えたネルは心にトラウマを抱えた繊細で誠実な男だったし。
バース性に傷ついた2人の男性が、お互い惹かれあってやがて本当のパートナーとなっていく、結局はそういう優しくていい話。
コマンドやエロにドギツさは無いので、Dom/Subが初めてという層にも読みやすいと思います。おすすめ。
総合「萌」で。

1

支え合う関係性

DomのネルとSubの崇史、どちらにもそれぞれの性を持つが故の苦悩があり、切なかったです。
崇史のほうは冒頭から描かれていましたが、ネルのほうは何かを抱えていそうではあっても、物腰の柔らかさや優しさに覆い隠されていました。

インパクトの強い出会い方をした二人。電子書籍の試し読み部分だけで、それぞれに問題や苦悩を抱えている二人がこれからどのような関係になっていくのだろう、と興味を引かれました。
続きを読むと、崇史は腕っぷしが強いだけではないし、ネルも相手をとっかえひっかえする軽い男ではなかった。
崇史の腕っぷしの強さも、ネルの来る者拒まずなスタンスも、それぞれの過去から繋がっている今の姿。壁にぶつかりながら、自分が守りたいもの、自分が貫きたいことのために、懸命だった証。
でも、それで今が幸せかというと、また別問題で。そういう二人が出会えたことで、確かな幸せへと歩み始めるきっかけになったことがとても嬉しいです。
崇史にとっても、ネルにとっても、重要な出会いだった。

崇史もネルも、人として魅力的です。
でも、二人とも、接しているうちに少しずつ少しずつ魅力が伝わっていく感じ。
ネルは最初から惹かれる人が多い人気者ですが、彼本来の魅力というか、来る者拒まずなスタンスになってしまった要因のひとつでもある彼の優しさは、深く接しないとわからない。ネルのああいう優しさは必ずしも良いことではないかもしれませんが、その優しさを持っているネルが愛おしいです。
崇史の魅力は、腕っぷしの強さだけでなく、自分を主張できる強さ。両方の強さを持っている崇史だからこそ、ネルはネルのままで幸せになれるのだと思います。
彼らの姿から、DomとSubは支え合う存在、関係性なのだと感じられて嬉しかったです。ドムサブの好きなところ!

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