乙女ゲームの悪役だったおれ、攻略対象たちに可愛がられてます。

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異世界転生したら養子に出されていたので好きに生きたいと思います

isekai tensei shitara youshi ni dasareteita node suki ni ikitai to omoimasu

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表題作異世界転生したら養子に出されていたので好きに生きたいと思います

あらすじ

五歳の時に前世の記憶が戻り、自分は乙女ゲームでヒロインの友人候補である異母妹に危害を加える悪役であると理解したフィン。しかし、ゲームの知識も戻ったことで、異母妹に恨みを向けることなく、養子となった伯母夫妻のもとで健やかに育つ。そして第二王子ヴィルヘルムや彼の双子の騎士ゴットフリートやラインハルトと親しくなるフィン。様々なハプニングは起こるものの、彼らと共に仲良く成長していくうち、三人から友情以上の特別な想いを向けられて……

作品情報

作品名
異世界転生したら養子に出されていたので好きに生きたいと思います
著者
佐和夕 
イラスト
松本テマリ 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズb
発売日
電子発売日
ISBN
9784434319075
2.2

(4)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
1
得点
7
評価数
4
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

上下巻で同時に発売して欲しかった!

アルファポリスで最後まで読んでいるので、余計にそう感じてしまいました。サイトと書籍の文章の違いは比べていませんが、印象としてはかなり読みやすくなっていると感じました。

こちらの巻では登場人物はまだまた子どもなので、お互いに淡い恋心を抱いているというフワッとした感じなんです。

登場人物は異世界転生したフィンと第二王子のヴィルヘルムや彼の双子の遊び相手のゴットフリートやラインハルトです。フィンの中身は大人なので記憶が蘇ってからは義両親の愛情を感じて彼等と良好な関係を構築したり、思慮深さでもって危機を乗り越えたりするシーンがとても面白いんです。

フィンの祖母が有名な魔法使いでその破天荒さでもってフィンが危機に陥ってしまうんです。その時に出会った魔獣のココが可愛くて、その後フィンの使い魔となって活躍してくれます。

個人的にお気に入りだったのはフィンの家庭教師のユーリでした。この人も後々とても活躍してくれるんです。

こちらの巻はフィンが隣国に留学する前までのお話になっています。フィンが義父に留学する条件に出されたのが婚約者候補を決める事でした。既に留学許可を隣国の学校から貰っているフィンは、幼馴染みで友人である双子に相談して婚約者候補になって貰うんです。

この辺りに凄く引っかかる方もいるかもしれません。かくいう私も第二王子贔屓だったので早まってしまったのではと思ってしまいました。

因みにこの世界では女性が少ないので同性婚や一婦多夫制が当たり前のようで、フィンは子を産める器官を持つ男性なので、心配した義父が婚約者候補を虫除けの為にと条件に出しています。

フィンの義両親が彼を心から愛している事、また祖母や祖父やフィンの2人の従者も彼を大事にしています。義両親から産まれた弟妹たちもフィンが大好きで取り合いをするほどでした。

こちらの本当の面白さは隣国に留学してからなんです。
なので上下巻同時発売にして欲しかったです。

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