電子限定特典付き
初作家さん
セックスワーカー×遺伝子工学研究員
で難しいお話なのかな~と思いつつも素敵なイラストと読み応えのある
上下巻にひかれて購入
体外受精・育成が主となった世界が根底にあり
リモートで受精した赤ちゃんに対しての愛情が正しく注がれていないのではないか
と感じるカナメが旧式(セックス)を学ぶお話
設定が難しいながらも、
カナメが性行為がうまくできずプロジェクトに貢献できていないことに
悩んでいる生真面目さや、パートナーとして派遣されたイオリとの歯車が徐々に徐々に嚙み合ってくる感じがストーリー構成がうまく
引き込まれていきます!
これ2周3周読んで理解するやつだ(嬉)
私の理解力もありますが
何度も読んで理解するお話が好きなので、じんわりほっとするお話が好きな方はおすすめ
あとは他の方も書かれていますがえっちが長い...!!!!
旧式のセックスに抵抗を感じ始めた後はまずは~と自慰から始めるのですが
いじらしくてかわいいし、読んでほしい!
下巻も読みます!!!!!!
まとめて販売してくれるのも忘れなくていいポイントですね..
気づいたら続編逃しているときあるので...
性交渉による繁殖が根絶しリモート繁殖のみになった世の中が舞台という斬新な設定に驚きつつ、コロナ禍で様々なことが制限された日々を生きた今なら、こんな時代が訪れてもおかしくないのでは…?と思ってしまうようなとても興味深いお話でした。
自身は最先端医療に携わってはいるけれども、旧式で繁殖をしていた人々の思いを大切にしているカナメ。
命の重さや愛することの尊さは、いくら技術が進歩しても変わらないものだと信じているのでしょうね。
彼らの生きる時代では「古くさい」と言われてしまうのかもしれませんが、真っ直ぐで純粋なカナメを映しているようですごく響きました。
そんなカナメが旧式での繁殖に戻すためのプロジェクトで被験体となり、最適のパートナーとしてやってきたイオリとの「旧式」での触れ合いの中で愛というものを知っていくという展開に。
最初は軽薄そうでちょっぴり強引なところがあったイオリですが、中身はとても温かい人なのがすぐにわかってきます。
ただただセックスの指南をしたり素材を採取するための行為をカナメに求めるのではなくて、カナメの身体のことや気持ちを優先してくれるような優しさにめちゃくちゃキュンとしました。
イオリの生い立ちを知った上でカナメが自分の気持ちに気付き、文字通り「愛のあるセックス」をしたふたりですが。
そのまま上手くいくわけがないだろうことはなんとなくわかるので、今からハラハラしています…。
ふたりがどんなところに辿り着くのか、下巻でしっかりと確かめたいと思います。
設定が面白い
映画みたいでした
セックスが旧式と呼ばれる世界
合理性が優先される世の中は、目的は果たされるけれど成果が伴わない
その発想が、すごいなぁと思いました
要らなくなったと思ったものが、改めて見直さられることはありそうなのですが子作りでもそれが起こる社会は歪なようでギリギリの世界を保っているのだと思います
その世界を芽玖いろは先生の絵がとても綺麗に表現されていて美しかったです
キャラクターの儚さや色気がとても妖艶でした
上巻はまだ世界の闇が見えなくて、けれど切なさはあってすごく良かったです
芽玖いろは先生初の上下巻。
新型ウイルスが流行した結果、すべてがリモート化され性的な接触もなくなり繁殖さえリモートになった世界。
多くのことがコントロールされて命や愛が気軽であるが故に軽く見られているようになっています。
もしかしたらそんな未来になってもおかしくないかも…と思えるのはコロナ禍ならではなのかもしれません。
そんな中、新式の繁殖方法=人工授精の弊害で寿命が短くなり赤ん坊が多く亡くなって、遺伝子工学研究院のカナメは旧式の繁殖方法=セックスを学ぶことに。
遺伝子的データをもとに家にやってきたパートナーはセックスワーカーのイオリ。しかも男でチャラ男。そんなふたりの物語です。
【上巻についてのお話です】
男と男でどうセックスをするのかと躊躇するカナメにイオリは無理やり身体を触り射精させます。そしていろいろな初めてを経験するカナメ。もうかわいいんですよ!!見た目は大人の男だけど無垢な子どものように初心でかわいい反応が見られます。
そしてイオリがまたエロいし色っぽいしかっこいいんですよ!
ふたりともガッツリと男らしくとても官能的なセックスシーンになっています。
でも簡単に物語は進みません。やっぱり上下巻はいいですよね!物語と登場人物の気持ちや行動に厚みが出ます。
カナメが自慰をしたり、それを見つけたイオリが手伝ったり、考えすぎて勃起しなくなってカナメが暴走したり、それによってイオリが傷ついたり…。
ふたりはイオリの同僚のリセのお陰で愛を感じ合いながらセックスをします。研究のことを忘れて。じっくりと長いページで、なんと1話以上かけてとても素敵なセックスが描かれています。
そして、カナメは「愛している」と伝えます。でも「身体を繋げると特別な情が湧く」「愛情は些細なことで人を狂わす」リセの言葉がイオリの気持ちと行動を自重させます。
上巻の前半ではカナメの仕事と世界観を丁寧に説明していますが、途中からイオリについても明かされます。実はイオリはずっと「運命の人」を待っていたクローンだと。
人間とは愛とはなにか、どう生きていくのか、人との対話や命の重要性など倫理的・道徳的な重いテーマも描かれていますが、特に押しつけがましくはありません。さらりと読めます。
下巻ではイオリとカナメの物語の終わりと、スピンオフ、リセの物語もあります。
どちらもハピエンです。
遺伝子工学SF!!
全てが人工授精で生まれる世界
人類のために旧式SEXを習得することに……
シリアスなんだけどコミカルさもあって、えろもしっかりエロくて面白く読めました!!
カナメの真面目で使命感たっぷり頑張り屋さんなところがとても可愛い!!
初めての快感や優しさに戸惑ってるのが可愛い!!
恥ずかしくてイオリを頼れず、自慰しちゃうのとか最高に可愛いです!!!
成績ばかり、と責めれてしまうけど、子どものため人類のために懸命に奮闘している姿は応援したくなるし、イオリみたいな人と関わるのは初めてなんだから、そんなに責めないで~と、すっかりカナメ推しに。
リセやイオリの背景を考えると切なく考えさせられるわけですが……
「愛を食べて生きている」というタイトルが秀脱で、それがどういうことか分かって、自分の気持ちともイオリとも向き合えたのがとても良かった!!
研究のためではなくイオリを求める姿が綺麗でかわいくてえっちくて愛情の力がすごい!
イオリもカナメには特別な感情があるように思えるのに…まだまだ謎がありそうな予感で下巻~
最初、カナメが液体窒素生まれというところに、窒息しん?液体窒素で保冷しながら受精させたん?どゆこと???って頭の中が混乱したんですが、難しいことはまぁいっかと思わせる世界観がありました。
人口増加計画のためのSEXなのに、男×男だったのは、習得するためには、まずは相性だったのかなとか(イオリは受精できる?いや、攻めだし!と混乱したりもw)
そして、Rentaはしゃかしゃかなんですけど、たまーーーに先端が残ってるのがとてもとても良かったです!!!