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陸軍士官の甘い躾 義兄弟Dom/Subユニバース

rikugun shikan no amai shitsuke gikyoudai Dom Sub yunibāsu

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表題作陸軍士官の甘い躾 義兄弟Dom/Subユニバース

エルドルフ・ヴォドリー(エル)
陸軍士官学校幹部候補生,23歳,主者(Dom)
アム
人獣,陸軍士官学校生徒,18歳,従者(Sub)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

陸軍士官の兄×支配を嫌う犬の獣人の義兄弟dom/subユニバース

犬の人獣であるアムは幼少期に母を攫われ、隠れ暮らしてきたが、アムを捜していたという兄エルドルフに“保護”され、特別士官学校に中途入学させられる。強い支配欲を持つ「主者」である軍の幹部候補生に対して「従者」の人獣は候補生の護衛兼助手として強い絆を結ぶことになる。学内で帝王と畏怖されるエルドルフはアムに執着し、相棒に指名する。反発していたアムも、次第にエルドルフに命じられる喜びを知るが、アムの出生の秘密とエルドルフの隠し事が明らかになり…?

作品情報

作品名
陸軍士官の甘い躾 義兄弟Dom/Subユニバース
著者
佐竹笙 
イラスト
さとう蜂子 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784041138526
4.1

(59)

(26)

萌々

(21)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
15
得点
238
評価数
59
平均
4.1 / 5
神率
44.1%

レビュー投稿数15

Dom/Subはこんなギャップが醍醐味

アムが反抗的!ちょっと天邪鬼な行動が面白くて、でもプレイで褒めて褒めてクタクタメロメロになっちゃうのが可愛いかった!エルが甘やかしタイプのDomなのも最高。ドムサブはこういうギャップが醍醐味ってのを体現したようなカプでした。
兄弟ものとかお兄ちゃん呼びは特別性癖ではなかったのですが、ラストのこれは滾りました!しかも義兄弟で安心(笑)
そしてエルが、自分の幼少期と違い自由に振舞うアムを眩しい、憎らしいと吐露するところに彼のカタルシスがありました。
書き下ろしのエルが長年の想いをこめていたアムぬいが見つかっちゃう話、エルが大真面目な会話も面白かった。

0

No Title

あむちゃんかわいい
2人の関係性がよかった
欲を言えば学園ものが好きなのでもっと学生生活も見たかった
いつか番外編で読めたらいいな

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なるほどこれがDom/Subの萌え

Dom/Sub小説初読み。といってもDom/Sub目当てでなく、佐竹さんの作品にハマった流れで読んだので、数多くある設定の内の一つとして楽しく読んだ。Dom/Subの初心者向けじゃなさそうだが、設定を詳しく知らなくても特に問題なかった。

Dom/Subで人獣で、士官学校が主な舞台。主者と従者でペアを組む設定で、メイン二人は義兄弟かもしれないという。盛りだくさんな内容で、小さな伏線もたくさん。さらには登場キャラも多いのに、分かりやすく読みやすかった。

主人公のアムは犬の人獣で「従者」。獣人でなく人獣だけど、獣の本能が過度に強いわけでもないっぽい。ケモ耳シッポの素直な反応が可愛くてとても好き。
「従者」であることには、その性質を嫌がり、激しく反発している。

心で嫌がっても、その性質を持つ身体が「従者」の動きをしてしまうなら、Dom/Sub性と心の不一致って話なのでは。ストーリー的には心の方を寄せていく形になるので、上手く描かないとモヤモヤが残る設定なんじゃないかと思った。

まあ解決策は大雑把に言うと、愛の力で乗り越えたとか相手が好きな人だからとか、そんな感じだったのかな。主者こそが従者のために在るとして、認識を逆転させて命(令)に従う抵抗感をなくしているような。

エルドルフは複雑な生い立ちや切なくなる感情の吐露もあり、魅力がなくはない。が、個人的にはトージの方が気になってしまった。実は腹黒だったりしないかなとか、怪しい動きに大きな期待をしてしまったり。

山場の戦闘シーンはさすがの迫力で、緊迫感とド派手なあれこれが楽しかった。
子供のころからの命(令)で相手を縛り続けていたと分かったところでは、なるほどこれがDom/Subの萌え!となった。

佐竹さんの他の作品に比べると、心理描写でぐわっと盛り上げるくだりが物足りなくて残念だった。あれが本当に大好きなので。
作品自体はいつも通り面白く、楽しみながら一気に読めた。佐竹さんの次作も期待!

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シリーズ化希望したい!

アワードのノミネート作品。
義兄弟×DomSub(主従)×バディ要素あり

主従だけどバディ要素があり、BL×冒険活劇のようなお話でワクワクしました。
ただのDomSub作品じゃない!

特殊なDomSubの独自設定ではありますが、世界観もしっかりしていて読みやすかったです。
また、色々と設定が盛り込んでありますが、全体的にまとまりがあり、とても楽しく読了しました。

攻めはよくあるエリートクールキャラかと思いきや、優しさや気品、S気や執着があり、ちょいちょい嫉妬してて可愛い面も…。
受けもヤンチャなツン受けで、自分の芯がしっかりしてブレない。
その分なかなかデレないですがw終盤はしっかり甘々イチャラブが見れます。

今回のCPの続きも読みたいし、他のCPも気になる!
まだまだこの世界観を味わいたいと思える作品でした。ぜひシリーズ化してほしいです!

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人獣モフモフ、義兄弟DomSub

最近個人的に佐竹笙先生の作品にハマっていて、アワードに選出されているのを見て読んでみました。

先生の作品は有翼人手、竜ものを読んできたけれど、ドムサブもあったんですね!

義兄弟ものだけど、シリアスな感じ・背徳感はなし。

モフモフ、意地っ張り犬のアム(sub)が可愛い〜
犬飼いなので、”仰臥”と言われてごろんとなる姿が自分のわんことかぶってしまい頬が緩みました(〃∇〃)
嬉しくて尻尾ぶんぶん振っちゃうのとか、可愛いの一言に尽きます…「俺は誰の命令も聞かない!」と意地を張ってるからこそ、命令を聞いて攻め様に褒められ、喜ぶ姿に萌えが広がる〜〜

コマンドが全て硬い軍隊用語っぽくなってるのも、設定と合っていてとっても良かった〜

”着到’(=イけ)”とかね…( ̄∀ ̄)

ただ、自分はドムサブの”主従関係”やスパンキングプレイには全く萌えないんだな…と実感。

エルドルフは「お前が俺を支配してるんだよ。俺はお前の、永遠の下僕」とは言っているものの、ピンとこず。。

ただ、攻め様の正体とか、その他脇キャラ、絡み合った系がほどけていくストーリーの流れ…そういったものが素晴らしかった!

イタチくんとかイルカくんも、イラストで見てみたかったな。

ドムサブ、主従関係ものお好きな方にはとてもハマるだろうし、読み応えのある一冊です✨
先生のSub攻めDom受けものなんかも、見てみたいなあ〜と思いました。

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