電子限定描き下ろし漫画付き
身体から始まる運命――
著作では「ギャングの飼い方」が一番好きで、他著作もすごく良いんですが、なかなかあの作品を超えてこなかったんです。でも本作は違った!
「26歳、超人気バンドメンバーαx34歳、薬剤師β」。そう、変異オメガバです。
しかも本作は "運命の番のアレコレを ほぼ完全に薬で制御できる世界"!
この設定は初めて見ましたね。さらには "番が一人じゃない可能性がある世界" です。
攻めはおへその上まで届くんじゃね?ってぐらいの巨○です。ボクサーパンツぐらいだったら干せそうなんよ。
攻めが早くも1話で「順番が逆になったけど…」って映画デートしようかとか考えてるんですよ…その後のあの笑顔!
あんなにいかついビジュなのに!めっちゃ可愛くないですか?
この瞬間に陥落です(※注:私が)
「趣味は?」で二度目に陥落です(※注:私g
受けがタバコ吸ってるシーンで すでに恋してる男の目なんですよね…攻めが(拝む
でも途中で「結局攻めは体のことしか考えてないんじゃないの?」って受けが不安になるような描写もあって。
すると攻めは「運命じゃなければ (受けと)普通に恋愛ができたのに」と泣くんです。
せつない…男性が簡単に泣くBLがあまり好きじゃない私にも、このシーンは刺さりました。
本編最後でのあの受けの笑顔…恋してるって良いなぁ(しみじみ
描き下ろし最後のガムシロで、受けと一緒に私も笑顔になりました。
<こんな方にオススメ>
適度な筋肉のある、ガッチリ体型の受けをお探しの方
<注意点>
・二人の仲を阻もうとするすっげぇ嫌なバンドメンバーがいます
・攻め狙いのモブ男性Ωがウザいと思う人はいるかも
絵柄がだいぶ変わってきてるのだけが残念で、その点においてだけはやっぱり「ギャング~」の頃が良いなぁ~。
でも手の血管まで描いてくださる貴重な作家さんです。
5月15日に2巻が発売予定ですが、本巻だけでもキレイにまとまってるので、私としては本巻だけ読むのもオススメです(もちろんお気に召したら2巻もぜひ)。
では、今から番外編の1.5を読んできまっす。
(※5月15日に2巻が出るので楽しみ!)
この本を買うのにあたって、攻めの顔の良さが一因でした。絵も綺麗で、繊細な線が私は好きです。
イケメンで俺様っぽいのに、「運命」を信じる純粋な部分を持っている攻め。
バース性が故の恋愛に振り回されて「運命」を嫌う受け。しかもβからの突然変異Ω。
中盤おせっせシーンは切なさがとてもいいです。発情期に振り回される受けのとろとろな顔もまた良し。
書き下ろしエピソードも「お前らお互いのこと大好きかよ。はよ結婚しろ」と言いたくなります。
志郎×凛人
初対面の瞬間、運命で猛烈な愛を感じる志郎が、
理性なく凛人を抱き潰されてしまう展開に目が充血しちゃう!
突然のΩ変異も慣れず、運命を否定しつつも、
本能に抗えない凛人が可哀想で胸がギュッと痛むけど、可愛く見える!
そんな凛人の波乱万丈な体の変化につれて、
心も動乱し、ジレンマに包まれる姿にグッと痺れながら、
2人のガッツガツエッチに萌え堕ちる!
ドキドキが止まらないオメガバースだね!
薬で定められた本能と運命を変えるという疑問を投げかけてくるのが面白い。
薬剤師のβの凛人が、知的で落ち着いてるけど、
突然Ωに変異してしまいうのが本当に熱い!
イケメン人気バンドマンの志郎(α)が、
運命の相手の凛人に拒否されても諦めず、
徐々に発展していく2人の絶妙なエチな関係性から、
凛人がいろんな葛藤を抱えていくのがさらに加熱させる!
結局、バース性が脆弱で、
そこから生まれる愛が甘いだけでなく、
苦い部分も感じられるというバランスがとっても良かった!
突然の変異が、2人にとって幸せへの扉を開いたと言えるでしょう。
ハートをガッチリ掴んで、読むのをやめられなかったです!
試し読み部分が結構衝撃で、そのまま購入。
オメガバース作品です。
主人公は薬局の薬局長さん・桐矢、ベータ。
抑制剤の処方等、第二性絡みで人々の悩みを聞いたり、第二性の薬学講座で勉強したり。しかしやはりβなのでどこか他人事。
そんな時アルファのタレントさんへの抑制剤処方の依頼があって、有名人なので深夜に訪問したい、と。
ところが…‼︎
…と始まります。
顔を合わせた瞬間、お互いに衝撃が走り、その衝動には全く抗えず怒涛のように性行為に雪崩れ込んでしまった2人。
αの志郎は桐矢が「運命」だとすぐに悟るんだけど、βの桐矢は受け入れない。
しかし、桐矢は後天的にΩに突然変異していた…というのが本作の独自設定。
桐矢はとにかく自分の変化も志郎の事も受け入れず、しかし不安定な性欲でカラダの関係だけはあり、みたいな。
一方、志郎は人気スターなのにとても誠実なんですよね。
確かにはじめは運命だから、が先に来てるけど、桐矢その人を想うようになって不安定な桐矢を気遣う。
だから読者としての私は、一向に志郎を受け入れない桐矢にイラッ。
もちろん最終的には桐矢も決して諦めではなく新しい自分、新しい関係性を受け入れて行くんだけど。
なんかラストがね…ここで終わり?みたいな感じがありました。ここから甘くなって行くのに〜って。
あと、個人的にハの字眉毛が苦手なのです。
桐矢さんとストーリーは萌、迫力あるエロシーンと志郎は萌x2、総合「萌」で。
秋久テオ先生の漫画はどの漫画も本当に続編を書いて欲しいものが多いのですが、今回この作品も続きが気になる事間違いなしの作品です。
秋久先生のオメガバースものはこんな展開がくるのかぁと思いながら1回読み、2回目すぐにまた噛み締めて読破
秋久先生漫画のメガネ受け作品の中で1番せつなく、でもごめんなさい、あたしは秋久先生作品では黒髪メガネ受けキャラでは2番目に好きな受けキャラでした!※あたしの中では秋久先生の漫画の黒髪メガネ受け1番好きキャラは騎士様~の主人公なので…