この恋、甘すぎる

小説

  • 異世界に来たのでお兄ちゃんは働き過ぎな宰相様を癒したいと思います

異世界に来たのでお兄ちゃんは働き過ぎな宰相様を癒したいと思います

isekai ni kita node oniichan ha hataraki sugi na saishousama wo iyashitai to omoimasu

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表題作異世界に来たのでお兄ちゃんは働き過ぎな宰相様を癒したいと思います

ディーンハルト・シュタイナー 「氷の宰相様」と呼ばれる多忙な宰相
桜川律 親の海外赴任で弟妹を育てた家事が得意な会社員24

同時収録作品優しい魔物の物語

レオナルド・マクブライアン 騎士団副団長
シエラ・ジュゼラルタ 美人な王宮医師長

あらすじ

忙しい両親に代わり幼いころから弟妹の面倒を見てきた料理上手なお兄ちゃん、リツ。ふと目を覚ますと、作り過ぎたマフィンとともに異世界に転移していた。「氷の宰相様」の異名を持つ見目麗しいディーンハルトが、突然空から降ってきたリツを助けたらしい……。非現実的な話に呆然とするリツだったが、とある理由からディーンハルト専属の食事係を務めることに。リツの優しさでたっぷり満たされたディーンハルトは、お礼にと優しく迫ってきて――!?

作品情報

作品名
異世界に来たのでお兄ちゃんは働き過ぎな宰相様を癒したいと思います
著者
猫屋町 
イラスト
兼守美行 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784434322945
3

(11)

(0)

萌々

(5)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
4
得点
30
評価数
11
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

トリップ先は魔法世界でした

今回は伯爵家嫡男の宰相と界渡りした日本人のお話です。

界渡りした受様が攻様の隣に居場所を見出すまでの本編と
初代王の逸話裏事情を絡めた脇カプの短編を収録。

受様の両親は医師で受様の妹弟を出産すると
祖母に子供達を託して海外医療支援に行ってしまいます。

受様は祖母と共に双子の子育てに奔走し
祖母亡くした高校生の時から家事全般をこなすのですが
3年前に双子が高校進学で家を出ると
残された家で寂しく暮らす事になります。

双子が久しぶりに帰省する前日
彼らの好物のマフィンを焼いた受様は
作り過ぎたマフィンを会社に持っていこうと
紙袋に入れて立ち上がった瞬間、

目の前が真っ白になり・・・
気づくと心配そうな瞳を向ける超美形な男性に
抱きかかえられていたのです!!
この男性が今回の攻様になります。

攻様によると受様は突然空から降ってきたらしく
攻様は受様を抱き上げて医務室に連れていきますが
部屋の主は不在のようでした。

一緒に落ちてきた紙袋を渡された受様は
もしよかったらとマフィンを攻様に差し出すと
攻様は様々な角度から観察し始めます。

不安になった受様は無理に食べなくてもいいと
口に出しかけますが、

セロファンを外してぱくりと食いついた攻様に
「こんなにうまい菓子を食べたのは初めてだ」と
絶賛されてしまうのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

大げさだと思う受様でしたが
後に魔法で作り出されるこの世界の料理は味が無いか、
塩辛いか、甘いという激しく偏った味付けだと知ります。

受様は攻様の食事係として王宮内に居場所を得ますが、
生活の何もかもに魔法が必須なこの世界には
料理に使う包丁も鍋も竃もなかったのです。

受様は培ってきた家事能力を活かす事が出来るのか!?

WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を
改稿、加筆しての書籍化で
界渡りした受様が多忙な宰相である攻様と関わる
異世界トリップファンタジーになります♪

料理上手な受様が攻様の料理係になる流れは
タイトル・あらすじのままですが

この世界の人々は魔法を駆使して生活していて
お風呂に入るのも魔法、火を使うのも魔法、
料理も決まった材料+魔法のため

材料や配合が違うし、道具はないしという状況を
経験と工夫で乗り越えいく流れは予想外で

創世の逸話と攻様の出生の秘密、
受様が界渡りすることになった理由が絡み
思っていた展開ではなくなっていきましたが
とても楽しく読ませて頂きました。

攻様の周りの人達もけっこう癖のある人や
意外な背景を持つ人がいたのも面白かったです。

番外編は副団長絡みでしたが
本編では見えなかった裏設定ありきのお話だったので
個人的には本編にもう少し匂わせがあっても良かったかな
と思いました。

2

かわいいです

兼守先生の素敵な表紙イラストに惹かれて購入しました。
(イラストは、表紙と登場人物紹介のみで場面イラストはありません)
webのほうは読んだことがないのでこちらが初読みになります。

主人公のリツがイラスト通り可愛くて、読みやすくて、癒されました!
この大きさの本を買うのは久々だったのですが、文字は大きめ?で、すらすら読めました。
私はキャラ萌え重視派(?)なので、ディーンさんが銀髪イケメンで、リツを溺愛してるのがとっても萌えました。

ただ、他のCPの Hシーンはちょっといらないかな?笑という感じでした。
(最後に番外編として書かれている程度なので、そんなに長くはないですし、登場人物皆いい人なので、そんなに気にならないのですが、主役2人の方が見たいんです!笑)

これからも楽しみな作家さんになりました♡

1

一目ぼれ?

兼守先生挿絵だったので購入。攻め受けとも嫌いではないけど、めちゃくちゃ入れ込むところは無かったしお話もうんうんとさらっと読み終えてしまったので、中立にしました。本編250P+サブキャラ主体の番外編36Pほど。

年の離れた弟妹も大きくなって一人暮らしとなった律。久しぶりに妹が帰ってくると聞き、マフィンを焼いていたところ、立ちくらみかと感じた後、気が付いたら見たこともない場所で、イケメンに抱きかかえられていて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
シエラ(医師、受けの相談役)、レオナルド(シエラの恋人)、リアン(受けの側仕え)、ジーク(騎士団長)、リオ(建国期の伝説の妖精)ぐらいかな。

++攻め受けについて

受けは押しは強くなく、にぶちんで恋愛経験全くなしな美人さん。お料理が出来るので、とんでも料理な世界で、真っ当な味付けの料理を作ることにより、宰相殿下の胃袋がっちりという感じでしょうか。とにかく鈍い。さんざんな事をされていながらも、その相手が自分の事を憎からず思っているということには全く思いが及ばない。鈍いにもほどがあるw

攻めは一国の宰相のくせに手が超早くないか?と思う方。一目ぼれなんですかねえ?さっさと「可愛い」と言ってますしねえ。有能な方なんでしょうが、クソ忙しいらしく目の下にクマを作るのは良くないと思います。まあこれからはせっせと甘やかしてもらってくださいな。

攻めは、さっさと受けを囲い込もうとしているに違いないと思いますので、お話は非常にわかりやすく捻りなく、山も少し盛り上がりが少ないかもと感じた一冊でした。溺愛は大好きなんですけどねえ。

2

No Title

攻が最初から好感度MAXな理由もよくわからないし、受はそこまで悩まず、案外あっさり元の世界へ帰るのを諦めた感じで違和感がある

0

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