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おしどり縁結び商会へようこそ 下

oshidori enmusubi syoukai he youkoso

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表題作おしどり縁結び商会へようこそ 下

島田
ビルオーナー兼質屋
白鳥 宇楽
ダンサー

同時収録作品おしどり縁結び商会へようこそ 下

押切 豪
白鳥 宇楽
ダンサー

その他の収録作品

  • 描き下ろし:おしどりの休日
  • あとがき

あらすじ

ゲイ専門の恋活相談所を営む豪と宇楽の出会いは十年以上前。有り金をスられ、雪に埋もれるよう立ち尽くしていた豪に、宇楽が声をかけたのがきっかけだった。親しくなるにつれ、次第に心を寄せ合う二人だが…?

作品情報

作品名
おしどり縁結び商会へようこそ 下
著者
阿部あかね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
集英社
レーベル
集英社ガールズコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784088552132
4.5

(98)

(68)

萌々

(22)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
16
得点
446
評価数
98
平均
4.5 / 5
神率
69.4%

レビュー投稿数16

大人の泥臭い純愛ってズルい!

作者買いです。
良かったには良かったけれど、やっぱり不倫絶対ダメ!な方は多いと思います。
当て馬な立ち位置の島田さんが主役食ってますよねぇ...。インパクトありすぎ、服派手過ぎ!イケオジ過ぎ!
最後は褒めてしまいました。
あかね先生もそこは賛否両論ありつつ、過去も受け止める豪くんを描きたかったんだなとは思いました。
ただ、大好きな作者様だからこそ敢えて辛口で言わせて下さい!
ボーイズラブですので、ラブです。
島田と宇楽は「情」で繋がっているふたりな気がするんです。
さらにBLで禁忌とされる「死」で終わらせるのはやっぱり違うと思うんです。
ここは宇楽が自分と向き合い豪君に誠意を見せるのが大人の「漢」だと思うんです。

そこが単純に私が求めていた結末ではなかったので。

私は、やっぱりピンヒール履いて歩く宇楽はカッコいいとは思うけど
ヒールは靴擦れするよ!気を使いながら歩くの大変だよ。
豪君とお揃いのスニーカー履いて歩いている時の宇楽の顔が好き!大好き!
だから、豪君の悲しそうな、でも宇楽から一瞬でも目が離せない顔を見てるのが
胸が痛かった。
宇楽には、豪君にはそんな顔をさせて欲しくはなかったのです。
私は豪君の宇楽を見る表情も視線も好きなので。
豪君の攻め力の懐の広さで評価上げました。

0

苦くて熱くて苦い

 下巻は全編縁結び商会の2人、豪と宇楽の物語でした。島田というほぼ裏社会の人間も交えての一筋縄ではいかない爛れた三角関係。阿部先生はやはりこういう関係性の描写が上手いなぁ。宇楽がただ島田に搾取されるばかりだったのかと思いきや、実はそうではないというところにぐっときました。傍から見ていて一見愛なんてなさそうに見えるところに存在する愛、というのに弱いかも。島田には深く付き合った人にしか分からない魅力があるんでしょうね。懐が深い、器の大きい人間はやはり素敵です。メインの豪×宇楽にはすごく萌えるとまではいきませんでしたが、劇的にではなく時間をかけてじわじわと離れがたい関係性に変化していく過程は好きでした。

0

愛しかない

藤井とシオンで泣いた…と思ったら、それの上を行く号泣さだった豪と宇楽の2人の馴れ初めから現在。
ポールダンサーだった宇楽の家族との辛い過去、実はお坊ちゃまだった豪。豪の宇楽への愛と執着がたまらぬ。そして島田さん!愛する妻子がいても離れられない宇楽はまた特別な存在であり、それは宇楽にとっても同じで。あんな形での別れは悲しすぎた〜!!宇楽が豪と出会っていて良かったよ。

愛する人や家族への想い、世界には優しさが溢れている。お爺ちゃんカップル2人のエピソードも、とても沁みた。
愛しい人に出会えたなら、素直に真っ直ぐその手を離さないで進むべし。皆幸せに〜!!

0

上巻と全然違う、激し過ぎる過去編

上巻はホッコリ人情話って感じだったけど、豪さんと宇楽さんの過去編はとっても濃ゆい時間だった。宇楽さんの愛人の島田さんが悪い男なんだけどカッコいいんだわ。
上巻からは考えられない展開だから苦手に思う人もいるかもしれないけど、私は好きだよ、痺れた。

宇楽さんを挟んで島田さんと豪さんの三角関係。
自分らがするとこ見てけよって目の前でやっちゃったり3人でするのが当たり前な感じになったり、挙句豪さん島田さんの質屋で働き出すし。
3人でする時、島田さん豪くんにもキスしちゃったりしてさ、2人の事気に入ってたんだろうな。
あんなマッシュヘアのカジュアルボーイな豪さんがゴリゴリ派手派手ファッションにどうやったらなるん?って思ってたら島田オマージュだったとは。泣けたわ、これからは2人分俺があの人の分もそばに居るって…。
三人三様のお互いへの複雑な感情があるのがたまらなく良かったです。

そこから時は現代に戻って豪さんの実家事情のお話になってからすんなりと丸く治ってあれ?これで終わりなの???って続きがありそうな終わり方でした。もっといろんな話が見たかったなー。ダンサー辞めて紹介所始めたキッカケとか、豪さんのお母さんに会いに行く話とか。

シーモアで購入
白抜きっていうかその部分描いてなさそうな感じ

0

まさかすぎました

いやまさか泣くとは。
ほっこりものの話なのかと思っていたので琴線にバチバチひっかかって涙なしでは読めなかったです。

上巻試し読みで、おもしろそうから導入したので完全に油断していました。
いかつい見た目の豪とハイヒール履いてる宇楽がゲイの恋人紹介所みたいなことを商売にしてるので、てっきり縁結びされるひとたちだけの話だと思ってました。

さすが阿部先生‥メインの二人の掘り下げがすごかったです。
金持ちネジはずれ坊っちゃんと天涯孤独なポールダンサーだったとは‥!!
そして二人の当て馬となる既婚の島田(金貸し)。いやもう最高でした。
悪い顔してやることやってるのに愛!!島田ーー!ってなりました。

上手くいく二人もいれば、紹介はじまりじゃないふいの出会いの二人もいて、ときめきが続く関係性保持の二人、老いらくの恋もあり、ととにかく出てくる人たちが魅力的です。

関西弁じゃない阿部先生の漫画でしたけど宇楽ちゃんのツッコミはやはりそーなのでは‥と感じます。
下巻の若き豪のぶっとび具合が面白くてなぜその髪型なのか、がわかったとたん泣きました。
優しいやつです‥

感想書いてても泣けてきます。
深呼吸してあったかいもの飲んで、また読みたいと思います。

3

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