イラスト付き
作者買い
えとがみ(寅神×人間)に続く今作。
えとがみ(亥神×辰神)辰神は童貞太子に愛される。
前作読んでなくても2人のイチャラブにはそこまで関係ないですが、物語前半の下記4点がより楽しく読めるかも。
①なぜ牢屋に居るのか。
②あらすじにある白艶(寅神)の左目をなぜ取り戻しにいくのか
③颯との関係性(もふもふがなぜ嬉しいか)
④弁当屋の列に並ぶ謎のN大生とは!?
(攻)亥神は猪突猛進で幼少の頃から美しい(受)辰神が大好き!辰神は、そんな亥神を無自覚で好き♡
攻め様が天界からどどーーんと落ちてくる時に風呂敷だけ持った全裸!!!
もちろんあちらもどどーーーんとご立派(爆笑)
ドSのようなツンツンにもめげずに毎日通うドM攻め!最高です(⁎˃ᴗ˂⁎)
ドMと言ってもすごく体格も良く、性格も潔く、めっちゃカッコいいドM(えっw)
バブバブし放題な胸板が読めて最高でした♡
その後の新婚生活も読みたいです!!!!
超ツンデレ、美人受け、ちょっとコメディ、ばぶりたい厚い胸板(雄っぱい)、一途な童貞君を読みたい方にオススメです!!
番外編追加の電子特別版を購入。
落ち着きある色調の表紙絵が綺麗。
十二支の干支神は、
子・丑・「寅」・卯・「辰」・巳・午・未・申・酉・戌・「亥」 で、
前作は 寅: 寅神・百艶
今作は辰と亥:亥の干支神の太子・牙王丸 / 辰神の皇子・翠綺
今作の干支二神は、百艶の片目を取り戻すために冥界へ下る。
冥王が二人に出した条件はとてもエッチ(著者が随分楽しんで編み出した構成だと思った)
・・十二支全部全部獣人扱いでシリーズ続編を期待して良いのかな。
なんてアンバランスな翠綺。
すごく高い位にいるボンボンらしく絵に描いたような高慢で意地悪な発言と態度、でもその裏にある後悔と葛藤。
ド派手好色美丈夫の冥王様の粋な?はからいでせっかく少し自分の気持ちに気づけたのに全然素直になれない。
もうこちらがいい加減にしろ!!と言いたくなるほどに。
その実、うずまく心情は可愛らしさもあって、激しい妬心はとても人間的。
本の後半になってもぜーんぜんまとまらなくて、めちゃくちゃじれったくて、どんどん読み進めてしまった。
どこまでもまっすぐな牙王丸、もう文句なしの良き夫、良きパパになること間違いなし。
(うらやましい)
読み始めてすぐに気付いたこと。
な…なんと。これはスピンオフ作品だったのかー!
やべー…オリジナルの方読んでない。
しかも前作の方で、主人公・翠綺が何かやらかしちゃったようで、いきなりこっちのスピンオフから読み始めて話が分かるか不安でしたが、随所に前作のことについて触れてくれていたので、全く話についていけないということは無くて安心しました。
もちろん細かい部分については分かるはずもなく、ザックリとした情報のみでの理解なので、オリジナルを読んでからこちらを読んだ方が良いと思います。
(私はテキトーなんで、続行してこちらから読みました 笑)
神々たちの饗宴…ならぬ、神々たちの恋模様って作品でした。
神は神聖で崇高な存在で、邪心や邪念とは皆無……ではないんですねぇ。神々たちのコミュニティでも、燃えるような恋もするし嫉妬もする……恋の前では神たちも無力で、逆に振り回されているのが面白いです♪( ´▽`)
このスピンオフの主人公は辰神の皇子・翠綺。元恋人の百艶が目を失い、冥王と良からぬ契約をするに至った原因を作った張本人です。自分がしたことの後始末を果たすため、翠綺が奮闘していきます。
翠綺が百艶にしたことを考えると、かなりハチャメチャな印象を受けました。でも今作では優しく健気な印象で、特に前半はそれが顕著。百艶のため、冥王に直談判するなど責任感の強さが目立ちます。
さてさて。この翠綺なんですが、辰神一の美貌を誇る皇子とのこと。彼に想いを寄せる男も当然いそう……というか、います(笑)
亥神の太子・牙王丸です。
亥なのにワンコのようなキャラクター。いつも翠綺の側にいて、惚れた惚れたと言いまくる翠綺に一途なチェリーボーイです(笑)
翠綺が百艶の目を取り戻し、冥界との契約を破棄するミッションの裏で、2人のBLが同時に進行していくのがすごく面白い。冥王の戯れで、牙王丸と翠綺が身体を繋げることになったことをキッカケに、2人の関係が徐々に恋愛方面にシフト。ここからBL感が増していきます。
身体を繋げたというのに甘さは全くなく。むしろ翠綺のツンデレが大炸裂していきまして、まー…可愛くないです。
翠綺ぃぃ〜……あんたね!…な感情が、私の喉の辺りまで込み上げてきましたよ。
牙王丸は翠綺に冷たくされても相変わらずワンコ。ションボリするけど、翠綺のことが変わらず大好きな彼にキュンとさせられまくりでした(*´︶`*)
この2人の温度差よ。
うまくいく日は永遠に来ないんじゃないかと思えるほどですが、さてさてどうなるんでしょうか。超メガトン級のツンデレ神が、牙王丸の想いに応える瞬間はどんな景色が広がっているのか気になりますね。
高貴なる神々たちとはいえ、恋に不器用になっちゃうのが恋愛の難しさ。恋の前では無力になっちゃう姿は焦ったいけど微笑ましいものがありました。
日本画の金屏風のような美しい表紙に魅せられて購入しましたが、干支モチーフの世界観がすごく好みで購入して良かったです。
オリジナルも読んでみたいなと思います。
ファンタジー苦手な私でも[えとがみ]はとっても読みやすく自分の中にするんと入ってきます。
なんでだろう?日常系で尚且つ日本由来のお話だからかな?
スピンオフにあたる今作。
主役は翠綺、そう前作での波乱の展開の源の辰神様です。
自分のせいで百艶が片目を失い、死後は冥界で仕事に従事する事になってしまった事に後悔の念でいっぱい。一時の感情に任せて行動するもんじゃなかったとクヨクヨ。
なのにさー、プライドの高いお姫様体質だから素直じゃないし、何回も心と裏腹な意地っ張りな発言しちゃうのよね。最後の最後までどうなるんだろうかと思わされました。
幼少期からずっと翠綺一筋だった亥神の牙王丸、無骨で実直、裏表のない猪突猛進なタイプで百艶とは正反対。いくら翠綺に好きだと言っても聞き流されてたんだよね。
それが、いざとなると想いは伝わるもんなんだね、牙王丸!よかったね、諦めずにアタックし続けた甲斐があったよ。
百艶の年の離れた5歳の弟、颯くんと翠綺が人間界にやってくるのですが、その時のやり取りが優しくてとてもほっこりしました。
聡明でキュートな颯くんにはツンデレお姫様ではなく、年上の素直なお兄さんとしての翠綺でした。
子寅姿の颯くんで暖をとりながら眠るシーン、とても良かった。しかも、yoco先生の挿絵が痒いところに手が届く非常にいいシーンばかりがチョイスされていました。
神様の姿の百艶、颯くん、瞬のスリーショットとても良かったし、冥王様の姿どんなのか気になってたから見られてよかったです。
えとがみはシリーズ化するのかな?また彼らのお話が読みたいです。