電子限定描き下ろし漫画付き
初めましての作家様です。
激重執着愛&帯の好き、大好き、でも大嫌い?
どゆこと?と興味を持ちまして、手に取りました。
最初受け攻め反対だと思ってたんです
年下の子が受けちゃんか〜ってでも違うよね。そのくらいこの攻めちゃん可愛くて健気です。出海のこと裏切られたとか復讐してやるとか思ってたんだけど、いざ会ってみると、そんなんどっか飛んじゃった感じ?
高校から大学交友関係まで調べ上げて、めっちゃストーカーなんだけど、ほんとは会いたくて自分の存在を思い出して欲しくて、
という葛藤がよく分かるんですよね
まだ思春期の入り口で偶然出会った優しいお兄さん、学校でイジメに会ってても、お兄さんだけは唯一無二の味方で、気が合って、一緒にいると楽しくて
イジメに合ってても心の拠り所があると子供って安心するんですよね
それが恋に変わるのに時間はかからなかったんじゃないかな?
一方出海の方は、すでに自分がゲイだと自覚があって、5つも離れてるまだ幼い少年に
邪な心を抱く自分に嫌悪を感じて離れてしまう
それはよくありがちな、すれ違い
お互い好きあってるとわかってれば回り道せずにすんたかもしれないけど
学生で5つも年が離れてるとそれはむつかしいよね
大人になって意図的にでも2人が出会えてほんとに良かったです
最後の方では、出海がお兄ちゃんっぽくなってて、包容力も身に着けて素敵な大人になってて
性格も穏やかで優しいので、そんな尊い愛に包まれてる紫苑くんはほんとに可愛くて
もう少しだけ2人を見ていたくなりました!
初めてストーカー系のを読んだんですけど
ストーカーって怖いものなんだって
思いました。
無理やりとか暴力とかは全くないけど
依存とかをストーリーとかキャラで
伝えてくる感じがとてもいい!!
個人的にあるシーンが衝撃的で
一番印象に残ってる作品の1つになった!
最後まで飽きずに読めるから
ぜひ読んでほしい!
高校時代に初恋の相手だった、当時中学生の紫苑と再会した、ゲイで社会人の出海。
お互い同じ気持ちだった事が分かり、二人はお付き合いをする事に。
年下とは思えないぐらい、完璧で何でもそつなくこなすイケメンの紫苑に愛を囁かれる甘い日々を送っていた出海だけど、時々紫苑の様子がおかしくて……?というあらすじ。
前半、付き合ってからは甘くて甘くて見ているだけで幸せになれる可愛い二人が描かれています。先生が描かれるミニキャラが可愛くて癒されます。
後半、紫苑の不審な動きの理由が判明してからは出海に復讐したい気持ちと傷つけたくないと叫ぶ心がぶつかり合っていて読んでいて切なかったです。
最初の方は頼りなかった出海ですが、最後紫苑を受けとめる所は年上のお兄さんらしさもあって成長したな、と感じました。
紫苑の癖に注目してもう一度読んでみたくなる作品です。
甘々な中にチラリと見える不穏な描写で何があったんだろうと引き込まれました。
その理由も、攻めの紫苑くんの過去の思い出を拗らせてしまったからですが、、、。
これぐらい独占欲強い攻めだと逆に安心できますね♡執着、独占欲、というワードが好きな人は刺さると思います。
紙、白線ぐしゃぐしゃ
年下執着激重攻めという大好きな所\(^^)/
受けの幸くんはほわほわしてる可愛らしいけれども、普通に捕らわれすぎてる社会人で高校生の時に出会った紫苑と再会してから恋人になるんだけど、ちょいちょい紫苑の表情と癖にドキドキ(((((((・・;)
再会だと思っていたのも紫苑の行動力があったわけで愛が大きかった分憎しみも出てきちゃった紫苑だけど、やっぱり愛と前回は逃げてしまった幸くんが頑張って向き合った結果また恋人として仲良しに戻れて良かった!
紫苑がちゃんとわがままだろうが気持ちをしっかり幸くんに言えるようになったのも良かった!
幸くん可愛いけど男前な所も素敵なギャップです(●´ω`●)
前作が良かったので今作も期待していましたが、本当に良かったです…!!
復讐のためにストーカーをし執着することが全てになってしまった年下男子とゲイであることを隠すことに一生懸命になるあまり恋を遠ざけてしまったリーマンのBL
とにかく場面展開や感情表現が秀逸で、気持ちが揺さぶられました。
再会し付き合うことになり、幸せそうにしている2人は比谷先生の絵柄も相まってホワホワふわふわでひたすら可愛く癒しの空間でした。だからこそ見え隠れする紫苑の違和感がまたそそる。
そして紫苑の嘘がばれ、怒りをぶつけているシーンでは、これまでの可愛さから一変、紫苑の表情と背景の色味にゾクっとさせられました。
そこからの紫苑の本音や今までの行動が明かされるシーン。大好きだけど大嫌い。救ってくれたけど捨てられた。喜びをくれたけどそれ以上の絶望と悲しみをつきつけられた。そんな愛と憎しみの表裏一体がここまでひしひしと伝わってくる作品に初めて出会いました。むしろここを読んだら大概の人は幸佑が嫌いになってしまいそう。それくらいインパクトのあるシーンでした。寂しいがいつの間にか怒りと混同してしまい、それが執着へと変わり生きている理由にまでなってしまったの、すごく切ない。
最終的にはハッピーエンドだったのも個人的に大満足です。一度紫苑を捨てた幸佑が紫苑を今の紫苑を受け止めるというのは都合がいい気もしますが、当時まだ幸佑自身も高校生で、学校がメインの狭い世界が全てだったのかもしれないと思うと、紫苑を捨てたことが必ずしも悪いとは言えないし、結局紫苑は憎くても幸佑のことが本当に好きだと思うので、この結末で良かったです。
ものすごく感情が揺さぶられる1冊でした。おすすめ。