この想いに嘘なんてつけない―― 「5人の王」10周年! シリーズ累計60万部の大人気長編ファンタジーBL、最新巻!

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表題作5人の王 8

アージェント、青の王
セージ、緑の王

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下:シェブロン周辺地図

あらすじ

この想いに嘘なんてつけない――

失った神の力を取り戻すため青の王に抱かれるセージ。
最後になると分かっていても、想いを寄せる人との時間に幸せを感じていた。
再び力を得たセージは『過去』へ。しかしヒソクを救うことができず、その無力さから戻った『現在』で
神の力を暴走させてしまう。セージが知ったヒソクの秘密と本当の願いとは――。

作品情報

作品名
5人の王 8
著者
絵歩 
原作
恵庭 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
5人の王
発売日
電子発売日
ISBN
9784866577289
4.2

(11)

(7)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
46
評価数
11
平均
4.2 / 5
神率
63.6%

レビュー投稿数3

待っていた8巻目!

8巻発売楽しみにしていました!
帯の「この想いに嘘なんてつけないー」切なすぎます。

小説で先に全て知っていても、ドキドキしながら読んじゃいます!


今回はソーサラーの最期、そしてヒソクの本当の願いが明かされます。
そして最後はグリニッジが…と、ストーリーが動くところ満載です!
気になるところで終わったので続刊がとても楽しみです。

1

濃かった!

原作の小説でこの巻の部分を読んでからこちら読みました。
見事に小説の世界が表現されていて、感嘆です。
文字だけではわからなかった風景など小説の世界を目で見ることができるのがコミカライズのいいところですね。
(もちろんこちらの作品は原作を読んでいなくても大丈夫ですし楽しめます!)

8巻の内容はとても濃かった!
ヒソクの本当の願いの真相、ソーサラーの死、シアンが王宮を離れ、グリニッジが逃亡…
セージと青の王は思いあっているものの、エールの願いのために結ばれるつもりはない。
次巻が今から楽しみです。

1

切なくて重厚な展開に心を揺さぶる

アージェント× セージ


ラストに向かって切なさと重厚さが加速していく8巻。

神の力を取り戻すための葛藤に逼塞られて、
過去と現在を超えた大きな戦いに立ち向かうセージ。

そんな彼の内に秘めた強さその中で、
アージェントへの恋心、
その愁いを帯びた幸せな瞬間も持たす
辛味の気持ちが痛いほど伝わってくる。

直接的な愛情表現しないアージェント、
クーデレの振る舞いの一つ一つ、
目の表情とかが全部を語っているみたいの感じがハマるしかない。

2人がお互いを思いやりあっているからこその
疎外感、近くて遠い関係から生まれた
虚無なすれ違いに心をえぐる。
2人の結末についてずっと考えてたりして・・・。

過去へ旅立つセージ、
その決断の重みと、
妹のヒソクを救うための切実だけど無力な苦悩に追い詰められている姿、
ヒソクの孤独感と不安、
兄と妹の関係も本当に痛々しくて見えて、ただただ切なくなる。

他のキャラ、バーピュアやグリニッジの重ね合わせ、
ソーサラーが最後に見せる強さも、
展開が劇的すぎて目が離せない。

ただのファンタジーに留まらない

異国情緒に満ちた壮大な王族の物語が、
素晴らしい絵で再現されたコミカライズによって、
目と心も奪われるほど没入できる。
運命に翻弄される
登場人物たちの揺れる心理が見事に描かれていて、

ドラマの重厚さと、
恋愛の切なさが絶妙に絡み合って、
特にセージの恋心が鮮烈でグッと胸に迫る!
今回も文句なし、最高でした!



・コミコミスタジオ特典8P描き下ろし小冊子
描き下ろし漫画4P『1年のあいだの微妙な関係』:
ソーサラーの月命日でのアージェントの行動のお話。

1

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