冷たく青い瞳に抱かれ、しるしを刻まれる。王の所有物である証を――…。

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表題作5人の王 2

青の王・アジュール
セージ

あらすじ

赤の王への恋心を、青の王・アジュールに弄ばれ引き裂かれたセージは、彼への憎しみから声を失ってしまう。その代わり手に入れたのは、心の声を他人に伝える力と、声で人を操るという能力だった。力を制御できずアジュールに監禁されてしまうセージ。そんな中、アジュールから妹が緑の王であることを告げられ――…!?

作品情報

作品名
5人の王 2
作画
絵歩 
原作
恵庭 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
5人の王
発売日
ISBN
9784861349140
4

(58)

(31)

萌々

(12)

(6)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
5
得点
227
評価数
58
平均
4 / 5
神率
53.4%

レビュー投稿数5

そうきたかっ!!

小説は、読んでいないのですが、評判は聞いていたのでコミカライズされて嬉しいです。

一巻がかなりいいところで終わってしまい、気になるー!!とレビューにも書いていましたが、こんな切ない展開!人気小説なだけはありますね。ストーリーがこんなに緻密で練られているものは久しぶりに読んだので、理解するのに何回もページを戻ったりしましたがほんと面白いです。加えて、絵が綺麗で、キャラクターの個性がそれぞれあって、見やすいので絵もストーリーもハマりますね。

赤の王とのことは、切ない別れとして受け止められるけど、これ、青の王とも王様同士は恋愛禁止となってるけど、どうなっちゃうんでしょう?!冷たそうだけど、カリスマ性半端ない青の王とのエッチシーンもしばらくお預けかと思うとかなり寂しいです。毎回、読んだあとは続きが気になり、小説で先に読んでしまおうかと悩むのも、あるあるになってきました。

3

1頁目から最後まで心を掴まれる

今回も、一筋縄でいかないキャラクターとお話がとても面白かったです!

序盤数ページで既に持っていかれました。
ウダウダ言ってるセージを抱っこする青の方、かわいい〜〜!!
うるさそうに耳栓するクールなとこもいい〜〜
基本はいつも無表情、意地悪だったりするのに、その実優しいのだと分かる(ハッキリとした描写はそこまでなくとも)微妙な匙加減が病みつきになります。

また、まだ子供で目まぐるしく表情を変え大きな目を瞬かせるセージは、時には大人をたぶらかし、直接脳に言い聞かせる。そして大切なものを作らないと諦め、妹の為に奔走する。
アージェントにあからさまな夜の誘いをかけるシーンは1巻よりも明確な描写でした。それに喜ぶ自分もいれば、人に気軽に勧められなくなったと感じる自分も居る…

真剣にじっくり読まなければ理解出来ない世界観、3巻を読んでやっと分かるエピソードも散りばめられ、また王との朝にあの印が現れて…と予想外な展開や盛り上がり、読み応えと眼福がすごいです。
本当に面白いです。

1

怒涛の展開

小説版のほうは全巻購入済み。なのだけれどいまだ未読。積み本てあまりない方だと自負しているのだけれど。おそらく、絵歩さんの描かれる『5人の王』がツボに入りすぎているからなのだろうと思うのだ。

というわけで、小説未読のままコミカライズ版の2巻を。


2巻の表紙は青の王・アジュール。
ええ、彼がとてもツボなんです。冷徹で横暴、そしてイケメン。なのでこの表紙にはテンションが上がりっぱなしでした。

コミカライズ版の2巻が小説版の1巻の後半にあたるのかな。

ほのかに恋心を抱いていた赤の王と引き裂かれたことで潜在的に秘めていた力を手にしてしまったセージ。
自分の力を持て余しているさなか、妹が緑の王であることを知らされ混乱しているうちに、その妹を亡くしてしまい…。

妹のために自分を犠牲にしたつもりが、結果妹を死に追いやってしまったのではないかと精神的に追い詰められるセージが健気です。
セージとヒソクとの過去の話にはウルっとしました。
孤独で劣悪な環境の中、お互いが唯一の存在で。お互いがお互いを想う二人の兄妹愛に泣けた。
大切な人は作りたくない、と心を閉ざし、青の王に抱かれるシーンは、きっと2巻のキモの部分なんじゃないかなと思うのですが。

ただ、セージのビジュアルがめちゃめちゃ「子ども」なんです。
個人的にショタがちょい苦手なこともあって、気持ちの伴わない、見た目が「子ども」のセージと、青の王とのセックスシーンにはちょっと萎えてしまった…。
まあ、それは絵歩さんの圧倒的な画力ゆえかなと思うのですが。

まだまだ「ラブ」という点には程遠く、エピローグな感じ。

けれど、「王の禁忌(王同士で抱き合うと死ぬ、という呪い)」や、ルリやシアンという魅力的な脇キャラの存在もあり、今後どう話が展開していくのが楽しみです。

セージとヒソク。彼らの持つ「力」はまだまだ謎だらけなのもストーリーとしては非常に魅力的でした。


あとがきで絵歩さんが

コミカライズの話を受けたときに「セージが王様に即位するぐらいまでを目途に」とお聞きしていて…。

という裏話を書いてらっしゃるのですが、まだ続きを書いていただけるそうで一安心。
いやいや、ぜひとも最後までコミカライズしてくだされ~~!と切望してますです、はい。

7

2巻にしてそう来るか…

小説未読。
1巻も結構詰め込んで色々な出来事があった印象だったんですが、2巻もまた感情の揺さぶられが凄くて引き込まれました。

前巻の終盤で不思議な力を手に入れたセージでしたが、また新たな変化が訪れます…。

不思議な力を得たセージと周囲のやり取りや、やっとの事で再会出来た妹ヒソクとのアレコレはとても私の語彙力では表現できないので是非実際に読んで確かめていただきたいです。
BLコミックを超えた奥深い物語ですね、コレは。

ヒソクの為に生きてきたセージが、実は自分のしたことで逆にヒソクを苦しめてしまったと苦悩するところが切なかったです。
またヒソクに会えると信じて自分の運命を受け入れた(ように見える)セージにまた災難が降りかかるのかな…。

王と王は結ばれてはならない呪いのある設定で、今後セージと青の王の関係性がどうなっていくのか…3巻も楽しみです。

0

???

ただただ絵がすごく好きで2巻まで買いましたが、小説未読の方は置いてけぼりにされる可能性が高いと思います>_<

小説は無料だった1巻しか読んでないので、その後の展開に全くついていけず、途中で読むのを諦めてしまいました……泣

小説を漫画にするのはとても難しいことだと思いますが、セリフが説明的で感情移入する暇がなかったです(;▽;)

私の理解力のせいかもしれませんので興味のある方は読んでみてください。

5

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