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表題作皇帝のダイヤモンド

海座隼人(カイザー)闇の仕事人
朝霧聖仁 旧家の名門家の若き当主

あらすじ

館ごと焼き殺されかけた「深窓の財閥総帥」聖仁は、謎の男に助けられ唇を奪われる。その傲慢で甘いキスをしかけた男は『皇帝』と呼ばれ、法で裁けぬ恨みを晴らす闇の仕置人だった。敵をも圧倒する覇気。聖仁は魅了され、つい近寄った途端に搦め捕られた。精悍な体躯に組み敷かれ、真珠の肌に歯を立てられ舌で嬲られる。貫かれても、自分を映した瞳に情欲が滲んだのを知って、歓喜が体中を満たした。だが彼に新たな依頼が舞い込む。命の危険も伴うと知った聖仁は思わず...!!

作品情報

作品名
皇帝のダイヤモンド
著者
橘かおる 
イラスト
藤井咲耶 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829623831
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

萌える受け

 朝霧聖仁は、某グループの総裁でグループの規律を維持する為に、働いている。
 今回もグループ会社のある男の悪事をばらし、グループ内の会議にかけようとしたが、館ごと焼き殺されかけてしまう。
 殺されかけた聖仁は、聖仁が持つ書類を目当てに侵入していた男・カイザーに助けられる。助けられる際に、唇を奪われた聖仁は、その理由を問いただすために、カイザーの居場所を調べ出す。
 見つけたカイザーは、本名を海座隼人と言い、元私設傭兵部隊に所属しており、引退した今は、法で裁けぬ恨みを晴らす闇の仕置き人の仕事を請け負っていた。
 敵をも圧倒する覇気を持つカイザーに、聖仁は魅了され、近寄った瞬間に絡めとられた。
 再会したその日のうちに組み敷かれ、抱かれてしまう。
 どうして自分を抱くのか、どうしてキスをしたのか、それすらも聞く事はできないけれど、それでも構わないくらいにあっという間に、聖仁はカイザーに溺れていく。
 一方のカイザーは、自身の仕事の危険さと聖仁の純真さになんとか聖仁と距離を置こうとするけれど、聖仁のことを切り捨てられず、ずるずる関係が続いていた。
 そんな時、新たな裏の仕事が舞い込んで……

 という話でした。
 以前、別のこの人の書く話を読んだ時にあんまりな出来だったのでちょっと敬遠してたんですが、この話はかなり萌えました。
 というのも、受けの性格が一番大きかったと思いますけど……。
 恵まれた地位にいながら、それに驕る事無く、素直でかわいい。
 おまけに、身体の関係にも積極的……。
 そういう受けはいいですよね。かわいいし、自分の立場もわきまえてるし、積極的。

 すっごいトキめきます。
 やっぱり、受けの性格がいいと萌えが倍増しますよね。
 攻めはドエスでも、ヘタレでも何でも結構萌えるんだけど、受けがバカじゃないって個人的には大事だと思うんですよね。
 というわけで、萌える受けをお探しの方には是非オススメします。

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