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まさしくタイトル通りのアニマルアイドルなのです。
狸ににゃんこにワンコにインコまで、お好きな萌えをご堪能くださいと
言っているような大盤振る舞いの萌え萌えストーリーなのです。
自分の生まれ育った山を守るために一族の願いを一心に受け止めて雰囲気する狸の颯太。
自分たちの棲みかがゴルフ場開発によって無くなるかもと言う時に、
一族の若者の中で上手に人間に変化できる颯太が皆の期待を背負って、
絶滅危惧種がいれば開発は出来ないのではと考え幻のツチノコの写真を撮って
開発中止を役所に願い出ようとしたが、いくら成獣とは言え人間の姿に化けると
15.6才にしか見えない颯太は子供の悪戯だと思われどうにも出来ないようになる。
更に追い打ちをかけるように変態オヤジに追い回され何とか逃げるが人形から
狸姿に戻り、怪我をしてうずくまっていたところを攻めになる小野寺に助けられる。
小野寺は過去の出来事で人をあまり信用できない感じがあるが、動物には優しくて
颯太は小野寺なら大丈夫だと正体をあかし、目的を話山を買い取ることが出来ないか
相談し、小野寺の芸能事務所でアイドルになって山を買う事に希望を抱く。
颯太一人では心もとないと、小野寺の助言で仲間を集めアイドルグループとして
デビューすることに決めるが、颯太の人形になる時間が短いがネックになってくる。
颯太が人形になるためには人間の精気が必要で更に自分以外のネコやイヌやインコも
颯太の妖力で変化させているので、小野寺からのキスで精気を貰っているだけでは
足りなくなっていて、インコの空にもっと有効な摂取方法があると、
それが精液だと気がつき無邪気に小野寺に欲しいと願う姿は犯罪的に萌えです。
小野寺は相手が狸だと解っていても、人形になった颯太に欲情を覚えて戸惑う。
無邪気で大元が獣な颯太は性的な事も大らか過ぎて、相手が動物だと解っていても
小野寺は既に颯太のことが特別可愛くて好きになっている。
颯太も小野寺は大好きだけど、獣だし精神的にお子様故に恋心が無自覚。
颯太は妖力補給のためのエッチだけど、小野寺は愛の行為、小野寺の思いは
狸の颯太に伝わるのか、恋を自覚した颯太の不器用な可愛さもいいです。
そんな二人のアイドルへの道と小野寺の因縁の相手とのトラブルを背景に入れながら
進むお話、そして気になるのがニャンコの怜王と芸能事務所社長の王司です。
怜王は颯太の妖力が無ければ人形に変身出来ないから単独では王司と結ばれるって
ことはないと解っているけれど、何となくツンデレな怜王と王司がカップルになる
そんな話を読んでみたいと思う作品で楽しませて頂きました。