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1冊で1CPじゃない場合、どうしても複数の作品の抱き合わせになりますが、アイキャッチなタイトルの方が表題作になりがちなのは仕方ない。
そんなわけでわたしが毎回、同時収録に惹かれるのも仕方ない。
【その唇をひらけ】【どうしても】 萌
小学校からの幼馴染みのたまきと慎司。
一途派には慎司の束縛っぷりがハマって、強気受け派にはたまきのはっきりした性格がハマると思います。
CP成立するとそれまで対等に言い合っていたのに、なぜかうじうじし出して立場が弱くなる受けが多い中、たまきはきっちり思っていることを言える子。これが良かった。
慎司は彼氏と言うよりもはや夫という感じでした。
【ドロップアウト】【アウトオブチューン】【アウトチェンジ】
【アウトワールド】 萌2
父親の上司の息子の家庭教師を頼まれた大学生の西念。
週3回教えることになった嘉一はちょっと変わった子で…。
いやー、こちら、すごく良かったです。
「人を障害物競争の障害としか思わない」西念が、年下DKにだんだんハマっていくのがたまりませんでした。
嘉一はふつうに学校に友達はいるし、DKらしい好奇心旺盛さのある子。
だけどふつうと違うのは、家庭の事情のせいか、ちょっと子供っぽかったり、考え方が鋭いところがあったり、何だか気になるところがあるんです。
人に興味がなくて、元カノに利用されていても気にしなかった西念が、相手の思いを考えるようになったり、嘉一に質問してみたくなったり、そういう徐々に内側から変わっていくところがしっかり描写されているのが本当に良くて。
2人の距離が近付いていくのが自然で、気付けばどっぷりハマってました。
この2人、もっと読みたいなあ。
嘉一が可愛くて仕方ない西念がスパダリ化していくのを、もっと見守りたかったです。
【なんにもわかっちゃいないのね】【それでもわかってほしいのさ】 萌2
ケモ耳です。
人に恋する猫と、その猫に恋する猫。
気持ちの矢印は一方通行ながら、灰色くんの応援をしたくなる作品でした。
【春よ、こい。】 萌
『ゆうぐれのまち』の元ネタとでもいいましょうか。
後発のあちらとは若干設定が違う部分もあります。
2人の関係性もちょっと違うかな。
あちらが1冊であたたかい愛を育てたのに対して、こちらはページ数の問題もあるので、恋という感じ。カンナの性格があちらよりはすっぱな印象でした。
アウトシリーズ、ほんとに良いです。
冷めてる年上攻めが、溺愛系になるパターンが好きな方はぜひ!
キスをするのに、唇を開かなければならないと気付いたのはいつだっただろう。
「その唇をひらけ」というタイトルとは、言葉を紡いで欲しいという事もきっとあるんだろうけれど、もっとダイレクトに、このキスを、この俺を受け入れろって事なんだなぁ。
ずっと好きなんだけど、素直にそれを言えないたまきと、俺を構えとワンコな慎司。
たまきが美人さんで、人当たりも良いので。心配のあまり強引になってしまう慎司。
慎司の強引さにいつもぷりぷりと怒ってはみるものの、その強引さが無いと、不安でたまらなくなってしまう たまき。
自分を受け入れろと強引なまま、学校で抱いてしまう慎司。慎司を受け入れる事で安心するたまき。
せっかくの表題作なので、この後の二人をもっと見たかった。
美術部の部長を当て馬にして欲しかった。
表題作よりも長い中編、「ドロップアウト」「アウトオブチューン」「アウトチェンジ」
低体温男子の西念が、父の上司に頼まれたとかで、高校生の嘉一の家庭教師となる。
どことなく捉えどころの無い嘉一と過ごしていく内に、何にも執着した事の無かった西念は、心の内に、初めての恋を知る事となる。
表題作の短さに対して、この話の方がずっと長いので、こちらが表題作にするつもりだったのかなぁ。
ずっと興味の無い彼女と付き合っていたのに、アッサリ男の子を好きになれるという、ちょっと唐突な気もしていて。また、嘉一の祖父や父と関わっていく事で、他人と関わり合いを持つ事を煩わしく感じていた西念の心の変化を描いてもいるんだけど、それはBLじゃ無くても良いような…。
諸々盛り込み過ぎなのかも。
人に叶わぬ恋をする、猫の擬人化「なんにもわかっちゃいないのね」「それでもわかってほしいのさ」これは可愛いんだけど、九耀の人への恋よりも、そんな九耀に恋する凍月の物語。
ショート過ぎるのが残念‼︎ 可愛いので、もうちょい読みたかった‼︎
さらに短い「春よ、こい」お題アンソロに寄稿したそう。短過ぎる、ある日の二人。
その鮮烈なタイトルも良いし、丸っと一冊表題作の二人で読んでみたかったなぁ。
青春物語が似合いそうな三池さんの絵。
今回の話もまさしく
青春の1ページという感じでした。
「あまりにも早くくっつき過ぎかなー?」とも
思いましたが、
それもありかなと思わせてしまう
三池さんの力もすごいですね。
「俺のモンになれよ」とか
殺し文句ですよね。
主人公みたいにびっくりするし、
赤くもなりますよね。
慎司(攻め)が主人公のたまき(受け)のものなら、
たまきも慎司のもの……。
そんな関係もありかな、って思いました。
くっつくのも安易だったし、
致すこともかなり性急かなぁとも
思わずに入られなかったですけどね。
なんにせよ、
ハッピーエンドでよかったね。
好き勝手に振る舞うけれど、受けに弱くて実は甘えたがりな攻めと
そんな攻めの手綱を握った意外と男前な受けの話です。
ろむこさんの絵柄が大好きで、特にトーンもベタもない髪の毛のキャラが
好みなので、余計楽しめました。
すぐにちょっかいを掛けて、犬みたいにまとわりつく攻めが可愛いです。
受けも受けでちょっとツンデレで想像のなかで
「もっと構ってよ!」と詰め寄る受けも物凄く可愛かったです。
二話しかなかったのが、残念です。
もっと二人のいちゃいちゃが見たかったです。
この話だけならば、萌×2レベルなんですが、全体でいくと萌です。
表題作よりも家庭教師の話が長いんですが、
個人的にこの話はあまり萌えられなくて中立という感想です。
受けが飄々としていてしっかりしすぎているのと
攻めの性格が煮えきらないところと、話の展開が唐突に思えたので
そのくらいの評価をしております。
猫の擬人化の話もちゃんと引っ付く前に終わってるので
続きが読みたいです。人間に恋する猫と、それをよく思わない猫の話で
なかなかなびかない、流されないところが猫っぽくて可愛いです。
いたしている時にしっぽにキスを落とす場面が萌えました。
表題の作品ではなく、その中に入っていた
・ドロップアウト
という作品がとても大好きになりました。
父親の上司の息子さんの家庭教師をしなければならなくなった
大学生の西念。
黒髪無口系。
浮気をしては又戻ってくる女の子と付き合っている。
家庭教師先の生徒は高校生
花村くん。大人の事情をよく理解している、
この2人の恋のお話です。
何が気に入ったかというと
花村くんが自分の存在をしっかりわかっていて、がんばっているところです。
誰のせいにするわけでもなく受け止めているところ。
残念過ぎたのは、書き下ろしなのかな?お母さんが戻ってきているところです
戻らず離婚でもしててくれたら良かったなと。。。
お母さんが戻って来なければ
萌え×2でした
表題の作品は幼馴染で学生
お互い好きなのにグルグルしつつくっつく。
俺のものになれ。。。ってのは
嬉しいのかな?