一途なヤクザの息子×仕事と割り切る護衛のアンモラルBL

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表題作うららかな灰色

金井塚春人、ヤクザの息子、高校生
伴幸宗、用心棒

その他の収録作品

  • 描き下ろし①:その前
  • 描き下ろし②:その後
  • カバー下:イラスト

あらすじ

『甥っ子と叔父の二人暮らし』という設定で同居している
ヤクザの息子・金井塚春人とその用心棒・伴幸宗。

春人の父親と春人自身に強く推され、
なんだかんだと面倒を見ている伴だが二人は両親には決して言えない秘密があって――

一途なヤクザの息子・はる×仕事と割り切る護衛・バン
立場も考えも違う二人のうららかな日常と
アンモラルな非日常が交差するボーイズラブ!

作品情報

作品名
うららかな灰色
著者
志摩ヨウコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
キルタイムコミュニケーション
レーベル
スリーズロゼコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799218693
3.8

(15)

(5)

萌々

(5)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
57
評価数
15
平均
3.8 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数4

思ったより面白かった

初作家さん
レーベルの7周年フェア全プレ目的で購入しました。帯でなんとなく設定だけ確認して、特に期待することもなく読みました。
一冊完結だけど登場するキャラは多いので情報が多めだが、キャラそれぞれの心情をしっかり描写される一冊でした。
エロ描写少ない、挿入シーン無し。
女性キャラ(攻めの同級生)が登場します。攻めや受けとも絡みがあるので苦手な方はご注意ください(私は受けとの会話シーンは好きです)


以下はネタバレある感想です
主人公以外に登場するキャラは多いです
受けの仕事関係の人や、攻めの両親や同級生たち。
攻めは実家の仕事関係で高校は実家から離れて、グレーな仕事をしている受けと同居生活。高校まではヤクザの息子であることがバレているので普通な学生生活は送れなかったので、
登場人物が増えてしまったが攻めの同級生たちの存在は必要だと感じるし、楽しそうな学生生活描写がすごく好きでした。
女性キャラとの会話で受けは攻めへの気持ちを諦めたくないと自覚し、年上だからこその臆病なところをうまく描かれていると思いますし、
女性キャラが攻めに告白するシーン、そこで交わした会話やそのあと攻めが受けに語る自分の感情の表現の仕方も好きです。

2

恋が芽生える過程

ヤクザの息子×用心棒。

高校生の春人は叔父の伴の元で同居中。
というのは表向きの設定で、
普通の青春を送るため極道である実家を出て
用心棒の伴の元に居候中のヤクザの息子の春人。


時折ちょっぴり物騒や背徳的なエロを孕みつつ、
伴に片想い中の春人のアオハルめいた恋模様や
二人のありふれた穏やかな日々が描かれます。

仕事人間で色事には疎そうな伴が
春人のまっすぐな想いに絆されてゆき、
一見BLしなさそうな二人がちゃんと恋に落ちてゆきます。

1話目を読んだときには伴×春人かと思っていたので、
話が進んでいくにつれて春人の攻めとしての成長ぶりにびっくりでした。
どちらかというと可愛い系な春人でしたが伴への恋を経て、
少しずつ格好良い男前になってゆきます。
大人になった春人と伴のストーリーも読んでみたいな。。。

1

歪だけど純粋

ヤクザの息子である春人を高校3年間預かることになった用心棒の伴。
そんなふたりのちょっぴり不思議な関係と恋心に揺れる気持ちを描いたお話でした。

ヤクザの世界から切り離した世界で高校時代を送ってほしいという春人の親からの依頼で、叔父と甥という体で一緒に暮らすことになったふたり。
その暮らし自体はとても「普通」だったけれど、春人ははじめから伴に恋愛感情を抱いていて気持ちも伝え済み。
伴はそれを受け入れる気もないのにキスをしたりオナニーを手伝っていたりするので、倫理観どうなってる…?みたいな戸惑いもありつつ。
それがややこしい距離感を表しているのだろうなと感じて、その後のふたりがどうなるのか期待を持って読むことができました。

意味を持たなかった春人との触れ合いに徐々に熱を求めていく伴は、自身の感情の変化を葛藤の中で知ることになり。
簡単には受け取ることも与えることもできない想いを抱える姿が切なくて。
でも後ろ向きになりそうな雰囲気をカラッとした春人の明るさが救ってくれて、結果的にはまるっと良いところに落ち着いたのかな?という印象でした。
でもここで終わりというには不完全燃焼な気がするので、決意をしたふたりのその先をもっと知りたかったです。

"うららかな日常"部分を切り取ったような、ある意味でありふれた空気を感じる表紙のふたりはとても素敵でした。
本編とはなんとなく繋がらないなーと思いながらも、もしかしたらこんな何気ない毎日をふたりは望んでいるのかもしれないですね。
ふたりの未来が何にも縛られないモノになってくれたらいいな。

1

うちは『えっち すけっち まるけっち』だったッ!

うららか なのに灰色

気になる

晴れ晴れとして明るいはずのうららか でも燻るものがあるんだね と
はじめしての作家さま これもちゃんとあらすじは確認しました えらい?

てか いまさらだけど

Σ まるけっち ってなんだったのォォオオ ←ダマレ


んんんん
ヤクザと一戦を画すために預けるのが 堅気とはいえまっとうな仕事には見えず
だって用心棒って堅気の職種になる?
SPだったり民間の身辺警護とかボディガードだったりならわからないでもないけど 用心棒 結局ヤクザとも知り合いなんじゃん とか

ダメダメダメ また悪いクセでてるッ!


あの 思春期の小僧のお守り(性を含む)の設定は面白いと思うんです なんだけど お話の流れとエロへの突入の意味がわからない
せめて伴に春人を意識しだす行でもあればよかったのに 同級生の女の話から急に欲情しだして
「すき」とは言ってても恋愛感情よりほだされた身体が熱をもって暴走してって方に見えてしまって にんともかんとも

ごちゃっとしすぎてたのかな あたしが読むには

伴と春人の関係だけでよかったんだよな 変に同級生巻き込まなくても
春人を庇って怪我をしたまではいい この怪我を彼自身言ってるように彼の父親に任せればいいだけなのになぜでしゃばってまでしたか ここがあれば十分だったんですよ
確かに同級生の女が急に出てきてモヤモヤしだして自分の気持ちに気づくなんてありきたりだけど そこを変な感じに欲情するもんだからさ


家業と伴の繋がり 生活を共にしたことで出来上がったものを語りにきた辺りはよかったんだけど
いやむしろあたしはここだけでよかった 特に父親が春人を普通の人にしたかったところがもっと欲しかった

まぁうん ショタオジっていうところで読みはしたけど 受け攻めも(仮)どまりだし 詰め込みすぎたもののおかげで読ませたかった部分がどこだったのかボケちゃったというか わかり辛くなってたというか いやッ これははじめましての作家さまだからかな? 

ってことで 読み方覚えたらまたチャレンジしてみます 出だしは面白かったんですよ ほんとに

1

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