【シーモア限定特典付き】限定特典と割引が充実!
第1話で引き込まれました。
なんとなくこういう話かな〜と読んでいたら、1話のラストで急展開!
そこからは途中休憩を挟む間もなく1,2巻一気に読みました。
ホストナンバー1、ナンバー2の恋愛なので一筋縄ではいかないのですが、二人が結ばれるまでの過程がとても丁寧です。
ホスト=チャラいというイメージがありましたが、この二人は真剣に仕事に向き合っていて、姫(客)の前では絶対に手を抜かないし真面目に取り組んでいます。そういうところも好感が持てます。
【私が少し苦手だったところ】
・作中一度だけ暁が一人の姫と肉体関係を持ちます。もちろん心は朱里さん一筋で朱里さんに対する嫉妬からした行動なのですが、個人的には少し苦手でした。
暁が姫と寝たと知った時の朱里さんの表情…と、直接的な描写がなかったのが救いです。
・朱里さんのエースがAV女優なのですが、現在も過去も色々と問題を抱えていてこの仕事をしています。自らが望まないセックスをさせられるのが、可哀想すぎて読むのがしんどかったです。
でもその過程のお話はすごく丁寧だし、最後まで読んでようやく少し報われたのかなと思えました。
上記に挙げた通り個人的に苦手な描写もあったのですが、それでも最後まで読みたくなるくらい惹きつけられる作品でした。
2巻で一区切り付きましたが、まだ続くようなので3巻も楽しみです!
2巻が出たので1巻から読み返しました。
桂小町先生の描く線の細い繊細な絵柄、内に秘めた複雑さが魅力な登場人物、が満喫できる作品だと思います。
歌舞伎町にあるホストクラブの不動のナンバー1、朱里と、新人だけどナンバー2の暁のお話。
美形という言葉だけでは表現しきれない、佇まいも表情も存在すべてが美しく、人間ばなれしている朱里、またの名をジュリエット。
ドラマチックが過ぎる設定で、見た目や言動も含めてすごく美しく麗しいですが、本性不明、というか、人外っぽい、というか、人っぽさはあまり見えません。
そのナンバー1に憧れて、稼ぎ方を教えてもらいたいのが新人ながらナンバー2の暁で、朱里とは対極の、いい意味での人間臭さにあふれています。
目下のナンバー2からぐいぐい来られても、あざやかな言動で相手をし、ときにはいなす朱里がとてもかっこよいのですが、ふとしたときに出てしまう本音の表情、そのギャップと愛らしさが、とんでもなく魅力的です。
いろいろな面で対局にある2人の物語に巻頭から巻末まで、ぐいぐい引き込まれました。
大好きな作品で、2巻が発売されたので再読。
ゆずら様はじめほかの方々のレビューと同じく、出だしから撃たれました。
朱里は、『ROUGHE』の藍ちゃんと、ちょっとイメージが重なるところがあって、ツンデレ可愛すぎ!
仄暗いストーリーの始まりで、暁の健気さ、まっすぐさで山あり谷ありでも最後はハッピーエンドになってほしいけど、そこは桂ワールドなので、どうなるかわからなくて続きが本当に気になります。
朱里と真里の関係も、一体どんな過去があったのかと。
こういう切な暗い作品を描かれる桂先生は、どんな人生を送ってこられたのか。それもすごく気になりました。
1巻が出た時にすごく話題になって、続巻を待つ声がとても大きかったので、それなら2巻が出てから読もうなどと考え、果たした次第です。
なるほどこれは、ここで終わったら「2巻早く!!」ってなりますね。
「ベルベットキス」というホストクラブが舞台で、メインの二人はNo.1の朱里(じゅり)とNo.2の暁(あかつき)。美男の並びは壮観です。
暁はNo.2とはいっても勤め始めて3か月の新人。体験入店してみたらびっくりするほど稼げたのがホストになったきっかけだと言っています。
不動の1位である朱里のことをバチバチにライバル視していたのが、朱里が実はゲイだという噂を聞いてから俄然興味が出てつきまとったりして、流れでキスをしてそのまま雪崩れ込み。これを契機にライバル視していた暁はすぐに朱里贔屓になりますが、問題はクールビューティの朱里が極端なポーカーフェイスのかげでごくごくたまに漏れ出す本音の部分です。この翌朝、先に目覚めた朱里の幸せを噛みしめる顔が、それまで見せていたのとは全然違う無垢な可愛い表情で、キャラ変もかくや、といった衝撃を味わいます。なるほど、こっちが本当の顔なのか、と思うそばからすぐに元のクールな顔に戻るし、どうやら前から暁のことが好きだったらしい恋情も知るのは読者のみ、という作りが大変素晴らしいです。
朱里の秘密、枕との噂の真相も読者だけが知りますが、裏と表、光と影の差がこんなにも激しいのかと瞠目し、朱里が気の毒で、2巻を読みたいけど読むのが怖いようなそんな気持ちにさせられました。
確かにお金はあり得ないくらいに稼げるだろうけど怖い世界ですね。心のどこかが死んでいきそう。
ホストクラブが舞台のBLは読んだことがありますが、いずれもホストに焦点を置いているせいか、お客は基本モブなことが多かったです。ですがこちらはお客にかなりライトが当たり、豪遊するきらびやかな面と、その一方でどこか壊れているダークな面の両方が描かれていて、かなり怖いです。2巻でこれらがエスカレートするようだと非常に不穏ですが、メインの2人(特に朱里)の無事を祈る思いで、続きも楽しみたいです。
朱里の佇まいや目線を見ているだけでうっとり。
ホストクラブ「ベルベット・キス」での振る舞いや纏っている空気も美しくて本当に素敵です。
朱里は暁の前でもポーカーフェイスなのだけど、実は暁のことが凄く好きなのですね。
暁の見ていない所で想いが溢れて、表情が崩れてしまうのが最高に可愛いかったです。
でも朱里は本命エースのマリィとの間にとんでもない秘密があって…びっくりしました!
朱里と暁の関係が今後どうなっていくのか気になるし、マリィのことも気になるし、続きが気になります!
