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3兄弟 長男さんのお話です♡
3冊出てからのレビューなので結論から言うと物語から見た視点で言えば、私は2冊目のこのお話が1番刺さりました。
というのは攻めのアルヴィスの執着がすごい
(・∀・)
アルファ×アルファなのでどうにか逃げたい受けのセイン。
この長兄が腹黒というか、良い意味で悪役を買って出るような素敵な王子なのです♡
喧嘩腰に言う言葉も裏を返せば...
でもそんな負けん気の強い受け様の言葉を攻めさまは正しく理解するのですよ...(正しいのかな....)
愛は深い♡♡♡
そして事件の首謀者は...
色々推理して読みましたがまさかの!!!
かなり意外で驚いてしまいました。
なんならスピンオフ書いて欲しかった方だったwww
そんな調子でハラハラドキドキしてアルファ×アルファでも楽しく読めました。
オメガバース、ファンタジー、王室、ケンカップルが読みたい方にオススメです♡
王太子同士の恋人。学園を卒業したら終わりにしよう、そしてお互いゆくゆくは妃を娶り国王に…。
そんな切ない切ないお話で。
忘れたい忘れなきゃでも…やっぱり…と長いです。いつ関係が進むのか?
ていうかお互い弟いるよね?
アルヴィスの国の建国祭に訪れたセイン。
相変わらず口が悪くて。
ここからなぜか大きな事件が起きて、ハラハラなんですよ。あれ?恋愛は?
こういう攻め、好きだなあ。
セインに調子を合わせて困らせない程度の愛情表現で飄々として。セインを立てて。
でも本当は今でもずっと愛してて。
どうか二人で将来も一緒にいられる結ばれるように話し合って欲しい。けど、セインは…。
最後にセインの自分への愛を確かめたら、なんと!な手段で!
もうこうでもしないとセインはいつまでも、でもでもだってですもんね!
美しく強く一途な男アルヴィス、良い攻め選手権ノミネートだ!
前作の主人公リシェルの兄セイン王太子のお話。とっても面白かったです!恋愛にミステリー要素も加わり読み応え抜群でした。
セインは自分もアルヴィスも王太子であり、いずれ別れなければならない事を解っていて、アルヴィスとの関係を終わらせる。5年の月日が流れそろそろ王太子妃探しをと考えた矢先に、セインが残していたアルヴィスの徴が入ったペンを頼りにアルヴィスが現れる。建国祭はの招待を断れず訪れたマスタニア王国で国の危機に巻き込まれていく…。
完璧王太子のセインが弟達溺愛でリシェルの伴侶クライブに、小舅感全開で仕掛けていくのが可愛い。
アルヴィスの徴が入ったペンを捨てられなかった事で想いを断ち切るのは無理だよなぁと感じ。アルヴィスの勢いに流され悩み、それでもアルヴィスの危機には何があっても助けようとする姿がかっこよくて心を鷲掴みにされました。
何度も想いを断ち切ろうとして出来なくて、そこの心の揺れが苦しかったです。
アルヴィスはこれと決めたら猪突猛進かな。セインを運命のつがいと気づき、彼と共に居るために手を尽くす様子は献身的で情熱的。国の危機でも冷静に対応していく姿はかっこよかった。
危機が去り2人の別れに悲しくなりましたが、常識を打ち破る策にはびっくりしました。地位を捨てても共に居る、ここまでされたらセインも受け入れますよね。
2人の結婚式は愛が溢れていて感動しました。
アルヴィスも5年後に転移する時は緊張したと思います、セインの気持ちは解らないし。でもセインがペンを持っていた事が大きな励みになったんじゃないかな。
守り合いながら共に生きていく2人が素敵でした。
リシェルの2度目の新婚旅行でお邪魔しにいくセインも可愛くて笑いました。
ここまできたら是非是非レザックのお話も読みたいです。めちゃくちゃ楽しかったです!
先生買い。ゆりの先生の通常運転かなと感じたので萌にしました。
攻めがね、慌てないんですよね。
スピンオフですが単独読みでもあんまり問題ないと思います。
キランキラン美麗長男王太子アルファを用意周到、腹黒テイストは薄めな隣国長男王子が口説き落とすお話、本編260Pほど+あとがき+1作目カプの小話。
アカデミー時代からお互いに惹かれ合い、ベッドを共にする関係になったセインとアルヴィス。アカデミー卒業とともに別れを告げ、そろそろ王太子妃を決めないとな…となってきたある日、アルヴィスから建国記念祭に来てくれと依頼され…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ダリル(攻めの側近候補?割と好き)、リュゼ(攻め受け共通の知人、聖堂騎士)、攻め受けお互いの弟、前作の攻め受け(ちょっぴり)ぐらいかな。遠慮なく物言うダリル、好き♡
リュゼがなあ……………彼の恋心が昇華しきれないです。先生…なんとかしてくださいよう…
++
攻めはゴリ押し俺様というより、時折圧力はかけつつ、流れるように自分の思う方向に行くように周囲を巻き込んでいく方。受けのことが大好きで何が何でも手に入れるべく頑張られます。ポジティブって良いよね!無敵な気がする。
受けはキランキラン美麗優秀、腹黒というか毒舌ありな長男坊。ちと頭カチンコチンなところがあるのかな、別れなきゃと思い込んで一方的に別れを告げましたが、それから5年間、なんだかんだ言って攻めのことを忘れられなかった一途な方です。良かったね、お兄ちゃん♡
攻め受けとも意外なところなく、あーゆりの先生らしいなあと思うキャラでしたので、既刊お好きな方でしたら安心してオススメできるなと思った一冊でした。
ここ最近のゆりの菜櫻先生の作品の中でもお気に入りだった「黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚」のスピンオフでした。レビューでシリーズにならないかと書いてたので、とても楽しみにしていたんです。
「黄金のオメガと蜜愛の偽装結婚」のお話の裏でこんな事が起きてたんだと、ニヤニヤしながら読んでたんですが、あとがきでお話の時系列を合わせるのにとても苦労されたと知り頭の下がる思いでした。
今回はアルヴィスとセインの恋の行方とともに、マスタニア王国で起こる事件の真相を追うという側面もあってとても楽しませていただきました。
私はゆりの先生にやられた口でして最後まで黒幕が分かりませんでした。怪しいと思っていた人物は実に気の毒な役回りでとても印象的でした。
見目麗しい2人の王子がお互いに思い合っているのに、高貴すぎる身分故に身動きが出来ないのが歯痒くも切ない展開となってました。
ただ、その切なさはセインの一方的な考えなんです。個人的にこのセインが中盤まで好きになれませんでした。勝手に別れたことにしてあって、心の中では未練タラタラなのに王太子候補だから女性といつかは婚約しなきゃと思ってて。片やアルヴィスは別れたつもりはないし、お互いに難しい立場でも2人で話し合って乗り越えて行きたいと思ってるんです。なので言葉も態度もセインへの愛を隠そうとしていません。だからツンケンしてるセインにイラッと来るんですよ。
なのでセインが帰国する時のアルヴィスの側近のダリルが言った言葉に拍手喝采でした。
2人の恋の結末は納得出来るところに落ち着いていて、結婚式のシーンでは終始ご機嫌のアルヴィスにニヤニヤしながら読んでいました。
凄く面白くて一気読みしたんですが、セインが今ひとつ好きになれなかったので萌2にさせて頂きました。