不愛想だが愛が重めな後輩×人間嫌いな先輩トリマーの一途な絆され愛

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きっかけは、君のすべて

kikkake ha kimi no subete

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表題作きっかけは、君のすべて

橘 柊月、24歳、トリマー新スタッフ
菅井 秋芭、27歳、トリマー

その他の収録作品

  • 描き下ろし:epilogue
  • カバー下:人物紹介・4コマ漫画

あらすじ

忘れられない出会いをした--…
人間嫌いだがそつない態度で誰からも好かれるトリマー・秋芭は、不愛想な新人・柊月の教育担当になる。
不思議と動物に懐かれる柊月だが、接客は絶望的で手を焼く秋芭。
ある日、歓迎会で酔いつぶれた柊月を秋芭が自宅で介抱していると、「好きです」と抱きしめられてしまう。
酔っ払いの戯言と適当にあしらう秋芭だったが、次の日も柊月は変わらず熱烈に口説いてきて――…!?

作品情報

作品名
きっかけは、君のすべて
著者
じぃ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416481
3.9

(11)

(5)

萌々

(2)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
42
評価数
11
平均
3.9 / 5
神率
45.5%

レビュー投稿数3

不愛想な年下からの愛に絆されていく

【橘が好き・・・好きだよ。どうすれば伝わる?(秋芭)】

エロス度★★★★

おやおや、タイトルに込められた意味がグッときますね。
年下攻めや究極の絆され愛がとてもツボりました。

柊月の無表情だけど動物に好かれるギャップや愛の重さ。
人間嫌いの秋芭が抱える大切なものを失う怖さ。

言葉だけでなく行動で気持ちを伝えてくる柊月に秋芭が絆されていくのがたまらなく、秋芭の日常に柊月が居るのが当たり前になったり、彼にギュッとされたりしながら誰も好きになれなかった秋芭の中に〝好き〟が溜まっていくのが刺さります。

運命に出逢えた奇跡、大きな愛と腕に包まれる安心感・幸せが素晴らしい尊さ。

1

優しさあふれる、

トリミングサロンで働く秋芭と新人スタッフ・橘の、トリマーさん同士のお話でした。

橘の教育係として一緒に働いていくなかで、やがて距離が近付いていくのかなー?と思いきや。
橘の好意は唐突に出現した感じで最初はちょっぴり戸惑ったのだけど、徐々に彼のことやお互いの過去がわかってくると、橘の言動もしっかり理解できる展開となっていました。

人間を好きになることはないと頑なに閉ざしていた秋芭の心を、時間をかけてゆっくりとほぐしていく橘の優しさが素敵で。
動物たちにもすぐに懐かれる理由がわかるほど、彼のあたたかさがじんわり伝わってきました。

心打たれるようなドラマとか大きな波とかはないのでさらっと読めてしまうお話ではあるのだけど、すごく優しくてほのぼのした気持ちになれるのが良かったです。

1

急に人慣れしすぎた?

じぃさんです

てか パカパカ携帯の予測変換が 爺とか 自慰って あらぬ文字を引きずりだしそうで怖いです(j汗) キヲヌケナイオナマエ

作家さま買いはしていますが 丸っと1冊読ませておくれよッ!ってところで止まっていたので満を持してって感じなのですが
正直 あたしには可愛らしすぎるかもな と 一抹の不安が なきにしもあらず


誰にでも愛想はいいが他人とのかかりは避けたいトリマーと 怠慢な表情筋のおかげでめっちゃ無愛想なイケメン新人トリマー

ふーむ 新人と教育係り しかも酒の席で酔って潰れてって見慣れた展開ではあるんだけど ガツガツ一線を越えなかったところに譲れない見せ場を『IPS細胞は、ありますッ』的な強い意思で言われたような? ←ホンマかいな


一途な新人や人嫌いな先輩の秘めたる部分がなかなかでてこないので 焦れったさより読み取れないなにかに少々悶々とするところがあった かな? 

うんんん  秋芭(あきは)の身の上を聞いたあたりから予想はできちゃうんです
他人と深く関わらない理由も 橘の執着にも似た一途さの理由も 展開も ほんと お約束ですよねってくらい想像通りにすすんじゃうし
ただ【ノーシークレット・マイブラザー】でもそうだったんですが 些細なことですれ違っちゃうふたりってのを丁寧に見せてくださるのでね

自分の中に溜まっていく不安から不意に呟いた言葉に傷つく相手 

ここはよくある光景なんだけど その取り返せない言葉に動揺して上手く立ち回れなくなって って
焦燥や喧騒がないからなのか ぽつぽつ出てくる言葉に後悔や欲が滲んで重みが増してはいくんですが 流れに勢いがなかった  Orz ザンネンムネン


猫が繋いだふたり ってところにメインがきちゃってるのもあって 恋だ愛だより情の部分を楽しんだほうがいいのかな? 
彼らの出会いの部分もそこが強いし これが恋で想いは一緒なんだってすり合わせた途端におっぱじまっちゃったので


浅く綺麗なところだけを救いすぎたのかな?
橘のエピが少なすぎたの勿体なくない?ってのが最後に バァァァアアンン ときちゃって 見せ場はあったんだけど 正直 盛り上がり足らずってのをそこで実感してしまったんだな これが
失う哀しみの秋芭視点で綴るより 自分の在り方で苦しんだ橘視点のほうが 彼に近づくまでの遠回りになんかチリッとやクゥゥってなるものがあったんじゃないのかな 

ってこれは欲か
いや 申し訳ないです
 
丸っと1冊だーい って勢い増しで読んだのが裏目に出ちゃったのかな? 
人を癒していく優しいお話が素直に読めない呪いにでもかかちゃってんのかしらね? あたしってば

0

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