イラスト入り
スーパー小学生の星那くん12歳。早熟なドム。
グレア過敏症で苦しむ八雲23歳。早熟なサブ。
半分くらいまでは星那が小学生で可愛くて賢くて懐いてきてしっかり者で。
そんな星那に助けられプレイをするうちに、だんだん恋愛感情や性欲を覚え罪悪感を覚える八雲。
常にどうにもならない苦しさ辛さを抱えながらな主人公を読み続けるのが苦手なのですが、時間をかけても読んで良かったです。
ひたすら寝不足でプレイ不足でしんどい八雲が、星那のコマンドやグレアに救われるところは、読んでて報われるような感覚で。星那、今の君もいいけど早く大人になって〜!でした。
それにしても景塚家の皆さんの察しの良さがすごいですね!八雲への配慮も。
何を考えてもみんなお見通しで。
星那父の世話焼きスタートで安心感が持てました。赤の他人なのにここまでしてくれるなんて。しかも大事な1人息子の相手にしてくれて。
命懸けの別れから5年後。
スーパー攻めになって現れた星那!
あの頃言えなかったこと出来なかったこと、みんな叶えたろか!な(笑)
主人公サブがひたすらしんどいのが読むのに辛いですが、ドムこと星那がとーーーーっても魅力的なので最後まで完走できました。
末永くお幸せに〜。
グレア過敏症に悩むワーカホリックsub・八雲と、早熟のdom・星那の現代しょたおにdom/subユニバースBL。
物語開始時点では星那は小学六年生なので、ふたりの年齢差は十一歳の歳の差ラブです。厄介な体質のせいでdomとプレイすることができない八雲ですが、ある日体調を崩して倒れていたところを助けてくれた星那のグレアだけは、心地よく感じられます。最後まで明かされなかったその理由が気になるところではあるものの、運命的な出会い方が素敵です。
星那を見つめて星那父に不審者と勘違いされる場面や、無邪気な星那とプレイや水泳の練習を重ねる場面は、低年齢スタート独特のかわいらしさとピュアピュア感にあふれていて頰が緩みます。
大人の八雲の視点からだとプレイの場面にはどうしても背徳感がついてきますが、家族ぐるみの和やかな関係ですし、星那が成長するまでは恋愛関係も進まないので、かわいいふたりを存分に見守ることができます。
後半では星那が頼れる大人に成長して帰ってくるのですが、そのシーンのどきどき感には歳の差もののおいしさがたっぷり詰まっています。
成長する年下攻めがお好きな方、純愛しょたおに好きな方、おすすめです!
円陣先生なのでマストバイ。楽しみにしていたのですが、萌ポイントからずれていたため、中立寄りの萌にしました。本編260Pほど+その続き50P弱+あとがき。Dom/Sub好きで10歳以上離れている年下でも大丈夫な方でしたら良いかも。
Subなのにグレア過敏症のため、ろくにプレイできず病院通いの八雲。ある日酔っ払いのDomに絡まれていたところを小学生の星那で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻め両親(攻め父!!!!個人的にはこっち推し)、攻め両親のパートナー、受けのかかりつけ医、受けの仕事仲間ぐらいかな。
++攻め受けについて
受けは、グレア過敏症というやっかいな症状があり、Domとのプレイが出来ず、不安症で腕を傷つけたりもする状態な方。それがなぜか小学生の星那のグレアには暖かさを感じて、プレイが出来ます。
攻めは小学生で、まだグレアを上手く使えない方。両親は二人とDomで、グレアを上手く使えるようになるための練習中のところ、星那のグレアを感じる受けと出会い、練習相手になってもらいます。最初は可愛い、誠実な小学生で、一生懸命受けを気遣い、役にたとうとする本当に良い子でした。
受けはプログラマーというお仕事をやや無理しつつ頑張る方ですが、Subなので強いなあという印象はなく、弱っている様子が多かった気がします。攻めは様子見ながら少しずつ受けとの関係を築いていくDomで初々しく可愛らしいです。
ただ好きになるか?と言われると個人的には圧倒的に星那の父!かっこいいいいいいいいいい!と思うので、自分の萌からは外れていたなあと感じた一冊でした。18歳になった星那はかっこいいけど、若くてピチピチなんだもん。やっぱ星那父の勝ち。
グレア過敏症のSub八雲を助けてくれた少年星那は早熟のDom。星那のグレアだけは平気だった八雲は、まだDomとして目覚めたばかりの星那の練習相手になる事に。小6なのに大人びていて優しく聡明な星那に、11歳年上の八雲は葛藤しながらもSubとして人としてどんどん惹かれていく…。「ちびっこスパダリ」という言葉がピッタリの、星那の格好良さと紳士っぷり。八雲の中で高まっていく熱情が感じられてこちらも共に高揚。成長するための星那の留学という断腸の別離期間を経て、5年後に再会した2人の待ち望んだ想いの爆発に思わず涙。もう子供相手にいけないと無理に気持ちを抑え込む必要はないのだ。それは美しく素敵な青年に育った星那の完璧ぶりよ!時折見せる年下らしさと、八雲の不安を受け止めてくれる包容力。悩んじゃう八雲がいじらしくて可愛くてこの2人大好きだ〜!景塚家族や八雲の友人恵斗たちの存在も良い。円陣闇丸先生のイラストの美しさにもうっとり。また1つ特別な愛おしい作品が増えた。
コオリ先生って凄く人気なんですね。私はコオリ先生のアカウントはフォローしてなかったんですが、SNSのフォロワーさんがRPしてて驚きました。BL繋がりじゃなかったからです。www
そして今回はオニショタでDom/Subユニバースじゃあないですか!前作の「高嶺のSubは擬態する」が凄く好みだったので凄く期待してました。
なんですが、どうも八雲の性格が好きになれなくてですね、終盤まで冷めてる自分にビックリしてしまったんです。個人的な話になってしまうんですが、薬や治療法が分かってるのに自分の身体を大事にしない人に嫌悪感を持ってしまうんです。八雲の自分を大切にしない、体調を疎かにしてヘラっとしてる態度が受け付けなかったんです。ここら辺が自分では努力してるけど、どうしようも無かったとかの設定だったらまた違ってたかもしれません。
あと、星那との関係に罪悪感を感じるのは理解出来たんですが、誰にも相談出来なかったところです。周りは手を差し伸べていたのにって思って冷めてしまったんです。
プレイをしなくて不安定になるのはSubだけなんでしょうか?こちらの作品にはDomにそういう設定は無いのでしょうか?星那は「早熟」なんですよね?何かしら問題があると思うのですが。
好きな事を詰め込み過ぎてて、この辺りの設定が凄く甘いなと感じました。
そしてせっかく魅力的に育った星那なので、彼をめぐって争う女性たちを冷たくあしらう所とか読みたかったです。八雲だけを特別扱いするところとか。www
母親のシーンがあまり無かったのに母親の元パートナーの登場シーンとかいります?