動じない公爵様は超過保護!?

小説

  • 出来損ないの次男は冷酷公爵様に溺愛される 2

出来損ないの次男は冷酷公爵様に溺愛される 2

dekisokonai no jinan ha reikoku koushakusama ni dekiai sareru

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表題作出来損ないの次男は冷酷公爵様に溺愛される 2

ライア・ダルトン、冷酷で辛辣な侯爵家の若き当主
ジル・シャルマン、算学に秀でた子爵家次男で転生者

その他の収録作品

  • 永遠を誓ったあの日から

あらすじ

子爵家次男坊であるジル・シャルマン。
実は彼は前世の記憶を持つ転生者で、実家に虐げられていた境遇を冷酷公爵と噂されるライア・ダルトンに救われて想いを交わし、現在一緒に暮らしている。
公爵家ではすることがなく、溺愛されるだけの日々を持て余したジルは 大学に半期だけ通うことに決め、新しい学生生活を楽しんでいた。
一方、ライアは新港建設で思わぬ反発を受け、一人の青年、カイン・エリオットを懇意の教授より紹介してもらうが……!?

作品情報

作品名
出来損ないの次男は冷酷公爵様に溺愛される 2
著者
栄円ろく 
イラスト
秋ら 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
2

(2)

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萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

展開が気になってどんどんページを捲っていく

1巻で無事に結ばれた二人のその後の話。
続きが読めると思わなかったのでうれしかったです。
個人的にすごく読みやすくて、ストレスなく集中して読めます。
物語自体も面白かった。
結ばれただけで終わりじゃない。ちゃんと、ふたりは互いを選んで人生を捧げ合うまでの描写が良かったです。

以下はネタバレある感想です

日々愛されていながら、なにか物足りないと感じる受け。兄との再会でその物足りなさがくっきりと形になった。
受けの意思を尊重したい一方、愛しすぎて閉じ込めてしまいたい独占欲が強い攻めの大人な対応が好印象だ。
いわゆる当て馬的な新キャラきっかけで、嫉妬心を隠しきれないいつもよりやや激しい情事の描写もまた好きだ。

攻め→事業にトラブルが発生。その対応に追われて受けとしばし離れる
受け→受けの役に立ちた方大学に短期入学。新しい友達ができて楽しい日々だが、攻めに会えなくて寂しいのと、いつか攻めに正妻ができたらとうじうじ悩む

受け視点で物語が進み、合間に時々攻め視点が入る。
攻めの気持ちが割とわかりやすいと思うけれど肝心な受けには伝わらない。恋人同士になってもすれ違いが発生する。
受けの気持ちがわからなくもないけど、もう少し攻めのことをちゃんと見てよ!と思わずにいられない。
ぐるぐる悩んで周りの話を聞いて攻めの行動を見てようやく自分の中に答えが出る。
そして攻めの事業のトラブルの解決へ


情事シーンの描写が濃すぎず、全体的な分量もちょうど良いと思います
物語の構成というのかな、結構上手な方という印象。
1巻のときもそうでしたが、ふたりの関係性の進展はもちろん気になりますが、それよりも事件やトラブルがどうなっていくのか気になってどんどん読み込んじゃいます

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