電子限定描き下ろし漫画付き
前編では物足りない感じがしましたが、今回は甘々でちゃんと夫夫になれたお二人でした。
最初で律と高校時代同じクラスだった男が配属されてた時、どうなると思いましたが、すごく微笑ましい展開でした。
多分違う作品だとこの状況はこの同級生さんのチャンスだったかもしれませんけど、残念だったのは律がすでに悠馬を好きになってしまったのです。
修羅場もなく、真摯にお二人を祝福した同級生さんもいい人でした!
やっと婚姻届を出してお二人は幸せになるのは間違いなし!
ストーリーがあっさりするのは変わりませんが、今回は納得するような結末でした。
甘々ラブラブストーリーが好みの方はぜひ!
前巻で糖分が物足りない~!と思っていた方に朗報です!
二人のその後が描かれた今作、イチャ甘もパワーアップしております♪
お互いの思惑のために始まった律と悠馬の偽装結婚生活ですが、
悠馬からの告白を経てようやく悠馬への恋心を自覚し始めた律。
前巻はそんな恋心の芽生え、で終えてしまいましたが、
今巻では本物の夫夫への階段を着実に登ってゆきます!
悠馬の溺愛はもちろんのこと、律のラブもがっつりと堪能できてしまいます。
前作では流されるだけだった律がお誘いしちゃったり、
一緒にお風呂に入ったり、と自分から悠馬を求めにいってるんです!
最初の頃の律からすると成長したなぁ…としみじみ。
当て馬?が登場したり、悠馬が倒れたり、ハプニングが起きるものの
それも全ては二人のあまあまライフのためのスパイス!な気がする。
そして、ラストでは待ちに待った本物の夫婦に♡
そんな二人のイチャ甘生活を丸ごと1冊噛みしめられちゃいます♪
待望の想定外のスウィートマリッジの2巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
甘々 4
イチャラブ 3
ほのぼの 3
エロ 3
な感じだと思います。
悠馬さん×律さんのカプです。
数年前から同性婚が認められた日本。利害の一致から偽装結婚をした悠馬さんと律さん。悠馬さんからの想いを知り、心の距離が縮まっていく。クリスマスの予定を計画したりと平穏な日々を過ごしていたが、律さんの高校時代の同級生に偽装結婚がバレていまって…。
前作では、悠馬さんに対しての恋愛感情がまだ自覚し切れていなかった律さんですが、悠馬さんからの好意や絡みで少しずつ作り替えられた身体の疼きから、これはもしかして、と徐々に自覚していく姿が可愛くてニヤニヤしました。
悠馬さんに、ちゃんと想いを伝えようとする律さんですが、脇役キャラの高坂さんの存在の所為で、悠馬さんの方が若干焦ってしまいます。ですが、高坂さんに悠馬さんのことを悪く言われてしまったことで、律さんが怒ったりするので、悠馬さん焦らなくて大丈夫だよ、と言いたくなりますね。
しんみりした描写は殆ど無く、まだ入籍してない時から、悠馬さんと律さんの甘々イチャラブ描写が終始堪能出来ます。本当の夫夫になってからも勿論甘々なので、是非とも読んでほしいです。
偽装結婚だった律と悠馬。
婚姻届は出していないけれど、今巻では甘々いちゃラブ同棲生活は、より甘さを増していました。
が!!
まさかの悠馬へ強力なライバルが出現します。
なんと律と高校時代同じクラスだった高坂という男性が、異動によって2人と同じ課へ配属されてきます。
悠馬の知らない過去を知っている高坂。
そして、高坂と仕事終わりを一緒に過ごしていたことなどが判明し、当然嫉妬します。
でもこの高坂も悪い人じゃないんですよね。
なんというか、リコ先生の描かれる世界に、心底悪い人はいないんですよね。
ですので、この高坂も悠馬を脅かす存在かと思えば、律が悠馬のことを大切に思っていることを知っているので、最終的に気を使ったり、、、
(でも、ずっと律のことを好きだったから報われなくてかわいそうキャラに…泣 いや、悠律推しなので仕方ないけれど)
また、悠馬のまさかの体調不良などもあって、最後にはやっと!やっと!!婚姻届を出すのです!!
おめでとううーーーー!! と手を叩いたまりあげは。
気持ち的には、ライスシャワーを心のなかから投げてました。
今回、作中の季節が冬ということもあり、冬にまつわるXmas(悠馬体調不良で未遂に終わってしまったけど)やらコタツやら、温泉(これは季節関係ないか)旅やらのすべてのエピソードが、リコ先生マジックによってふんわり甘ラブ、ときに悠馬の嫉妬多めなイチャ…で描かれて最高でした。(早口に)
尊いってこういう作品のことを言うんだろうなあと感じたシリーズでした。
癒される…♡
まりもも相変わらず可愛かったなあ♡
佐倉リコ先生って、やっぱりハッピーの伝道師なんだーと思った一冊。
そして今回も春?初夏の?乳首大収穫祭です!!!
攻めの悠馬くんにわたしがノリうつっているんじゃないかというくらい乳首責めというにはあまりに優しい愛撫の連続です。体感としては5ページに一回でてくる感じです。乳首ジャンキーのみんな!!これだよ!この一冊だよ!!!
1巻のおわりで、実家に出戻ったり、快楽に弱いじゃないかと少し勘違い気味ですが、ようやく自分の気持ちの粒を拾い上げた律!最初から律に好意を寄せていた悠馬!
2巻では、 好きな気持ち全開でいく悠馬がかわいいです。冒頭、クリスマス直前の透き通る空気の中、息を白くしてるいる律に、「手つなぐ?俺体温高いからあったかいよ」って言ってきて、ハートマークが透けてみえてきます。お熱すぎてわたしは沸騰しそうです。
今回は、当て馬、もう正当すぎる当て馬の律のクラスメイトだった高坂はじめが登場します。
教育係となった律は「あいつ学生時代から距離がちかいんだよな」少し辟易しつつ、その距離の近さに律と親密になりたいという高坂の秘めた想いには全然気づきません。
その律特有のにぶさがかわいいくもあり、ときどきヤキモキします。
悠馬が苦労するのも納得です。
そんな中、「律が忙しいかったら、俺にきいて」と、美しい笑顔を向けながらも嫌な感じにならない程度に牽制する悠馬かわいい!攻めの嫉妬大好物!
この高坂くんの登場で、アニメイト限定優勝有償特典の流れをつくるんですよねーーくぅーーーリコ先生天才すぎるよ!
わたしは、好きなものは最初にいただくタイプなので、有償特典はじめに読んでしまったのですが、本編読んでからのほうがなぜ悠馬がそんなに律の制服姿みたがったかの強い気持ちが心の底からわかります!
高坂にふたりが偽装結婚していることがバレて、律が騙されているんじゃないか心配する高坂に、「悠馬はそんなやつじゃない」とすごい剣幕で怒る律!
これでも律はまだ自分の気持ちに気づいてないのが、にぶいかわいい!最高か!ってなりました。
そして、注文していた待望の律のベッドが届き、ゆっくり眠ろうとしたら眠れないなぜ!人肌とかググってしまうにぶちん律かわいいよ!!!
愛猫のまりもちゃんが一緒に寝てくれてもあれあんまり眠れない。
眠れない日々が続き、ベッドの上にすわっていると悠 馬 く ん から夜のお誘い。「する?」ときかれて、言葉なくこくりと頷くやりとり校庭100周したいくらい萌えました!!!!!!!
疲れたからベッド戻れないと久々にふたりで眠る。親鳥が雛をふわふわの翼で包むように腕枕する悠馬とその庇護のもと眠る律!!尊すぎる!!!!!!!部屋に飾りたいよ!
独寝になって以来感じなかった爽やかな朝を迎える律!!そしてようやく気づきます、自分の気持ちに。
プレゼントを用意して、クリスマスに想いを伝えようと画策している律。
そんなとき、悠馬を激しい痛みが襲う。
連載時にはここで次に続くで、かなり我慢を強いられました!!
でも、単行本なのですぐ次が読める!
最高だーーーーーーーー!
なんと、悠馬は盲腸だったのです。たまに痛みは感じていたものの、年末の忙しい中だったので、ストレスかと思って気に留めて、いなかったという。
みんなもちょっと異変を感じたら、病院いってね。我慢よくない。見えないところの痛みは言わないと、お医者さまにみていただかないと、わからないもん。なんでもなかったら、それでいいじゃん。元気でなければ推し活できない。
目をいっぱい涙をためて、気づけなかった自分自身に怒る律。ここで本当に自分の気持ちを痛感します。悠馬を好きだと!
一週間の入院を経て無事自宅マンションに帰ってきた悠馬!
まりもに元気だった?と声かける優しさ好き。律もそう思ってるよね。
悠馬の料理している姿が好きだからとエプロンをプレゼントする律。
花が開いたような柔らかな笑みを浮かべて喜ぶ悠馬。美しいですね。
そういえば、悠馬はどこで料理をおぼえたんでしょうか?そこがずっと気になっています。リコ先生!!!
初めてふたりが最後まで重なり合う夜。
まりもの視線が気になるからと寝室へ!
照明がかなりおしゃれでこれも悠馬のセンスかな?
エッチなことするどのページでも悠馬のエンゲージリングの輝きが律の乳首をいろどっていて、律にとってはその金属質な肌触りでゾクゾクしてしまうし、悠馬の誰にも律を渡したくないという気持ちがすごく伝わってきて、佐倉リコ先生がいままで描いてきた幾多の乳首の中でもベスト3に入るくらい素晴らしいです!
リコ先生最高です。
翌日、身も心も繋がったふたりは婚姻届を出しにいきます。
そのあと新婚旅行がてらBL恒例温泉旅行!
湯殿で乳首がキラキラひかってる。
乳首の甲羅干し!!!!
浴衣からほうずきのように現れる乳首も最高!リコ先生の描く乳首は、キュッと硬く閉じているまだ咲かぬ花のようで、本当に大好きすぎて、本当にありがとな気持ちでいっぱいになりました。
この感想書き始めた朝、ちょうど、タイで同性婚が合法化となりました。
この『想定外のスウィートマリッジ2』で、律の同級生、高坂が律の結婚相手が同性と知り「だって男、、」と驚いていると、律たちの同僚が「今どき珍しくないだろ」とさらっというシーンがあります。ここで感動のあまりわたしは泣きました。
創作の世界が現実に近づくことってあるんだなという感慨と、リコ先生の声高ではないがたしかなメッセージ力があるところ。
佐倉リコ先生のファンで本当によかったと思いました。
こちらの作品永遠に続くと思っていたので、2巻で終わってしまうの惜しい。
いつかまた読めること期待してます!!