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表題作虎に四目屋

四目屋宗明
27歳,性具店「四目屋」の主
19歳,長屋暮らしの物売り青年

あらすじ

時は天保、江戸。物売りの青年・虎はある日、派手で上質な着物を纏った金目の男と出会う。
その男はかの有名な“性具店”四目屋の主人だった――。
“日本最古のアダルトショップ”四目屋の主人と物売りの虎。
艶やかにエロス迸る江戸BL、商い開始――!

作品情報

作品名
虎に四目屋
著者
水玉ミズ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864424929
4.4

(308)

(200)

萌々

(65)

(33)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
36
得点
1363
評価数
308
平均
4.4 / 5
神率
64.9%

レビュー投稿数36

これがデビューコミックス…!?

ひえ〜!デビュー作とは思えぬクオリティの高さに心底びっくりしました。
水玉ミズ先生、初コミックスおめでとうございます✨

表紙の字体とオレンジに目を引かれ、購入したこちら。

美麗絵、ストーリー、えち度、キャラ…全部が刺さった。。

舞台はお江戸。
昼間は物売りだけど、とある事情のために夜は盗人をしている虎(受)。忍び込んだ性具店「四目屋」で、店の主人である宗明(攻)に見つかってしまい、”罪を問わない代わりに店の商品を体で試す”という契約を結ばされーー

と続くお話です。

攻めの四目屋。まず、ビジュがいい。大変いい。
そして表情には出てこないんだけど、その行動に、受けを「愛いやつ」と思ってる気持ちが出ちゃってるのが、たまらなかった…!

猫目の受け君・虎(ネコだけど、名前は虎❤︎)の盗人をしている理由、その健気さにも胸がきゅーっとなりました。

で、性具で攻めに翻弄され開発されていく虎…体から恋に落ちてく過程、玩具を使ってのプレイの数々に、圧倒される。
もう、感謝と「ごちそうさまです!!」という言葉しか出てきません。

カバー下にはキャラ紹介やストーリーに関連する小話なんかもあり、まるっと楽しめる一冊でした✨

★修正:刻み海苔(紙本)

4

性癖要素満載…濃密アダルトな江戸BL

江戸時代、和風、性玩具屋、強気で不憫な健気受け、圧倒的イケメン攻め、褌(ここ重要)などフェチ要素満載のミズ先生衝撃のデビュー作です。

江戸時代の性玩具屋を舞台に店主・四目屋と虎の濃密アダルトラブなのですが何より目を引くのは先ずその圧倒的画力。

作品自体がすけべシーンがてんこ盛りでそれだけでもヤバいのですがまるで現代絵での春画でも見ているかの様です。

雑誌、コミックス共に修正具合も神レベルなんですよね(笑)

淫靡さと妖艶さ、そして江戸時代が舞台と言うことも相まって本当にすけべのクオリティがヤバいですね。

現実の江戸時代も今では考えられない程に性に奔放な時代でしたので余計にニヤニヤしながら読めました。

実際江戸の中期以降は男色文化は廃れていくのですが虎と四目屋の様な関係があったら面白いのになぁって思っちゃいました(笑)

この作品は一話一話本当にしっかりガッツリ描かれているのでページを捲るのがワクワクしました。

虎が不憫な子なので幸せになってくれとか思いながら読んでいたので結末は本当に大満足でした。

尚、終盤の二人の交合いはやばいどころの騒ぎではないくらいどすけべですのでうっかりパラ読みして昇天しないようにw

四目屋の肉体美がえげつないのでそちらも彼の褌姿と共にご堪能下さい。

描き下ろし、特典、小冊子もヤバいくらい濃密なので是非読み比べてみてください。

総じて眼福かつ大満足な濃密さが酷く魅力的な一冊だと思います。

5

時代モノ×日常❤︎目眩くエロに恋心がグラデーションする素敵なやつ~❤︎

やーもう表紙から帯から
エロいんですけどね

編集部さんの紹介文引用させてもらうと
「四目屋の自慢の張形、その体で試してもらおうか」
実在した“日本最古のアダルトショップ”四目屋の主とワケアリの青年。
期待の高画力新星が描く、ダイナミックなエロスが艶やかに迸る江戸BL爆誕!

ですからね。もう期待するのはエロ全開なやつですよね

私も嫌いじゃないんですけど
ただのエロ漫画じゃ物足りないんで
期待と不安が入り混じった気持ちで
手に取ったんですが、やー良かったです〜

まず描写力!
ガッツリ当時の暮らしを描き切られてて
舞台になる江戸の町と、そこにある人達の営みが伝わってきて
そこから展開する2人の出会いに心弾みます
また、キャラの解像度も高い!

ストーリーは王道ではあるんですけど、
この背景の描かれ方、当時の再現度の高さ
宵越しの銭は持たずといった人々の暮らしや価値観が魅力的に描かれていて気分を盛り上げてくれます。

そして、そこにBLが展開される。
当時の言葉などを使って雰囲気を出しながらも
肝心のポイントとなるところでは
分かりやすい言葉を選んで描かれていて
読みやすいように工夫されているのも
良かったんですけど、
読んでいて、いつの時代も恋愛する気持ちって
変わらないんだなぁとか思ってしまう。

しっかり物語の中に没入してましたね。

惹かれ合う2人の様子がまたイイ❤︎
攻めはダダ漏れって感じだし
受けの虎は攻の気持ちに気付かないんだけど
こっちも気付けば頭に浮かんでーみたいな
余計な説明なしに自然と展開されていって
とっても良かったです〜❤︎

エロはもう文句なしというか
まぁ性具で自慰をする場面も度々挟まれるんですけど、どエロな仕上がりで❤︎
特に、ふんどしの描かれ方が良かったです❤︎
ここは必見!ふんどしに萌えを持つ腐の方達‼︎
堪能できますよ!
チラ見どころか、ガッツリいやらしくて
大満足でした。ほんと今まで何故描かれなんだ。と口惜しかったんですよね〜
ぜひ楽しまれてください❤︎

それで最後まで読み終わったあとは
興奮でもなく、なんていうか幸せな気分に
させてくれる、
人の気持ちを大事にしっかり描かれる先生の作品好きだなぁ

続編でもっと深掘りたい気もするし
また他の作品だったらどんなものを描かれるんだろう
これからも楽しみに読ませていただきたいと思います〜❤︎


5

口吸い目合い鼈甲張形!

いやぁもうめちゃくちゃ良きコミックスに出会えました♡
今年1番かも?
江戸の庶民のお話です。
冷水売りの19歳と今で言うアダルトグッズのお店の青年オーナーの出会いから始まります。
受けの少年虎は元気で明るく健気、でも泥棒までする借金に苦しんでいます。
攻めは金色の目をしたとにかくイケメン、私的には外見が銀時みたいで100%好みでした!
だから月代じゃなくても無問題というより気付かなかったのかな、自分。
虎がアダルトグッズ店四目屋に盗みに入り見つかってしまうところからもうあとはご想像通り、エロエロなニマニマしてしまう展開ですね♡
丸めた布団にヒモで括って使う「茶臼」というグッズ、すんごいですねー
丸めた布団を恋慕う男のカラダに見立てるんだそうで、現代でも売っているのかもしれないけど??虎の妄想も恋心爆烈でやらしくてこちらも昇天しそうでした!

これが水玉先生のデビューコミックスとは恐れ入りました!
画力が半端ない、綺麗、美青年が描ける、三拍子揃っています。
時代ものを描くにはどうしたって調べ物が多くなるだろうに、この時代に大きな興味関心をお持ちなんでしょうか、続編にしろ別の作品にしろまた江戸モノをどうか描いて頂きたいです。

それと!
エロエロとは言いましたが2人がちゃんとくっつくシーンは最後のほうなんです。
結構純愛というかちゃんとお互いの気持ちを確かめて媚薬とか使われていない素面でまぐわうのが最高でした!
修正も少なめで良きです。
とにかく江戸BLが気になるかた、ならない方も一度騙されたと思って読んでみてください。
にしても四目屋の主人は飄々としていて表情では分かりにくいというか虎をもっと早く囲っちゃえよとジラジラしてしまいますねぇ。

柳の木の下でのキスシーン。
蛍舞う中のキスシーン。
接吻という言葉も廃れているというのに口吸いとは! 
逆に新鮮でなんか照れる。。。

さらに追記。
アニメイトさんのリーフレット、よかったです。
コミコミさんの有償冊子もやらしくて♡♡♡
とらのあなさんのリーフレットを待っているところです、まだかな〜
ハマってしまった。

7

デビュー作とは思えぬクオリティin江戸

褌がめちゃくちゃ似合う可愛い悪戯ネコチャンとおそらく南蛮の血が混ざっているであろう長身金眼の性具屋主人の物語@江戸!

時代ものって設定モリモリすぎて肝心のラブやらエロやらがわかりにくい美術館(例えがわかりにくい)みたいな作品もありますが、こちらは江戸でありながら現代っぽさもあって読みやすいです。

虎くんがとにかく童顔で最後まで彼の年齢が気になり続けていました。江戸ってことは妹ちゃん若くして嫁ぐもぜんぜんあるから・・・もしかしたら四目屋と虎が10歳以上差もあるんじゃないか?それはそれで萌える・・・!

デビューコミックスとのことですが、作画も美しくストーリー読みやすく、何よりキャラクターがすごく魅力的。虎くんのイキイキしている感じがめちゃくちゃ伝わってきて、そりゃ四目屋もほれるよなあ、と。はじめお顔が可愛すぎると思いましたがハマりました!

もうちょっと酷い話でも良かった気もしますがたぶん虎くんは10代半ばなので(妄想です)このくらいで良かった気もする。うん。

それと、四目屋の主人(名前出てませんよね?)は髪と眼が母親譲りとのことで・・・大柄な体型やウマみたいなtnkへのアンサーにもなっていて、虎くんの過去も含めて全体的に納得感の高い設定・ストーリーでした。次回作もぜひ読みたいです!

3

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