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単話から拝読してましたが、その時から青春DKBLのピュアピュアなストーリーです!の一言でまとめるには大変にもったいない作品だと思ったのでレビューさせていただきます。
盛大にストーリー、セリフ引用します。
ここからネタバレ注意です!
ピュアピュアです、の一言に収めきれない理由に、まず時緒の存在があるんですよね。
時緒がこれまたなかなかに強力な無自覚人好かれ人種なんですが、一歩の『ちょっと照れない?みたいなこと平気で言うヤツだった』がまさにそれ。
子供の頃、大人と話す時は背の高低差があるから顔を上に向けて話すと思うんですけど、時緒は隣で顔も見れるはずなのになんだか上を向いて話しているような感覚があります。恥ずかしさとか、嫌われるかもしれないから、みたいな気持ちで言葉に出すことができなかった行動を察して、あたかも"自分がそうしてくれると嬉しいからやってくれない?"みたいな雰囲気を醸し出してくれるんですよ。なんでしょうね、言葉に出す前に胸の辺りがグワッてなって顔が熱くなって言えなくなるようなことを、高校生なのになんでもないことのようにできるんです。言葉に出せなくて下を向いたら、時緒の言葉で思わずパッと顔を上げてしまって目がばちっとあう感じ。
こんなの、同年代の子達が惚れずにはいられない。。
さらに言えば、告白して返事はいらないから、の私の中のベストアンサーを時緒に見つけてしまいましたね。
この時緒の良さは、あらゆるシーンで体感いただけると思うのでぜひご自身で見てみてください。
そして、一歩。
一歩はもうピュアピュアです。まさに高校生。
ピュアというより、帯にもある通り天邪鬼といった方が近いかもしれません。
そんな一歩の最高なところは『俺にしなよ』と言い切ったところ。男子高校生で、BLで、これが言えるのはなかなかだと私は思ってます。その少し前の、『全然選んでくれなきゃ嫌なくせに』の流れから本当に一気読みして欲しいんですが、前述した時緒に導いてもらって出た言葉じゃなくてはっきり自分の殻を破って本心を伝えられた瞬間なんですよね。もう、本当に素敵。こんなに素敵な一連のストーリーを見せてもらえてありがとうございますと叫びたい。
次巻2025年春とのことなので近しいような待ち遠しいような、こういう時に時間の経過って遅く感じますよね。2人がくっついたらどういう言葉を紡いでいくのか、今からとても楽しみです。
幼馴染と素直になりきれない男子高校生の青さがめちゃめちゃいい感じに混ざり合って描かれている作品。
とにかく最初から「時緒って一歩のこと好きだよね??」と言いたくなってしまうくらい一歩と一緒にいることを喜んで構ってもらえたら幸せそうで大切大好きがめちゃくちゃ前面に出ているし距離が近い。
こんなに自分を愛おしそうに見てくれる好きな人に好きを言ったらダメだと思いながら過ごしてるのとんでもない忍耐力だなぁと思いつつ、時折りその我慢が切れそうになって言っちゃおうか、、と衝動に任せそうになっちゃう一歩がまた青くて愛おしいです。
こんなに両片想いみたいなのに一歩の気持ちを知った時緒がそんなふうに見てなかったと言った時は、うぐ…となりましたが、最後に出した結論が最初から全然ブレていなかったのがまたとてもよかったです。
2巻もとっても楽しみです。
【俺のと同じ理由になれよ。お前が俺にすること全部(一歩)】
エロス度☆
第1巻。
おやおやおやおやおやおや、なんと素晴らしいピュアラブなのでしょうか。
心が浄化される枢機の光・・・まさに愛ですね。
時緒と一歩が紡ぐ恋物語で、男子高校生・幼馴染み・青春といった要素の美味しさに加えまして時緒に片想いする一歩の心情の切なさがめちゃくちゃ刺さります。
さらに、一歩の気持ちを知らない時緒の無自覚な人たらし・距離感バグっぷりが一歩を追い込んでいくのが罪深いですね。
おんぶや頭突き・背中合わせといった2人の戯れが微笑ましかったり、一歩の想いが溢れ出してしまう切なさもたまりません。
表紙と帯を見て、絵が可愛いなと思い直感で購入しました!2人がかわいい攻めも元々もう好きだよねって気持ちがなんとなく溢れているのが私はきゅんとしました!
続きも楽しみです✨
【全人類必読の書】という記事を読んで射落とされました。
そして読んで感情全部もってかれました。
すごい、こんなの初めて。
ものすごくドキドキして気づいたら泣いてた。
泣いてた!!自分にびっくり
こんなトキメキを感じる作品あるう?
学園の情景を、一歩の感情を、繊細な一コマで描かれる度
自分の中の甘酢っぱい青春を感じるの何故ですか。
だめだとわかってるけど溢れてしまう恋心。
ページから伝わって苦しくなってしまうくらい。
えらいぞ
がんばれ!
やったーーーー!
かつてないくらい感情移入しました。
最後に「この物語はフィクションです」とあり
ハッとしました。え、そうだっけ?
いや実話だった、私の中に起きた出来事だった。
すごい臨場感でした。
3巻まである幸せ。すぐ続きが読める幸せをかみしめて読みます!
