小冊子/電子限定描き下ろし付き
人間関係を諦めていた30代―― まっすぐな言葉に心が、揺れる。
う、うーん。
キャラクターにもストーリーにも展開にもピンと来ず…。
そもそも転職してきた人を放置してなんのフォローもしない年下上司という冒頭で躓きました。
それで本当は褒められたい。褒め合いましょう!ってナンダコイツ…的な。
そこから2人の話は進むわけですが、そんな風にキャラクターにも展開にも共感もできない所からスタートになってしまい…
その後の展開も、年上受けの壁も、心情描写は丁寧だったと思いますが、終始私の中で上滑りしてしまいました。ごめんなさい。
突飛な行動とりがちな攻めの言動もよくわからないままだし、大人で落ち着いてるかと思った受けの頑なさも、絆され方も…
2人の恋愛感情もモノローグもどこにも入り込めず…
どうやら全然合わなかったようです。
リーマンBLはかなり読んでると思う。
これは合わなかったわ…。
作画は万人受けしそうで少女漫画寄りでありつつ、線が細くないから綺麗で読みやすい。
でも肝心のストーリーが仕事の話なんだか、恋の話なんだか、どっちにもフラフラな中途半端で、どこに焦点を当てて読むばいいのか分からずなので結局萌えどころも分からず。
頭に入ってこない回りくどい説明ばかりで分かり辛いせいもありました。
スッと入ってこないの…セリフも感情表現も。
前職を辞めた自分より年上の男性が部下になり、過去を乗り越えて欲しい話しだとは思ったけど、萌えどころであるふたりの距離の詰まり方も、好きになる過程もキュン出来なかった。
結局、どこに読んでいる自分の気持ちの焦点を当てたら良いか分からなかったので、最後まで感情移入出来なかったんだと思う。
それに話しの流れからいって
カップリングの解釈が逆では?が最大のハテナでした。
同じことを思っている方いると思います。
小冊子付きで読みましたが
本編ではキスまで、小冊子にエロを入れる売り方は好きじゃないです。
良いところに転職できて良かったね!柏木。
年下上司の雨宮に何週間もほっておかれてもめげず腐らず偉い!柏木。私だったたらきっと愚痴ってるなあ。
褒められ好きな雨宮がかげで柏木が自分のことをかばってくれてるのを聞いて…。
雨宮が柏木に懐いていくのに柏木が距離感をおきたくて。ほどほどで円滑にやりたいのに。
ここまでは共感できました。
ここに恋愛感情はわくかなあ?
でも雨宮に正論で色々諭されて過去の辛い思い出も整理できて、好きな人も手に入りましたね。
良いところに転職できて本当に良かったね!柏木。
年下上司×年上部下という設定だけでも癖なんだけど、この話はかなり心情描写がすごく丁寧に描かれていると思いました。
雨宮は若くして仕事出来て、色んな人に頼られているけどそれが普通だと思ってしまっていた。柏木が来てから初めはかなり距離を取ってたけど、柏木に褒められて泣いてしまってから少しづつ関係が変わっていく...と思いきや、柏木は前の職場でのトラウマがかなりの傷になっていて、雨宮が1歩住み出すと柏木は一歩後ろに下がるような...
埋まらない距離感がまさに絶妙でした。
柏木は自分はそんな人間じゃない。知られたらあの時みたいに...っていう気持ちが重くのしかかっているが故に自分で自分を苦しめている。雨宮はそれを知っているから少しづつ溶かそうと思っている。
かなり社会的な部分も描かれていて、とても良かったです。
本編ではキス止まりですが、小冊子ではかなりHでとても良かったです
BLとしては少々珍しい雰囲気の作品でした。恋愛の前に同僚として真面目に向き合っていく二人がとても素敵で。心理描写が丸見えなのに掴みづらい年上部下柏木は、雨宮の目には魅力的に映っているのがよく分かります。年下上司雨宮のフラットな対応に惚れました。
柏木は中途採用の34歳、管理職経験もある中、28歳の雨宮の下につくことに。状況的にお互いやりづらいし、柏木は上から接する癖が抜けていないしで、雨宮の戸惑いに同情したい感じ。
でも雨宮は、褒められて泣くほど素直に柏木を受け入れていて、人間的な器の大きさを感じました。変に上司としてのプライド出してこないとこすごい。そして柏木の内面を暴いていくとこもすごい。それを未熟な素を出しながらやってるとこがなによりすごい。
お互いに気を遣いすぎて面倒に思うところはありますが、今どき上司と部下の社内恋愛なんて大変だし、これくらいの距離の詰め方が良いのかな。
描きおろしや電子特典でその後のらぶらぶもたくさん見れて満足。地味リーマンBLの好き作品がまた一つ増えました!嬉しい~。
