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無口で無愛想な部下×トラウマ持ちのイケメン上司、 13年越しの臆病な恋
全体的によかったです。
野球モノ好きですし。
両思いになってからの2人がめちゃくちゃよかった。
特に黒瀬のデレや柏木を好きなことを隠そうとしない素の顔が最高でした。
帯でネタバレされていましたが、高校時代に黒瀬が柏木を助けたくだりもそういうことだったのか〜と納得でしたし。
ただところどころちょいと唐突に感じる部分がありまして、そこは脳内で補完しながら読みました。
描き下ろしのいちゃいちゃがよかったです。
野球している黒瀬に萌えた柏木に、そう!こんな2人をもっと見たいー!となりました。
柏木ヒカルの部署に中途採用で黒瀬涼が入ってくるが無口で無愛想ってところから。
帯にあなたを助けたのは下心です。
とありますが、実は高校生時代に柏木君が南高の生徒に襲われているところに助けに入ってたのが野球部だった黒瀬くん。
そこで監督が「なんだ!何があった!涼!?おい大丈夫か!」→「先生、その子頭を…あ!柏木!?大丈夫か!?」のシーンがありますが…。
ここが後半で明かされました。
読み始めてからの違和感は、柏木君はなんで会ってすぐにあの時の黒瀬君だって気付いてないわけ?でした。
このシーンで監督が「涼」と名前を呼んでいますし、入社時点で名前見て気づくよね?学校でも女子達が噂話ししてますし、なにせ傷害事件ですからね。
柏木君が途中で気付く展開が不自然かな。
終盤で、あーそんなことあったふたりだったのね!にしたかったんでしょうけど。
最後は取ってつけたようなエチ。
どーしてもエチで締めたかったのね。
柏木君は一体いつからそんな恋愛感情になっていたんでしょうか?
お互いの気持ちが通い合ってこその「恋」です。
「あのとき助けてくれた君」で黒瀬くんにはヒーロー感を感じて、これを軸にストーリーにしたのは良かったですが、まず根本的にラブが急展開過ぎて、萌えきれずでした。
立河あいも先生が今連載されている『この恋はオフレコで!』がとても好きなのでこちらの作品も読ませて頂きました。
すごく面白かったです!
気付くと最後まで夢中で読んでいました。
はじめは黒瀬さんが滅茶苦茶そっけなくて何考えてるか分からなくて、柏木さんとうまくいくのか心配だったのですが、読んでいくうちに色々と謎が解けていって柏木さんとの過去に結び付いていって…。
お互いに分かり合えた瞬間のシーンがとてもとても良かったです…!
柏木さんが母校の高校野球を応援してる理由とか、黒瀬さんが高校の時から実は…というのも胸熱でした。
えちした後に急に甘えたになるになる黒瀬さんも凄く可愛いかったです…!
BLアワードにノミネートされていたのに、読むのが遅くなってしまった。大変大変大変良かった!!!好き!!!!これで初コミックスですか!未来は明るいな。
好きなところが多すぎた時にやりがちな箇条書きの叫び。
・絵が好き。表紙より中身の作画が好み。
・ページ数多い(電子書籍特装版227ページ)。特装版描き下ろしがほんっっっとお得。付き合った後の描写が沢山見れる。それも第三者を介してみた2人の関係性が見られる。さらにさらに黒瀬の野球シーンが見られる。柏木さんじゃなくともテンション上がるぞ。
・野球好きです。社会人野球好きな社長でコネ入社とかあり得る〜。こういう細かい察してください的な設定が、会話の中で自然にヒントとして出されてて、読者がきちんと読み取れれば理解できる作品が大好きだ。
・都市対抗野球で優勝も相当すごいぞ。プロ目指せるレベルで社会人野球で活躍してた選手でも、柏木は高校野球しか詳しくないから知らないってのもストーリーの中でさらっと書かれてて、そういう細かいとこの矛盾のなさがすごく好き。高校野球だけ詳しい理由も明確。
・本編中の、同僚青山のちゃんと働けよって気持ちもめちゃくちゃ分かる。会社もチームプレイだぞ!電子書籍特装版で、青山と黒瀬と柏木で雑談めいたこと出来てるの見て、じんわりきちゃった。あ〜〜〜こういうの好き〜〜でもこのおまけ見てない読者があると思うと本編に入れてくれという気持ち。
・柏木さんの陽の気がすごい。働いてるとこもそうだったけど特装版草野球の陽っぷりよ。ジムで自分から抱きついちゃったり、酔っ払って呼び出しちゃったり、可愛さ属性まである。強い。部長に気に入られる柏木分かる〜。ゴルフも嫌味なくうまいが、部長ほどはうまくなく、部長も立てるんでしょうよ分かる〜。設定資料の表情豊か好きすぎる…設定資料とか普段割と流してみちゃうのに、収録に感謝。後々ヒカルくん&涼くん呼びになるとかマジかよ全てに感謝。青山と一才差で係長。仕事ができるオーラが半端ない。この人は、仕事ができる(確信)、って感じ。陽に嫌味がない。そんな彼はゲイなんだぜ。
・ゲイなんだぜ、なシーンの黒瀬の流れるようなことの運び。こういうとこばっかうまいんだよこのむっつりはまったくさ。はいはい解釈一致。
・黒瀬が高校の時にできなかったサボりを柏木に提案するシーンにあ〜〜〜〜〜ってなった。黒瀬はわざわざ自分から言わなさそうだから、柏木はずっと気づかないのか、この黒瀬の可愛くいじらしい部分に!!!
はーーーーー末長く幸せであれ。
不愛想でとっつきにくい部下×お人好しで人に好かれやすい上司のお話。
最初は優しすぎる上司と問題のある部下という関係性から始まり、同じジムに通うという共通点をみつけ、野球に関係のある2人だとわかり、同じ高校であることが分かり、同い年であることが分かり、そしてずっと知りたかった過去の事件の関係者だとわかる…
おそらく大抵の読者は最初の時点で察してしまうと思うのですが、それでも少しずつ紐解かれていく関係性の見せ方がとてもうまく、物語にすっかり入り込めました。
そして多くを語らない黒瀬くんがとくに接点がなかった柏木のことを体張ってでも助けたいと思うくらいちゃんと恋をしていたのも、高校のときの恋心をずっと持っていたのも、なんだかすごくいいなぁと。
それでいてお互いそれなりに身体の経験はあるというのがまたリアルで良いです。
そしてもう恋人になってからの2人はとんでもなく甘くて可愛くてそこまでのシリアスな展開から恋人になったというのをしみじみ実感できてすごく嬉しかったです。
1冊でとても満足度の高い作品でした。すごくよかったです!!
