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表題作ノっぴきならぬ 2

寅次
千枝屋に奉公中
八重辰
八兵衛、料理茶屋・千枝屋の若旦那

あらすじ

「昼間は、主人と奉公人の境をこえないこと――」7年越しの想いが通じ合い、料亭千枝屋へと戻った寅次。
店の主人・八重辰の美貌に、奉公人・寅次の精悍さが加わり評判も上々。八重辰の娘・お天と穏やかに過ごす傍ら、恋人として秘密の逢瀬を重ねていたが、常連客の浮世絵師・猿北に口吸いを見られてしまう。
さらに猿北は八重辰に「乱れる姿に欲情する」「アンタを描きたい」とねだり店に居座りつづけ…!?『べな』こふでが描く江戸BL待望の続刊&描き下ろしも収録!毛色の違う【色男×色男】の切なくも甘い"初恋のつづき"。

作品情報

作品名
ノっぴきならぬ 2
著者
こふで 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
チルシェコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784575381917
4.7

(128)

(107)

萌々

(17)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
21
得点
612
評価数
128
平均
4.7 / 5
神率
83.6%

レビュー投稿数21

ノっぴきならぬ

もう最高です。1巻は漫画アプリで読んでて、2巻は買ったんですけど、もう最高です死にます。江戸時代ならではなのか今とは違う価値観があって、その価値観に悩みながらもお互いを思って考えていくっていうのがもう最高すぎました。ほんとに私の口角どっか行きましたね。戻ってこないです。ほんとに2巻はより一層お互いの想いが深まったし、打ち明けたことでできることがより増えたし、お互いに余裕ができてもう最高の恋人になりましたね。最高でした。ほんとに最高しか表す表現が出てこないです。もうそのまま一生を歩んでほしいです。神様的な存在になりましたね。ほんとに今まで読んできた中で最高傑作になるぐらい良かったです。時代物好きな人は絶対読んでほしいです神作品です。人によって好き嫌いは分かれるかもしれないですけど私はほんとに最高すぎました。

0

初恋の先の物語に

まず設定が、江戸を転々としながら恋した男を探す寅次と料亭の若旦那の八重辰…の江戸BLということで、普通の江戸BLとは少し違って面白いです。

江戸だと、武士!花魁!みたいな感じもいいのですが、江戸の時代背景も生かしながら2人の人生の歩みにより焦点をあてて丁寧に描かれています。

娘ちゃんも出てくるのですが、これまた愛らしくって。読者のみんなを虜にしたのでは??

一巻では放浪していた寅次が、八重辰の料亭の奉公人に正式になったところから2巻は始まります。決意のシーンも素敵です、本当に。

風景や着物の柄、花の一つ一つまで丁寧に描かれており、見たことないのに江戸の情景が浮かぶようで読み進めていてうっとりします。
おまけに、色男2人の耽美だがしっかりとした情欲のシーンも湿度を感じて最高です。

物語の進み方も、お互いの決意もより強固なものへの昇華し読みどころが沢山の2巻でした。

寅次の絶対的な献身に涙しました。
好きな人の大事なものを自分も守るなんて、相当な覚悟がないとできないことです。

読んだ事がないかたは、是非一巻から。
読んでないのが羨ましい限りです。

ほっこりタイムスリップした気持ちになれました。
私も料亭で2人の姿を一目みたいものです。
春や花が似合うおすすめBLです

1

1巻同様何度も読み直します!

1巻からものすごいハマってます
今までこんなに読み直す作品は初めてです
この作品を読んでからすごく江戸時代について調べるようになって歴史の成績がうなぎ登りです笑笑

この作品は全てのページが美しく見ていて癒されます わざわざ電子版まで買って、拡大しながら細かい部分まで堪能させて頂いてます♡

1巻の終わりが気になってしまったので電子版で追っていました。単行本になってから書下ろしを楽しみに2巻を購入させて頂きましたが、これがもう、、、八重辰激カワ 寅次男前すぎる 眼福でした///


2巻の内容としては 当て馬の登場と寅次の過去についてですが 笑いあり涙ありで感動しまくりです

最終話では攻めの涙にこっちも涙してしまいました 愛し合って 一緒に生きていく覚悟をする2人に幸あれ

この作品の他と違うところは 八重辰が守られる存在ではないということ!八重辰は寅次との関係をすごく大切にしていていることが伝わってきます。2巻の中で、自分から千枝屋の奉公人に寅次との関係を打ち明けた時は、八重辰の男気と覚悟が伺えて もう萌
また、江戸時代の男だからこその この男気なのかなと感じました

次巻は 2人にまたもや試練が訪れるということで秋が待ちきれません 強く生きようと思います!

2

江戸文政期、美丈夫✕美人再び

 この先、幸せな日々が続くんだろうなあって思って終わった1巻。そんな訳ない、そうですよね、そうですよね。でも、表紙は見つめ合う二人。
 とんでもない新米画工の登場、いいですよねえ。しかもその師匠が為一先生!ってことで、「森羅万象目に見えるもので描けないものが在ってたまるか」にもすごくリアリティを感じます。単なる執着なんかじゃない、猿北先生の人柄が端的に表現されている気がします。
 そして、未来の自分たちのあり様を想像できない寅次に青天の霹靂!後妻の話。猿北先生が出所にならなかったとしても、いつかは当然湧いてくる話ですよねえ。あんなにも茫漠とした、辛い七年間を鉄三さんの助けもあってしのいできた八重辰なのに、再び別れを覚悟するなんて。本当に本当に八重辰の事を思ってる…。高輪での「一蓮托生」泣けました。八重辰も自分自身の幸せをつかむ事を肯定できたんだなあって。二十六夜待ちっていう設定も、ありがとうございます!!
 さらに!今回も、前掛して縁側に立ってるだけでかっこいい、美しい寅次。絽の着物なんか着ちゃって、ますます色気駄々洩れの八重辰。最後の描き下ろしの出会い茶屋の女の子の気持ち、みんな共感、ですよね。
 最後に、漢字は違うけど鉄三(蔵)さん、為一先生、こふで先生は葛飾北斎がお好きで、江戸文化もお好きになられたのかなって思いました。
 しっとり美しい、温かい物語をありがとうございました。北斎の還暦ってことで文政期かなって勝手に妄想してます。次の作品でも美しい江戸に浸らせていただければ幸いです。大好き!
 

2

えらいもんが来た

3巻に続きますが区切りの良いところで終わります。ありがたい。

続きものにはなかなか手を出さず、新刊も率先して買うことが少なく、他所様のレビューもあまり読まない自分ですが、区切りの良いところで終わっているというレビューをチラと見かけ、1巻が大好きだったこともあり新しいうちに購入。数ページでもう大勝利!買って良かった!もっとやれ!!!

あ〜〜〜美しい男が耳を赤くしている。後ろ姿でこんなに萌えさせてくる。罪深きこふで先生。こふで先生は恋の色香を描き切ってらっしゃる。
色気むんむんな展開もあれば、お天や忠太の可愛さに癒されるお笑いパートもあり、そして絵は全編美麗という、楽しめるところ盛り盛りの1冊です。
それにしてもこういう美しく気位が高い(というほどツンツンはしていないけれど)男が、他人から恋人のここが好きなんだろうと指摘されるシチュエーションを思いつくこふで先生よ。素晴らしい。
八重辰の美しさや可愛さもさることながら、寅次もほんと美しいし可愛い男だと早朝ふんいち(褌一枚)の立ち絵を見ながら思っていたら、後半の暴露に少し引く。1巻の感想に「7年も男を追っかけてフラフラしていた男、現実的に考えればだいぶ気味悪い」と書いたけど、本当にめちゃくちゃ気味悪かった笑
しかし攻めが泣くBL漫画が大好きなので、引いてもまた寄ってきますよ。

電子限定描き下ろし◎ 小さくなる寅次さん、萌えです。

3

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