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二哈和他的白猫師尊 1(ハスキーとかれのしろねこしずん)

husky to kare no shironeko shizun

  • 中国
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表題作二哈和他的白猫師尊 1(ハスキーとかれのしろねこしずん)

墨燃(墨微雨・踏仙君)
死生之巓、楚晩寧の三番弟子
楚晩寧(晩夜玉衡・北斗仙尊)
死生之巓の長老の一人

あらすじ

仙門を蹂躙し尽くし、万民に唾棄される人界の帝王となった踏仙帝君・墨燃(モー・ラン)。
彼はおよそ十年にわたる治世の末、晩秋の頃に、反乱軍の包囲の中でついに自ら命を絶った。
一緒に灰となったのは、かつて墨燃の兄弟子で想い人である師昧(シー・メイ)を見殺しにし、
墨燃の行く手を阻んだ師・楚晩寧(チュー・ワンニン)の遺体である。
しかし、再び目を覚ますとそこはどこか見覚えのある妓楼。墨燃は十六歳の頃の自分に生き返っていた。
師昧に再会して、彼が亡くなる前の時期へと生き返ることができた僥倖を嚙みしめる墨燃だが、
まもなく険悪な仲の従弟・薛蒙(シュエ・モン)、そして楚晩寧にも再会し――。

作品情報

作品名
二哈和他的白猫師尊 1(ハスキーとかれのしろねこしずん)
著者
肉包不吃肉 
イラスト
zolaida 
翻訳
石原理夏 
媒体
小説
出版社
ソニー・ミュージックソリューションズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784789737074
4.8

(78)

(72)

萌々

(2)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
376
評価数
78
平均
4.8 / 5
神率
92.3%

レビュー投稿数10

ほんとに迷ってる場合じゃなかった

人生は有限です、したいことはやろう。
この時代に生きて、肉まん先生の本を日本語に訳していただいたものを、こうして読むことができる。この幸せを当然のことと思わずにせねば。謙虚な気持ちで拝読しました。

なにこれ、面白すぎる。完全降伏です。
はあ……
なぜこんなにもファンタスティックで胸をズクズクさせるストーリーを生み出せるのか。

中華古典BLは初めてで、難しいのではと身構えていましたが全くの杞憂でした。
先生が物語へといざなってくださるのですから。
ワールドワイドに愛されているのも、頷ける面白さ。

ファンタジーという衣をまとっているからこそ、残酷さすら美しく、どこか夢の中の出来事のように感じてしまう。それが余計に、後から効いてくるのがまた罪深い。

「嫌い」という感情ひとつに、
憎しみ、執着、愛情、後悔、救いへの渇望——
ありとあらゆる感情を混ぜ込んでくるのは、先生の真骨頂だと思う。

定まらない感情のまま読み進めるところへ、さらに事件が重なり、こちらの感情も振り回されて大変なことになります。
もうこれは肉まん先生の様式美と覚悟はできています。
読み進めるとわかってくることもたくさんのでしょう。
いまはモリモリ布石をいただきます。
楽しみだなあ〜♪

中扉ググ訳してみました
「仙君、仙君
ずっとみつめてきました!どうして無視するの?」
υ´• ﻌ •`υ ←耳の重い子犬

かわい⋯僕にかまって、と訳すのでしょうか。
賀予はドラゴンで墨燃は犬なんですね

1

No Title

気づいたら感情を全部持っていかれるタイプの作品。
各キャラの後悔・優しさ・孤独が滲み出てくる描写がとにかく巧みだなと思います。思わず声を出して笑う場面と、胸が詰まる場面の差もよんでいて楽しいです!

2

一番好きな中華BL

これまで様々な中華BLを読みましたが、私は二哈が一番好きです。
こちらの作品はストーリー性に長けていて伏線が多く、何を語るにしてもネタバレになりかねないので布教が難しいです。
萌え展開はもちろん、地獄展開をここまで丁寧に描ける肉まん先生は本当に天才。
1巻を手に取った方はぜひ最後まで完走していただきたい名作です。

3

最高です!!!

病案本が面白かったのでこちらの作品も読んでみたのですがとても面白かったです!

墨燃(攻め)が想い人である師昧を見殺しにした師尊・楚晩寧(受け)を憎み凌辱し楚晩寧も死に、墨燃も自害すると自分がまだ楚晩寧に弟子入りした頃に戻っていたというところから始まります。

この作品の見どころとして、墨燃(攻め)には受けとは別に好きな人がいるという状態から始まるところです。しかも楚晩寧(受)に対する好感度はほぼ0というよりマイナスにまでいっています。しかし、思春期真っ只中の墨燃には前世で楚晩寧を意のままに扱っていた前世の記憶があります。意識したくないのに楚晩寧を意識してしまいます。

しかも、前世では想い人である師昧としたラッキースケベのような出来事もなぜか今回は楚晩寧と起こってしまいます。何かが少しづつ前世とずれていると気付く墨燃。
楚晩寧の隠していた秘密とは…。と読み進めていくうちに明らかになっていきます。

そして、楚晩寧はなんと墨燃が好きだったのです!!!ずっと!!!
しかし、自分の気持ちは報われないと思っているため自分の気持ちはずっと押し殺していました。まだ、楚晩寧がなぜ墨燃を好きになったのかという理由は明らかになっていません。

あと、作者コメント・小劇場を収録した小冊子が付属する豪華特装版を買っておけば良かったと後悔しています…。遅いかもしれませんが今からでも探してみます!

4

魅力を語りはじめたら2000字超えた…

この作品、元はちるちる談話室で勧めていただいて読み始めたのですが、自分はもう…もう…全身を貫かれるくらい滅多刺しに刺さりました。今血を垂れ流しながらレビューを書いています。
ああああぁあぁ〜〜〜(ゴロゴロゴロゴロ(海棠の木の下を転がり回る)

※一ヶ月後に新刊(5巻)が出るというのに、続きが気になるあまり産まれてはじめて中国語の翻訳に挑戦しています…(200章まで読了。(全話350章予定、完結までだいたい8〜9巻前後になると思われます)

あらすじ!
主人公・墨燃(モー・ラン(攻)は、修真界(仙人になることを目指して修練を積む世界)で、初代君主「踏仙君」として帝王に上り詰め、あらゆる暴虐の限りを尽くしていました。
彼は想い人である兄弟子・師昧(シー・メイ)を見殺しにした師尊・楚晩寧(チュー・ワンニン(受)を激しく憎み、長きにわたり軟禁して凌辱。そして、楚晩寧は死に至ります。
墨燃はおよそ十年にわたる治世の末、反乱軍の包囲の中でついに自ら毒を飲み、命を絶ちます。
そして、目が覚めると墨燃は16歳の頃の自分に生き返っていました。
墨燃は前世での悲劇を繰り返さないよう、今世では絶対に師昧を守ると決意します。

ーーこの物語は、1章で墨燃が自ら命を断ち、生き返るところから始まります。あらすじを見る限り、墨燃と師昧の話なのかな?と思いがちですが違うんですよね。受はあくまで楚晩寧。恨み骨髄に徹すとばかりに攻は受のことを憎々しく思っているのに、そんな相手とどう結ばれるのか、気になりませんか?

〜お品書き〜
以下の内容が好きな方におすすめです

・受の楚晩寧の性格は苛烈で、自身にも他者にも厳しいです。ただ、弱者や困っている者を見ると放っておけないなど、正義感が強く優しい人物でもあります。

・攻の墨燃は、受が彼の想い人を見殺しにしたことで、受のことを猛烈に憎んでいます。

・そのこともあって、受は前世で攻に殺されています。

・しかし、受は非情なのではなく、実は己を犠牲にしても他者を(攻を)守る、弟子思いの心優しい人で、本当は攻に対して深い情愛があったんですよ。そういった姿を見せないだけで。

・というか、受は攻の師匠なので「そんなふしだらなことを考える自分は間違っている、どうかしている」と意志の力で攻への気持ちを捩じ伏せてるんですね。そう、受の方が攻に実は惹かれているんですよね。

・受はどちゃくそ強いので(物理)、度々 攻の命を救うも、攻はそのことに気付きません。(なんだこの猛烈なすれ違い…)

悪を憎み、正義を遂行する受ですが、やり方や言動が苛烈すぎて他者から誤解されがちなんですよ。また、1巻時点ではそれが長く続くので読んでいてはっきり言ってツラい。早く受に幸せになってほしい…

さすが中国BL、この作品も多分に漏れず1巻時点では(というか5巻まで)ちゃんとした濡れ場はありません!!が!!前世で攻は受に対してあらゆる陵辱の限りを尽くしていて、今世でも何かあると突発的にその時のことを思い出すんですが、その描写がまーーーエロいのなんのって……

〜以降1巻で印象的だったシーンなどの感想〜
・まず目次、すべての章が「本座は〜」という、はっきり言ってネタバレ目次なんですが、これがむしろ楽しい。
・料理のお品書きありがてぇ…
・24章…誰に甘えることもなく、一人孤独に怪我の治療する受の描写が切なすぎる…
・おいおい受!その肩の怪我の状態で「自分は戒律を破ったから棒打ち(罰)を受ける」だってェ!?正気か!!
・ははっ!手加減してもらってるでしょさすがに→手加減してもらってないの!?→さすがの攻もドン引き
・まあ…攻め視点だと受けは何かあるとすぐ鞭をブンブンビシバシと振り回すヤバい奴なんで…(否定はできない)
・弟子3人揃うとかわいいなこいつら。バランスいいぞ
・頼む…受の気持ちの片鱗が見える24章、攻の拗れ切った複雑な感情が吐露される29章まで…読んでくれ…
・二哈の表紙は、基本的に作中の印象的な場面などが描かれています。1巻もこのシーンはすごく印象的で…(31章) 自分は弟子たちから恐れられてるから…と姿を現さないようにこっそり結界を張って雨で濡れるのを防いであげる受けと、その姿を複雑な思いで見つめる攻……ぐっ…(心臓麻痺)
・45章……切なすぎる……ウッ……ウゥ…はやく報われてくれ

〜1巻の重要部分について〜ネタバレあります

1章で攻が自分の死に場所にしたのが、なぜ海棠の咲き乱れる通天塔だったのか?ここは受とはじめて出会った場所なんですよね…

物語の核心部分にもなるので詳しくは言えないですが、読んでいくうちに、1巻時点で「この弟子想いの受が本当に師昧を見殺しにするだろうか?」という疑問がわいてくるんですが、あくまで受のせいだという思いを捨てきれない攻。
とにかく伏線の貼り方と回収が鮮やかなので、どうか1巻で見捨てないで…

なんでこんなに評価が少ないんだ!!とキレてしまいそうなのですが、この本そもそも全然書店に置いてないんですよ!!しかも電子化されてないのでサンプルも読めない。1巻は奇跡的にあったのに、続巻買おうと思ったら地元(広大な田園と大自然に支配される田舎)の書店5店舗回って一冊も取り扱ってなくて私は泣きました。(取り寄せました)


※3月某日、全編読了しました。何を食べたらこんなにすごいストーリーを思いつくの…素人翻訳ですら後半は鳥肌がビリビリ立つほどの伏線回収の神でした。途中苦しくても肉まん先生を信じましょう……

6

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