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夏と夜とモラトリアム

natsu to yoru to moratorium

  • 電子単話
  • 電子書籍【PR】

表題作夏と夜とモラトリアム

藤沢 夏向
βから変異したα、大学2年生
燈夜
Ω、夏向の親友で幼馴染み

あらすじ

大学二年生の夏休みを迎え、今年は田舎への帰省を決めた地方出身でαの夏向。地元に着くやいなや村で数少ないΩで親友の燈夜と久々に再会する。しっかり者の燈夜と、穏やかな夏向。周囲がバース性に抱くイメージとは真逆の二人だが、夏向は元々βだった。中学時代に燈夜の初ヒートの影響でβからαに突然変異した過去がある。けれど特に気まずさもなく親友関係を続けてきたが、帰省した翌日に燈夜のヒートに巻き込まれて――?

・夏と夜とモラトリアム(1)……43ページ

作品情報

作品名
夏と夜とモラトリアム
著者
会川フゥ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
光文社
レーベル
光文社BLコミックス
電子発売日
5

(6)

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
30
評価数
6
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

幼馴染との微妙な距離感がじわりと沁みる

幼馴染の距離感。
好きって言ってるのに、上手く伝わらないジレモダ感。

田舎の温かい風景の中で、2人の思いが育まれていくジンワリ系ストーリーが響くお話です。
2人の間に蔓延る複雑な想いに切なくなったりもするけど、両片想いでお互いに惹かれ合っているのに、上手く噛み合っていかない恋愛模様にはもどかしさが募りました。

親友同士でαとΩという関係もあってか、意識し合っている距離感含めてドキドキしました。
夏向は好きを強く伝えてくれるのに対し、少しつれない態度を示す燈夜との温度差も気になるところ。夏向の本気度を少し疑っている節もあり、αになって勉強や運動面で色々と変わっていく親友への複雑な思いも滲んで見える燈夜の気持ちにも注目しながら読んで欲しいなと思います。

夏の日の田舎への帰省中というシチュエーションも情動的でそそられました。幼馴染で親友の2人の関係がどう進んでいくのか楽しみです。

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