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かきのたね先生の新作!!しかもオメガバ!!と、期待していた今作の内容は可もなく不可もなく…な印象でした。
内容としてはエリートα高校に通う倉木会長(Ω、元α)が突然変異でΩになり発情してる際、生徒会の後輩 田代(α)に助けられ救われ依存していくストーリー。
元々田代が親から倉木会長を目標?のように言われライバル視してた部分から会長を越えたい→から会長がΩだと分かった瞬間手に入れたい、独占したいと歪んだ欲にかられていく田代くん。
副会長の企みも田代くんによって?解決した様子。
親に言われてたからなのか昔から意識し、Ωだと分かり更に歪んだ愛へ欲が出た部分に関しては萌2でしたが総体的は萌。ハッピーエンドでとても良いですがもう少しひねりがあっても面白かったかなと思いました。
というので、大変楽しみにしておりました♡
だって、先生と言えば攻めの執着がすごそうなイメージなので。
そして、こちらのお話は、αのみが通う一貫校の生徒会長の倉木が、ある日突然変異でαからΩになっしまったところ、生徒会員のひとりαの田代に抱かれてしまい、、、
というお話です。
Ωとなってしまった倉木は、家柄も大変よく、変異してしまったことをしばらく父親に隠していましたが、副会長にバレてしまい、そこから失墜(というより、退学と倉木家から追放??)させられてしまいます。
けれど、後日談で倉木を陥れた副会長も同時期に学校を辞めていることから、どうやら家柄が大病院などという大きな後ろ盾のある、攻めの田代が画策した模様。
ストーリー的にはよくある突然変異のオメガバなのですが、そこはかきのたね先生です。
先生節があちこちに散りばめられた執着攻めと、転んでもタダでは起きない??(むしろ家から追放されたほうが悠々自適?!!)受けのエリートぶり、そしてフェロモン滲み出まくるえちシーン満載で、最後まで楽しませてくださいました。
ただ、ちょっぴり今作はパンチが小さかったような、、、(ですので、読む人を選ばない作品ではあります)
あと、読む度に画力が洗練されていって、美しかありません。
目で愛でながら(シャレじゃないです笑)読む楽しみ方もある1冊と思いました!
かきのたね先生初読みです。
オメガバースとしてはシンプルなお話だったかなと思います。
運命を受け入れていく話なので、執着や愛憎風味のオメガバース入門として良いかも??
受け倉木(変転Ω)が突然ヒートを起こし、後輩である攻めの田代(α)に校内で抱かれる。2人は運命の番で、その影響でどうやら倉木は変転したらしい。
元々親に倉木と比べられ続けてきた田代は、目の上のたんこぶだった倉木に対して憎しみを感じながら抱き続け…という感じでした。
ところどころ田代の裏がありそうな悪い顔が出てくるので、どこでひっくり返されるのだろう?徐々に心を開きつつある倉木はいつ真実を知り絶望に墜ちるんだろう(これ以上何かあったらさすがに倉木が不憫すぎる)…なんてハラハラしながら読んでいましたが、
最終的に田代によるそのような裏切りや絶望はほぼありませんでした。
普通に番になって卒業後も仲良く暮らしてるし…。お互い最初は「お前なんて」という感じだったけど、運命を受け入れてまるっとOKという感じかな?
西条がやったことが全部田代が裏で糸を引いていた…とかだったら執着にニヤリという感じなのですが。(西条の事件の前の「先輩の匂いがいつもと違う」はどういう意味だったんだろう?)
裏の顔や闇の匂わせがありながら、あまり深掘りされていない印象だったので、もっとそこを描ききってくれたら闇BLとして面白かったかなという気がしました。
倉木の親がとにかくひどいけど、これから生活の心配もなく気兼ねもなく暮らせるという意味では自由になれて良かった気もします。
描き下ろしの巣作りはかわいかったです!
かきのたね先生初読みです。
下剋上BLと帯にあったので、読んでみました。
結果、うーんなんか思ってたのと違う。
オメガバースとしてはベタなストーリーかなと思います。アルファ至上主義な世界でアルファの名門の家柄の長男というレッテルを父親、世間に貼られて優秀でなければならないと必死で頑張っていた主人公 倉木がある日突然変異でアルファからオメガになってしまって戸惑っているところに登場するのが、攻め様 田代。
家柄もよく優秀な倉木と幼い頃から比べられ続けた田代は、コンプレックスに感じていたから最初はオメガで発情しちゃってる倉木に優越感&支配欲でメチャクチャ悪い顔してんの。
だから、倉木を気にかけて助けたり優しいそぶりしてるけど、いつ突き放すんだろうと思いながら読んでいました。惚れさせてからこっぴどく振るみたいな。そんな酷い展開にはなりません。
最初のドロっとした感情はどこへやら、どんどん倉木にハマっていってくっついてました。
倉木は、田代が最初は悪意を持ってたなんて知らないままなんだろうな。
下剋上BLではなかったかな。立場逆転までしてませんもの。アルファがオメガになってしまって父親が理事を務めるアルファだけの学園を追い出されたし、父親からいらない子認定されて家族からも排除されたけど、手切れ金として小切手14億も貰ってるからむしろ将来ごとしがらみから解放されてハッピーじゃ?よかったねとさえ思えました。
悲惨さが全くない。
生徒会長副会長の東条の末路が中途半端に感じました。
アルファのみの学園の生徒会長倉木がオメガだという弱みを握って父親に電話でリークしてましたよね、悪い顔しながら。
どうやら父親は出版関係っぽくて週刊誌に載りそうな匂わせがあったのにそこはどうなったか書いてなかったですよね?
倉木パパが握り潰した上で、東条を退学させたのか?私、読み飛ばしてますか?(購入先の電書サイトの調子が悪くて何度も画面が違うページに変わってしまったりしたので、読めてないページがあるかもしれない)
アルファ同士でも運命の番ならばオメガに転換する可能性が?みたいな設定なのですが、田代割と余裕ぶちかましてますよね。もっとオメガのフェロモンに狂わされてる感あってもよかったかも。
なんだかえっちシーンは、オメガバースというよりもdom/subユニバースのように感じました。オメガに翻弄されているよりも、アルファが支配してる。
電子で購入したらしっかり白抜き修正でした。
初読み作家様。アワード2位のデビュー作『双子と先生』は、残念ながら同じ顔の双子が苦手で読めず…。オメガバは好きなのでこちら読んでみました♪ 電子で201ページ。(以下少々ネタバレあります)
αのみの一貫校が舞台のオメガバース。受けの倉木は容姿端麗、文武両道の完璧なαの生徒会長。攻めの田代は生徒会長一員の後輩。ある日倉木がΩのヒートのような状態になっているのを田代が見つけ、そのまま体を繋げてしまい…というお話。
田代が初めは普通っぽかったのに、初めて倉木を抱くシーンで、ヤバそうな雰囲気プンプンで1話からワクワクします♪
冒頭1ページに田代の「憎い」というモノローグがあるけど、倉木に抑制剤をあげたり、かなり優しく接したりして、あまり憎しみを感じられませんでした。「憎い」の理由は中盤に出てくるけど、田代から憎いって気持ちがあんまり伝わってこなかったかな。
本の帯にも「愛憎」という言葉があるけど、ちょっと「憎」の部分の描き方が弱いと感じました。
とはいえ田代が倉木に運命を感じて、強めに執着する描写はゾクゾクするものがあり、結構好きでした。「俺の番にしてやるよ」とか「あんたは俺のものだ」とかいいわ〜♡
一方倉木は学園理事長の長男で、ずっと優秀であろうと努力してきたのにΩに突然変異してしまい、全て水の泡になってしまうという不憫受け。
副会長がΩを「下劣な生き物」と言ったり、倉木父が「突然変異のΩに汚された」と言って倉木と縁を切ったり、Ωの地位がかなり低い世界観のよう。強めに差別的な設定で、これはあまり好みじゃなかったです。
二人が学園内でムラムラして何度か濡れ場が。攻めも全裸になることが多く、おっ、と思いました。着衣セッを描く作品が多い中、校内で全裸の濡れ場は珍しい。潔くて好きです。
ラストはしっかり愛が芽生えて、イチャイチャする二人も読めてよかったです。描き下ろしの巣作りする倉木は可愛かった♡
後書きによると先生はオメガバースをよくご存知なくて、担当さんに教わりながら描き始めたそうで、お疲れ様でした!
先生の描くちょっと歪みのある人物は好みだったので、次作も楽しみにしています。
⚠︎注意⚠︎
倉木がある人物にはめられて、暴力を受けたり無理やり体を触られたりするシーンが少々あります。苦手な方はご注意ください。セッまではいきません。
電子 白抜き修正(真っ白に抜かれて形のよくわからないコマもありちょっと残念な修正)