「俺のこと何も知らねぇくせに」

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67

おやすみ深海 上

oyasumi shinkai

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表題作おやすみ深海 上

哲平
押しかけ居候
桔一
フラワーショップ店員

その他の収録作品

  • おやすみホットケーキ

あらすじ

小さなフラワーショップで働く桔一は、
ゆるく気ままに日々を過ごしている。
普段は穏やかで人当たりのいい桔一だけど、
たまに危なっかしくて面倒くさがり。
最近、そんな桔一のペースを乱してくるのが、
年下の無遠慮な男、哲平だ。
今日も桔一のアパートの前で哲平が酔い潰れていて……

作品情報

作品名
おやすみ深海 上
著者
ハヤカワノジコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813034230

ちるちる評価ランキング

67

4.1

(41)

(23)

萌々

(7)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
10
得点
165
評価数
41
平均
4.1 / 5
神率
56.1%

レビュー投稿数10

静かにゆっくりじっくりと…

最近のBLは展開が早かったり分かりやすい描写が多いので(ソレも好き)、ハヤカワノジコ先生独特のじっくりと繊細かつ余白のある作品はあまり評価されないのだろうか?

いきなり謎の年下青年が居候している所からなので、2人の馴れ初めを知りたいのだけどなかなか教えてくれません(苦笑)教えてくれないのに年下青年はある一定の距離感を保ちながら花屋の年上男性の外堀を埋めていくように落とそうとしている。2人が近づいたり離れたりを繰り返す描写、私は好きです。
そのジレジレ感が2巻への期待になるので。

0

No Title

2018年の『夜明けにふる、』以来連載はされていたものの
長らくコミックスが出ていなかったハヤカワノジコ先生ですが、
昨年に『くらやみにストロボ』の新装版が出て、
そして、本作が上下巻が出て…と久々のノジコ先生祭りに
ファンとして歓びを噛みしめまくっております。

そんな久々の本作。
ピュアな学生BLが多い中、
今回は登場キャラが大人ということもあり
少々アダルティーな雰囲気を醸し出しておりました。

花屋の店員の桔一の元には気まぐれに通ってくる男がいて…。
その男・哲平と共同生活を送るうち、心がかき乱されてゆく桔一。

決して強引ではないけれど、じわりじわりと迫りくる哲平。
けれど、過去の苦い失恋から桔一は知らぬフリをし続けます。

近づいたかと思えば、いつの間にかまた距離が開いていて、と
一進一退を繰り返す二人がもどかしい。

哲平に絆されつつある桔一。
落ちてくれる瞬間が待ち遠しいです。
二人の進展を期待に下巻へ!

0

まだ上巻だからか…

ハヤカワノジコ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
執着 2
強引 2
エロ 0
な感じだと思います。

今作は上下巻ということだからか、あまり細かな経緯やそこに至るまでの背景が描かれてなかったので、少し分かり辛さを感じました。

本編では既に知り合って、桔一さんの部屋の前で待っていた哲平さんですが、まず2人がどうやって出会ったのか、その経緯が無いまま物語りが進みます。
他にも当て馬キャラの西村さんと桔一さんが、過去に何かしらのトラブルがあったようですが、それも今のところは分からず終いです。

桔一さん視点で描かれていることもあって、何故哲平さんがここまで桔一さんを気に入りアパートに押しかけてくるのか、桔一さんへの好意がある感じだけど、それがどれ程のものなのかなど、キャラクターの心理描写がイマイチ掴めなかったですね。
その辺の描写が下巻で描かれていれば良いのですが。

正直評価としては、今作は可も無く不可も無くな印象で、萌えるような描写も、個人的に苦手な描写、強いて言えば桔一さんと一緒に働いてる女性キャラに苦手意識はありますが、とりあえず萌という評価にさせて頂きます。

まだ上巻なので、カプ要素やキャラの印象などが掴み切れてないので、下巻ではそれが堪能出来たら良いなと思ったので、次巻も買わせて頂きます。

1

思春期…かな

ハヤカワ先生の作品久々ですね。
上巻のみの感想です。
ストーリーとしては、桔一の部屋に哲平が居候していて、ザ・当て馬キャラ西村と桔一が会っている所へぐ~ぜん哲平が通りがかり桔一が奪われ、その後少しずつ距離が縮まり…哲平は桔一へ気があることを宣言し、下巻へ続く…という感じですが。
おもしろいとは思います。
2人ともいい男だし、絵になるし。
ただずっとこっ恥ずかしい感じがするのはなぜだろう…と考えますと、全体的に思春期ぽいんだわと思いまして。
桔一が一人でいる時はアンニュイで、誰かの前ではめんどくさく、バカ笑いしてみたり、哲平を意識しまくっているのに強がっていたり、情緒不安定でキャラが定まらない感じがなんともかんとも。
哲平の初登場シーンがかっこいいんだけどキザに感じてしまったり、周りのキャラがやけにテンション高かったり、西村の流し目がドヤ顔だったり、店長のさもわかった大人のような感じ…などなど、読んでいるとどうも落ち着かなくてむずむずしました。すみません、完全に個人的な好みの問題です。
雰囲気はたっっぷり溢れまくっている作品だと思います。

2

季節を感じる情景描写に長けた作品

受けの桔一がお花屋さんという事もあってか、作中に季節を感じさせる「自然」がとてもナチュラルに溶け合っていて「生活」を感じさせてくれます

生活を感じさせながらも攻めである哲平との過ごした時間の経過も表現してる
すごく大人のお洒落さを感じさせる雰囲気でした

こういうセンスに共鳴するような作品は琴線が近ければ近い程、作品に巡り合えた感動は大きいというのを凄く感じます
そして感じると同時に、そうでなかった場合の少し置いて行かれた感と言うか、そのセンスに追い付けない自分が悔しい・・・というような感覚にもなってしまう

特にこの上巻は物語の突然の始まり、読者に読み取らせながら進むような展開のみで突き進むのでかなりアウェイ感を感じてしまいました

季節は進んでいるのに、2人の事を全く知れていない事がもどかしい・・・!
上巻は私にはこんな印象が強く残っています

この印象を解消出来るのか?
下巻を読んでみたいと思います

1

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