【コミックシーモア限定おまけ付き】限定特典と割引が充実!
鬼才の新人が放つ衝撃の純愛闇BL!
先ず、作品内容レビューの前に紙の上下巻と電子の1,2感の違いを残しておきますね
不要な方は▶まですっ飛ばして下さいませ
単話配信は11話で完結済です
電子配信は1~5話「ピンク背景に修道服を着た受けの幸太郎+手」、6話~11話「ブルー背景にVネックTを着た攻めの両+手」の表紙です
『電子版1巻』は1~5話収録
「赤い背景に修道服を着た受けの幸太郎、タイトル字が白抜き」の表紙です
電子限定おまけ3P漫画
『紙版上巻』は1~5話収録
「白い背景に修道服を着て正面を向いてる受けの幸太郎、タイトル字が赤字」の表紙です
描き下ろし10P漫画
※先生のXにて情報収集の為私はまだ未読です…
『電子版2巻』『紙版下巻』は6~11話収録
「青い背景に制服着用で横向きの攻めの両、タイトル字が白抜き」表紙が電子
「白い背景に制服着用で正面向きの攻めの両、タイトル字が赤字」表紙が紙版
下巻に関しては描き下ろしは特になし
他、、、
・電子は1,2巻共にシーモアでの特典漫画2Pあり
・紙版はサイン抽選キャンペーンあり
※紙版表紙は2人を赤い糸が繋いでいますね~‼
と、言う事で、、、
漫画的な内容で全網羅するなら、、、
電子でシーモア1,2巻+紙で上巻購入すると基本のコンプリートとなるっぽいです
後は紙は書店別特典もあるのでちるちる内の特典情報あるのでご確認下さい
私は現時点では電子1巻をDMM、2巻をシーモア購入で、紙の上巻購入を検討中!といった購入状況です
尚、電子1巻は各電子サイト(※)で4/17まで20%OFF中!(※DMM、シーモア、Renta!のみ確認済み)
▶作品レビューです、、、
前作で数々のセンセーショナルな描写でその高校生にしては過酷な幸太郎の日々と、幸太郎との出会いから常軌を少しずつ逸して行ってしまう両の幼いが故に真っすぐ過ぎて苛烈さに歯止めが効かなくなっている執着の行方に出口の見えなさを感じ、この最終巻での終わりを見届けたい気持ちで配信開始をお待ちしておりました
この作品と対峙している時はまるで、日々どこかで起こっているニュースで取り沙汰される中での当事者達の人生の裏側とその後を見るような感覚と自分の中では似ていました
この感覚は告白してしまうと恐らく下世話な感覚なのかも知れない…
第三者だからこそ見る事に勇気も要らないし興味のみで覗いてしまえるような感覚だな…とは自覚しています
でも、、、そんな興味本位で覗いた私の心を、激しく揺さぶる時間に覆われる読後、、、得も言われぬ感情に支配されます
事件の裏で続くテレビの向こう、ネットや雑誌で消費され淘汰されてしまう「誰か」だったハズが…その事件の中の「人」としての人生に触れてしまうような感覚で、両も幸太郎もキャラを超えた「生きた人」としてでしか見えない位に迫って来ます
両の贖罪、幸太郎の赦し、孤独、再生、済生、、、
過ちを犯した人
その過ちに気付き抗い、前を向いていく人間の希望
気付きを与えてくれるのもまた「人」であるという揺るぎない事実
ここに全てが詰まっていました
上巻でまだ子供で、幸太郎の置かれた状況を知っても何もしなかった大人への憤り、そして自分の無力に流された両
その経験をした両だからこそ、今出来る事に辿り着ける
成長というか本来ある両のプラスの部分が蘇っている事に安堵します
しかも、その後押しをしてくれるのが他ならぬ幸太郎
自分の後悔しかないような日々に救われた時間があった事を知れた事がどれ程の救いだったか、、、
かつて両が幸太郎に掛けるべきだったであろう労りの言葉が大人として救うべき相手に届く瞬間、、、屋上のシーンとそこに続く階段に座るかつての両に重なる秦野の姿、、、
泣きました
幸太郎の強さにも両の人間らしい脆さにもとても「生の感情」を感じます
そして、本当に心が震えるような感覚で掴まれます
前巻レビューで「共依存エンド」はありえるのか?
と書きましたが、この2人は「依存」を超えた先の「共存」という希望に向かっていく未来を強く感じさせてくれました
多分これ以上無い位の見たかったエンドです
もう、、、言葉がありません。゚(゚´Д`゚)゚。
内容に関してはあんまり触れてませんが、両と幸太郎をきっと他人事として見れなくなっていると思うので、ここは巻き込まれながら読んで欲しいのであんまり詳しく書きませんでした
是非、読んで感じて欲しいです
物語の背景の細かい所などで幸太郎が「ひみつ」とする部分があります
ここは読者がツッコミたくなる部分をあえて幸太郎に「ひみつ」と答えさせる事で上手く先手を打ってる感じがしました!
幸太郎のキャラだからこそ納得できると言うか、、、⁉
何か、こういうストーリー展開の上手さにも魅了されました
納得感あるお話し運びがすごく上手い先生だと思います
ヴヤマ先生、5年間、本当にお疲れ様でした!!!
この作品に出会わせて下さって感謝しかありません*:.。.(ღ˘͈︶˘͈ღ).。:*
先生の次回作も楽しみにしております‼
始まりの巻には多くの地雷要素を含むのでその辺は無理におススメはしませんが、雑食タイプの夜明け属性読者さまにはものすごくおススメです!!
決して軽い作品ではありません
でも、読み返すのがしんどい作品でも絶対にありません!!!
寧ろ、折に触れて読み返したくなる作品だと思います…!
修正|絡みはありますが修正は不要な描き方です
精神的ダメージを負った上巻、いろんなことに悩まされた下巻、という印象でした。最終的にはめでたしめでたしですが、そこに至るまでだいぶ精神的に疲弊します。それがいいんですが。
個人的に上下巻の中で一番刺さったのは両と幸太郎の母の再会シーンで両が泣き崩れ土下座したことでした。
ここだけは間違いないのですが、悪いのは幸太郎の母で、養子として引き取った子供を金儲けだろうとそうでなかろうと倫理的に反することに巻き込んでいたのは良くないことで、そんな状況を打破したのは両の通報だったので世間的にみたら両の行動は勇気あるものとして称えられるものだと思います。
でも当時の両の好きな人を助けたいという気持ちによって振り下ろされた正義は、間違いなく幸太郎とその母の仲を強制的に引き裂き、母を犯罪者とし精神的に追い詰めたことは間違いなくて、正しい事だったとしても一人の人間を追い込んでしまったという事実はずっと引っ掛かってしまうのだろうなというのを見せられてすごくずしんときました。
ただただ2人が救われて幸せハッピー希望のある未来というまとめ方をせず、また同じような問題に直面する可能性も抱えている過去も見せた上での幸せなラストというのが沁みました。体力を消耗するので頻繁に読み返せる気はしないのですが、完結まで読むことができて幸せです。
上のあの暗くて重い雰囲気からよくこの真逆のハッピーエンドにまで持ってこれたなととても感心しました。
上巻ではずっと話が重く、このままでは共依存エンドになるのでは無いかなと予想していましたが真反対の超ハッピーエンドになりました。それもそれでいい。
やっぱり、幸太郎と両が4年という長い間距離を置いたのは正しかったのだと感じました。距離を置くことでお互いが自分を見つめ直す時間を取り、他の人とも接してさらに成長していくことが出来たのではないかと思いました。
距離を置いたとしても2人の気持ちには変わりなかったため再会したあともまた心が通じ合うことが出来たのだと思います。
あとこの作品がデビュー作!?と驚くぐらい話が凄く面白くて良かったです。次回作もあればぜひ読んでみたいです
「またね」は「また」がある、もしくはある事を願って使う言葉
そう考えると、両と幸太郎が道を違えた事がすごく響いて来るタイトルにも感じます
そしてもしかしたらこの「またね」は幸太郎と養母の関係に於いても当てはまるのかも知れない
上巻のレビューで書いた養母の「悪意のない悪」と両の「悪である事を理解している」という違い
理解した上で見ないフリをして悪事に手を染めた両には「罪悪感」がちゃんと残る
「罪」という意識があるからこそやり直せる
だからこそその罪から逃げない為に寄り添ってくれる存在である「神様」が救いになる
養母はどうなんでしょうか
両が強制的に突きつけるカタチで自身が幸太郎に行った事を「罪」として意識させられた彼女
両と幸太郎が彼女を訪ねたシーン
謝る両に悪いのは自分だった、幸太郎を大切にしてくれた事への感謝を伝える姿
そこには極普通の母の感情を垣間見る事が出来たように思います
強制的であってもこうして罪を知る期間が更生に有用だったと希望を感じられるシーンでした
きっと彼女は孤独がトリガーになってしまうタイプかと思うので彼女にこそ「またね」が必要なんだろうと思います
そして「神様」としても「またね」を生み出す存在としても幸太郎の存在が大きい
幸太郎が自分の足で立てているからこそ救われる世界だったと思います
その存在は神様としての幸太郎ではなく「生身の人間」である事を忘れないで欲しいと強く思いました
色々と想いを巡らしたくなる印象的な作品タイトルだな、と改めて思う下巻でした
確実に思った事は決してこの上下巻は「闇BLではない」と言う事
ダークではあったし、闇展開もありました
でも「闇BLを伝える」為だったとは思えないんです
なぜなら、読後のこの気持ち・・・病んでないんです
だからこそ上巻の内容で読むのを避ける読者様がいたら勿体ないなってすごく思います
出来るだけ多くの読者様の目に留まり、手に取られて欲しい「感じる事が出来る」作品だと思います
作品情報の2人のキャラ属性に関して個人的に思う事を・・・
(普段私は結構この属性検索を使うので、一応そんな読者様が居れば、と言う事で個人的な見解ですが書いておきます)
幸太郎は上巻は確実に「不憫受け」だと思うのですが、下巻では「不憫受け」は合わない気がします
寧ろ「不憫と思わない、思われない」生き方をして来たのが下巻で出会える幸太郎だと思います!
だからこそ彼の強さに救われた人が居るんだと思うのです
なので、幸太郎を不憫なキャラとして読みたい、と思った読者様には印象が違くなるかも知れないので、そこは注意して欲しい気がします
すごく心に残る作品を読みました
作家様の次作も必ずチェックします!
長い期間の執筆だったようですね
お疲れ様でした
本当に素晴らしい作品に出会えました
ありがとうございました(*´▽`*)‼
(こちらは下巻のみのレビューです。上巻については電子書籍の方へレビューさせていただきました)
1巻(上巻)に引き続き、電子で2巻(下巻)を読みましたのでレビューしてみます。242ページ。以下少々ネタバレあります。
上巻では、両が自ら階段から飛び降りて大怪我を負うという衝撃展開で度肝を抜かれました。自分から離れていきそうな幸太郎を、命をかけて繋ぎ止めるとは…ヤバさ全開!見事なヤンデレっぷりでした。
正直、上巻がかなりセンセーショナルな内容だったので、下巻もどうなることかと、少し身構えて読み始めたのですが…。
下巻は予想に反して、かなりストーリーに救いが感じられる内容で、ちょっとほっとしました。
冒頭こそ両の行動に闇を感じて、ホントこの子大丈夫か?(汗)、と思いましたが、幸太郎と距離を置くことになり、何年も一人で自分と向き合った結果、普通の人間らしさを取り戻せたのかなぁ。
数年後再会してからの展開はちょっと予想外でした。幸太郎から連絡してくるとは。
離れる前幸太郎は、自分が弱いから両がすり減ってしまうと言っていたので、もう大丈夫と思って再会したのかな。年月を経ても気持ちは変わらず強く求め合う二人に、なにかほっとさせられます。あと幸太郎のツンデレ可愛いw
両が教育実習先で、つらい境遇の生徒に寄り添うシーンも素敵でした。幸太郎に過去の気持ちを聞き、生徒に『普通』に寄り添って…。両がやっと以前のような、ただただいいヤツだった優しい両を取り戻せたような…。それによって生徒も気持ちが救われた…ちょっとグッとくるお話でした。
最後は、二人が本当に愛し合って信頼しあって、なんでも話せるようないい関係になれて、本当に良かったです。
幸太郎母との再会シーンも救いを感じられてよかった…。
読み始めた時には想像もしてなかった、あたたかい救いのある展開で、時にはちょっとコミカルで、ほんわかする下巻でした。
読みながら、少しストーリーが綺麗すぎるかな、と感じてしまう、斜に構えた自分もどこかにいました。でも上巻のストーリーを考えると、下巻がこういう救いのあるお話なのは、バランスが取れているかなと思いました。
両が元の自分を取り戻せて、幸太郎も本来の自分であろう明るく朗らかな大人になれて、本当に良かったなぁと思いました。
上下巻あわせて、大変読み応えのある作品で、素晴らしいデビュー作でした。
先生の今後の作品にも期待しています。
シーモア 修正箇所なし(濡れ場は少し、修正不要な描き方)

Lily2022
こんにちは!ご返信ありがとうございます!
私のレビューの方にもコメントくださって、すごく嬉しかったです・・・!
こちらに書き込んでいいものか分からず、私の方にいただいたコメントへお返事させていただきました。
お時間ある時に見ていただけたら嬉しいです。
ではでは!
チル76
Lily2022さま
わぁーー…!
大変嬉しいお言葉を頂き、何と御礼を申し上げて良いのやら…!
恐縮でゴザイマスが、とっても嬉しいです
自コメ蘭なのでLily2022さまがご覧になられるかが不明瞭ですのでLily2022さまのコメントにこの後改めてメッセージをさせて頂きますね!
先ずは一言御礼を残したく置いておきます
チル76
Lily2022
突然コメント失礼いたします。
「依存」を超えた先の「共存」
という表現に、大変感銘を受けました!
そうか、幸太郎と両は共存に辿り着いたのか・・・と思わず唸ってしまい、勢いのままコメントさせていただきました。