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“鬼"に嫁ぎました
初めて読む先生です。とても絵が綺麗でストーリーも素敵で読みやすかったです!
弥生時代??辺りの巫女の世界観と物語の『桃太郎』の鬼側の話がMIXされているようなお話でした。
月の巫女として育てられた神子は御信託により、”鬼”と恐れられる城主・温羅(うら)に嫁ぐことになります。大陸から渡ってきた大男を恐れるものは多いが、彼は幼い頃から逞しい温羅に想いを寄せていました。意を決し、男でも孕むことができる秘術を受け、温羅に「夫婦になりたい」と迫り…!?
後に温羅に白藍と名前をつけられる巫女ですが、無骨だと思われていた温羅はとんでもない愛妻家。男であることを引け目に思っていた白藍の方がむしろ積極的に温羅との子を成したいと身体の疼きに身を任せていてとてもえちえちに見えます♡
温羅はそんな白藍を傷つけたくないと慎重に慎重に愛する所がなんとも愛と敬意に満ち溢れていて、彼の丁寧な言葉遣いも心地よいです。
一時はどうなってしまう!?(バドエン!?)と思われるようなヒヤヒヤするシーンもありますが、最後にはほっと胸を撫で下ろしました。
オメガバースではないのですが、男性だけど妊娠する事が出来ます。(お腹が大きくなる表現はありません)
エロ少なめ…とありますが、なかなかどうして!!やはり妊娠するためにはナカ出しは必須なわけで。1回じゃ確実じゃありませんからね(ニチャァ)十分えちえち♡に感じるシーンでした!
二人の体格差もかなりあってとてもキュンっとします♡
先生の初コミックス『ヲタ・ファタールの災難』は既読です。こちら前作とは全く雰囲気の違う作風で、興味を持ったので読んでみました。以下少々ネタバレあります。
古い時代(弥生時代辺り?)が舞台のファンタジー。
銀の髪、藍の瞳を持つ若神子(白藍・びゃくらん)は、神託により幼い頃から想いを寄せていた年上の大男の城主・温羅(うら)に嫁ぐ。大巫女の秘術で妊娠できる体になった白藍は、温羅に迫るもなかなか抱いてもらえず…というお話。
かなり歳の差、体格差のあるCPです。
温羅はガタイのいい長髪の男前で、白藍を大事にする年上溺愛攻めです。白藍は細っそりした銀髪碧眼の健気美人さんで、可愛らしい誘い受けです。
白藍は温羅にずっと片想いしてたので、早く抱いて欲しいのに、温羅は白藍を大事にしすぎて手を出さない。体の疼く白藍の自慰が温羅に見つかり、やっと気持ちが通じ合う。
白藍が愛くるしい外見なのに、グイグイ温羅を誘ってくるのがエロいです。
二人の関係が順調に進んでると思ったら、温羅は朝廷から謀反の疑いをかけられ、争いが始まる。なんか桃太郎みたいな一行が来たと思ったら、本作は桃太郎の元の伝説、吉備津神社に伝わる『温羅退治』がベースのお話なのでした。検索してみたら興味深かったです。
温羅は片目を失ったり、白藍がさらわれたりと、なかなかシリアスな展開に。
白藍は、神子のくせに温羅に恋した天罰だ、なんて自分を責めちゃう。健気すぎるな〜。
白藍が敵方の大将に「自分の妻になれ」なんて迫られるし、あわわどうなるの〜、とハラハラ読んでたら、争いの収まり方がちょっと呆気ない感じで、少々肩透かしでした、う〜ん。
とにかく争いは終わり、最後はとうとう二人が結ばれる長めの濡れ場が。体格差がすごいので(あと多分温羅は絶倫w)、白藍ちょっと大変そう、でも幸せそうでえちえちでした。
温羅と白藍の恋と、朝廷とキビの里との戦いという、二つのテーマが主軸ですが、後者の方が中途半端に感じて、ちょっとストーリーに没入できませんでした。
作画は綺麗で、温羅が白藍を溺愛する感じは好きでした。歳の差、体格差が好きな方にも刺さりそうです。
(ちなみに温羅退治の伝説がモチーフですが、ストーリーは別物です。)
電子 薄い枠あり白抜き修正(濡れ場は挿入無しも含め数回。枠ありなので形がわかるのがエロいです。温羅デッカ!w)