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小説


ラブandエロいっぱいというよりは事件解決がお話の中心で読み応えがありました!
生死をさまよう事故をきっかけにダニエルの記憶を思い出したジョナスが、度重なる偶然でウィリアムの人生と再び絡まっていくのが面白かったです。
ジョナスは自分とダニエルの狭間でモダモダ、
ウィリアムはジョナスのことを恋愛的な面で好きだとなかなか自覚せず、養父と養い子という健全な関係が続きます。
本格的にふたりのお話が始まるのがジョナス15歳の時ですもの、そりゃ仕方ないですよね笑
執事のブレアが好きです!
すみません、全く萌えなかった…。
ウィリアムとジョナスの関係性が、どうしても養父と養子にしか見えない。
対等な感じが一切しなくて、どうしても恋人同士に見えない。
もしかしたら、時代背景として夫と妻になる者の関係は対等ではないのが当たり前で、それを前提として書かれているのかもしれませんが、とにかくジョナスが優等生でウィリアムの言いなりなので、うーん…。
ウィリアムが「ジョナスがダニエルの生まれ変わりだから愛した訳ではない」みたいに言いますが、だとしたら12歳も下の少年を性的な意味で愛するか?と。
それと根本的に、淑女然とした受が苦手なので、ジョナスのキャラクターに萌えられませんでした。
もっと少年らしい奔放さがあってもいいと思うのですが、ひたすらおとなしく従順な性格なので、終始幼い未成年というイメージが強く、Hシーンも微妙な気持ちになりました。
※結末詳細のネタバレがあります
※読む人によっては辛口かもしれません
私にはこの溺愛は物足りませんでした。
もっと表紙の雰囲気のような狂気性を含むものを期待していました。
浮足立っている感じはあります。
重複に近いような風景描写、事件と事件解決の詰めの甘さ、
初夜について言及があったのに当日全然意識していないことなど…
所々ひっかかっていまひとつのめり込めませんでした。
その前から惹かれていたとは言うけれどウィリアム(攻め)からの告白が
ジョナス(受け)が生まれ変わりと分かってからなのがモヤりました。
終盤のあの人たちとの対面もなんだか不完全燃焼。
しかも卒業したら官僚になって寮生活です、で終わって…
休日や結婚の約束があるとはいえ読後の幸福感が低かったです。
設定とジョナスの性格、サブキャラは好きでした。
特に実質保護者の執事のブレア、良識のあるバーナードが魅力的でした。
おおよその内容は、タイトルでよく表現されているとおもいます。
前世ではウィリアムの恋人だった青年、男爵家子息の ジョナス・コベットを引き取ってくれたのは、王国所属の騎士で公爵家次男、ジョナスの養父のウィリアム・ベレスフォードでした。
前世の自分を忘れていない彼に、ジョナスは思慕を募らせてゆくというストーリーです。
「受」を溺愛している「攻」が、かっこよくて、よんでいて、胸がきゅんとしました。
読後感のいいすてきな作品だとおもいます。
作者買い
すごく面白かったです♡
ミステリー要素も満載で、コメディ要素もあり、ラブも両片思いでしっかり!!
物語の展開もテンポも良くて、矛盾がなく、スラスラと読めました。
ウィリアムのビジュアルがめちゃくちゃ好みで、カッコ良かったです♡♡
わたし的には、バーナードのアシストツッコミがどストライクでした(*^^*)
ハラハラドキドキシーンも多くて、読む手に汗をかきました。
文句なしの神作品だと思います♡
ミステリー 転生 中世 だんだんおかしくなる攻め 両片想い を読みたい方にオススメです!!
