ひたむきで心優しい朗らか男子×クールビューティーな男前先輩が、変わっていく環境の中でも互いへの思いを深めていくハートフルラブストーリー。

コミック

  • ピンクハートジャム beat 2
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46

ピンクハートジャム beat 2

pink heart jam beat

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表題作ピンクハートジャム beat 2

灰賀優希
音楽教室講師、恋人
金江凉
レコーディングエンジニア、25歳、灰賀の先輩で恋人

その他の収録作品

  • 描き下ろし~あの夜の2人~、ぷちネタ#6~9

あらすじ

大学を卒業した灰賀(はいが)は、同棲中の金江(かなえ)を連れて実家に帰省する。
初めは金江と灰賀の両親との間にぎこちなさがあったものの、徐々にその距離も縮まり、穏やかな時間を過ごした2人。
しかしその帰り道、金江の元アルバイト先である箱ヘルのオーナーから、「金江の先輩キャストだったマキがストーカー化した客に怪我をさせられたため、代役として店に出てほしい」と連絡が入る。キャスト復帰は断りながらも心配そうな金江を見た灰賀は、自分がマキの送迎をすると提案し、“マキの彼氏役”として護衛をすることになるが…。
ひたむきで心優しい朗らか男子×クールビューティーな男前先輩が、変わっていく環境の中でも互いへの思いを深めていくハートフルラブストーリー。

作品情報

作品名
ピンクハートジャム beat 2
著者
しっけ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス メロキス
発売日
電子発売日
ISBN
9784834265682

ちるちる評価ランキング

46

4.5

(235)

(157)

萌々

(55)

(13)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
27
得点
1048
評価数
235
平均
4.5 / 5
神率
66.8%

レビュー投稿数27

この2人なら何があっても大丈夫

これまで圧倒的存在感を放っていたバンド関連の描写がほとんどなかったことが意外や意外。楽器もほとんど出てきません。
この作品ではあって当たり前のことのように思っていただけに、すごく新鮮に感じたbeat2は、本格的なお仕事シーンや、専門用語もバンバン飛び交いながら動いていたそれまでのストーリーテイストとは味わいが変わってて、恋愛方面に振りきったストーリーに興味津々で読み入りました。

ときに甘く、ときにヤキモチ。ときにホッコリで、ときにラブラブ……かと思ったら急に巻き込まれシリアス展開がきちゃってと、ストーリーのアップダウンが激しいことこの上なし。しかし、色んな状況に置かれてもお互いを信頼し、心も身体も委ね合う2人の姿はそれまでと変わることはありませんでした^ ^

金江と灰賀ファミリーとの対面から始まる今巻は、灰賀の家族に金江を紹介することだけでなく、灰賀の過去の恋愛事情に触れることで改めて灰賀自身を掘り下げていく意味も大きかったと思います。
元カノとの交際情報はそこまで詳しく知りたくもなかったですが(H事情とか…)、でも元カノの存在が金江との交際の充実感を引き立たせる役回りになっていたのは事実。金江がグイグイ突っ込んで元カノのことを聞いてくるのも、対抗心や嫉妬心よりも灰賀のことをより理解したい気持ちの表れからで、2人の間にある信頼関係の揺るぎなさを感じるところでした。

灰賀の家族がホンッッッットーーーに良い人たちで良かったです!
特におばあちゃんの懐の広さよ……こんな風に達観した考え方と落ち着きのある歳の重ね方をしたい( ´∀`)
灰賀両親も、ただ理解あるだけの人たちじゃなくて、交際に関して不安や疑問もちゃんと口に出して息子と恋人のことをわかり合おうとしている姿勢が素晴らしかったです。

次巻は新社会人となった灰賀の新しい生活がスタートするところから始まりそうですね。
不慣れな生活にアタフタする灰賀の姿が目に浮かびますが、またどんなドラマが巻き起こっていくのだろうかと楽しみにしています。

10

これからも見守っていたい…

今回全体を通して思ったのが灰賀がまっすぐ恋愛に向き合うようになったなと感じました。これまではキャラ的にはワンコ的な感じで、かわいい後輩感があった灰賀でしたが、金江とのこれからを両親に話している灰賀がものすごくまっすぐで男らしなと読んでいて思ってしまいました。個人的にはマキさんも大好きなのですが今回はマキさんメイン的な要素もあり嫉妬する金江も含めてすごく良かったです。やっぱりしっけ先生は最高でした!!

7

読後に即レビューをしなかった訳

大好きなシリーズ作品です(´ ˘ `*)
当然発売日に即購入しました♡

読み応え、十分ありました‼物理的にも200P弱ですしね♪
即購入し即読んだのですが、、、jam→beatへ続いた前巻を読んだ時に感じたような湧き上がる衝動や興奮はやや抑え目で、早くレビューにこの気持ちをぶつけたい…(>ω<)‼みたいな昂ぶりにはなぜだか至りませんでした

昂らないから面白くなかったって訳でも決してありません!
だって読み応えは十分だったのですから…⸜⸜٩( 'ω' )و //

では何で即レビューを書かなかったのか???
自分でも謎だったので、、、今一度、二度三度…と読み返してみてました

そして、思った事は、、、
すごくこの2人の関係性が〝成長している〟事に対して、私の読者としての読み方のマインド〝成長がスローペース〟なんだろうな~という事
彼らの成長がグランジロックのBPM100~120に対し、私のBPMはスロージャムなBPM80~90辺りなのかな?って印象です

つまり、未だに『灰賀くんと金江先輩』の面影を探してしまう私に対して、しっかり歩みを止めずに2人は『優希と涼さん』として彼らの人生を共に歩んでいるのですよね

この違いは実家での金江先輩…もとい!涼さんを抜いた状態での灰賀家の会話の内容に近しいものを感じます

両親の戸惑い、優希のジレンマ、、、お互いすんなりいかなくたって理解したい、理解して欲しいという気持ちの先はきっと一緒!
ただお互いがありのままで自然に笑顔で居心地が良かったらいいな♪って事だと思うのです

私もモラトリアム期真っ最中の2人に出会い、それぞれの不安定さが魅せる魅力に惹かれた印象が未だに根強くて「灰賀くんはこう!金江先輩はこう!」みたいなイメージを持ち過ぎていたのかも。。。

きっとそう思う事自体は読者として悪い事ではないと思うのです(両親が息子を心配するのだって自然な事だと思うしね)
それでも、その想いと違ったカタチであっても「灰賀優希と金江涼の2人の物語」をまだ見ていたい…‼見守りたい…‼って思うからこそこの作品にしっかり〝読み応え〟を感じているのだと思います

彼らの進む成長スピードに私のマインドが追い付いて、しっかりとしっけ先生が魅せて下さる世界での2人を見て、知っていきたいです(*˘︶˘*).。.:*

そんな訳で意味深なレビュータイトルを今回は付けてみましたが、、、
読後に即レビューをしなかった訳は、、、
【あの頃の灰賀くんと金江先輩からの脱却が追い付いていなかったから】
というだいぶ”しょうもな…っw”な理由だったって事かな?って自己分析をしてみました(*´ェ`*)イヤイヤ…お恥ずかしい…www

シリーズとして読んで行く中で、きっとこの巻は後々読むと自分的な転換点になってるかも知れませんね
そんな振り返りをこの先に出来るのかも知れないな♪っていう楽しみがあるのもシリーズが続く醍醐味でもあり幸せでもあるのかな♡と思います٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

評価は、、、じっくり読んで気付きを自分なりに得られた納得感が大きかったので、やっぱり私的な神作品には違いないのだな…!という事での想いを捧げて評価しました☆彡

とは言え、、、今回のストーリーの大部分を占めたマキさんのお話しですが、、、興味を引いた、と言う点ではYESですが、次巻以降の展開自体には注視して行きたいと思います|qд・,,)ジーーーー…

今私はやっと「灰賀優希と金江涼の2人の物語」に正面から向き合っている状態に辿り着いたので、、、
あくまでも、2人のお話しから余りにもおおきくブレないで欲しいな…(¯―¯٥)と若干戦々恐々とした気持ちになった終わりだったのも事実です。。。
ココは次回以降に明らかになるかな?と思ったので今回は大きく評価には反映しませんでした

濡れ場と修正|濡れ場はご実家でのえちからのスタートにちょっと驚きがありましたΣ(゚Д゚)何となく、涼さんはそういう事をしなさそうかな…?って思ってたから、、、

でもこれもまた断片的に金江先輩の影を追ってたのかも知れません
きっと優希と共に居る涼さんはすごく初心に恋をしてるんでしょうね‼
だから何ともない反応はしてるけど、どこか元カノの存在に薄っすら嫉妬もしていて、でもそんな姿を見せないのが金江先輩的な所なのかも?!でも、抑えられない恋する涼さんが出て来ちゃってちょっと元カノにマウント取っちゃったのかもね♪
まぁ、、、写真とか見ちゃうと一気に現実感湧きますもんね~( ̄▽ ̄;)

今回は何となく不本意ながらも積極性を発揮してしまう涼さんからの仕掛けえちシーンが多かったように感じました~

因みに修正は、、、すご~く綺麗な白抜きですw←何となく白抜きの中ではギリギリ良な気はします。。。

7

待望です

まず、読み終わってさいごに、
灰賀まだ働き始めてなかったんだわ•••!と驚くくらい、特定の時期がしっかりゆっくり大事に描かれていて、
以前の話(動物園に行く前だったかな?)で金江が「忙しくなる前にどこか行けたらいいな」と言ってたのも、帰省・親への挨拶という形で少し叶えられていてほっこりしました。

ですが、ただほっこりするだけではないのが今回です。
今までになかった、少しハラハラする出来事と、今まで一度も出てこなかった人物(イケメン)も登場したりと濃いお話になっていました。

その中で、灰賀はよりたくましく、金江はより素直になり甘えられるようになっていて、
とにかくとにかく最高な2人を見させてもらいました。

観葉植物になって見守りたいとはまさにこのこと、これからもこのまま2人の人生をそっと垣間見させてもらい続けたいと切に願い読み終えました。

6

恋人として成長してる二人

 まず灰賀くん。これまでになく、家族や涼さんに自分の考えや思いをはっきり伝えてて、頼もしい。これまで自分の気持ちや要望にカバーをしていたのが、今回はしっかりと自分の考えを伝えているところ、いいなあって。どちらも涼さんのことを思っての行動だけれど、この違いは二人の関係性の深まりによるんだなあと。
 それから、灰賀くんの実家でのあれこれ、すごくリアリティを感じました、リアルを知ってるわけじゃないのに。ご両親の手探りな感じ、歓迎しているんだけれど和やか円満にはならない、そんな様子がとてもナチュラルに感じました。そんな中での、さすがのお祖母ちゃん、でした。
 そして涼さん。優希くんを想うがゆえのモヤモヤ、イライラ、こんなふうに出してくれるとは。自分のせいって重々わかってても、優希くんにもたれ掛かって…。自分で八つ当たりって言ってても思いを吐露する涼さん、いいなあ。それをまた、優希くんが柔らかく受け止める。
 今回は、表紙がグッと落ち着いた深みのある感じになっていて、二人の仲を象徴しているように感じました。すてき!
 最後に、メイド服、ありがとうございます!次はマキさんのお話かなって楽しみにしています。

6

この作品が収納されている本棚

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