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下巻は光瑠が白良に溺れて壊れていく様子上巻よりもが生々しく描写されています。
会社の次期社長、常務という立場でありながら玩具や貞操帯を使った射精管理をされるという恥辱と、快感がせめぎ合う様子が表情豊かに描かれていて圧巻です。
それまで妹の目を盗んで白良に抱かれていた光瑠ですが、奥さんとの間に子どもができると(このシーンもええええ!?という驚きがすごかった)どんどん回数が減り、身体は白良を求めるように。
あまりの禁欲に耐えきれなくなった光瑠がどんどん白良を求めて彼のスケジュールを把握したり、まともな人間として行動できなくなって狂っていく様子が恐ろしいです。
そんな中で明らかになる白良と妹の真意!!
まさかまさかで、衝撃が走りました!
登場人物全員が計画した通りに物事が進んでいて…恐らくメリバという括りなんでしょうけど、私はハピエンに感じれました!(それぐらい全員が幸せそうなラストです)
とにかく激しい性描写、光瑠のしんどい姿が多いので読み手は選びますがそれでも興味のある方にはぜひ読んでもらいたい振り切った作品です!