イラスト入り
鬼族が住むファンタジー。
めっちゃ優しい世界観。
角の長さや本数、色、といった見た目で強さが分かる鬼族の中で、生まれながら角が折れているうえに白い角を持つデイルがこの度の受様。
その見た目のせいで、虚弱認定され、周囲から保護対象とされてきた。
兵士になったのに、元気なのに、戦いたいのに、なかなか戦闘に出してもらえない。
周囲の仲間の優しさは理解できる上けど、それでもモヤモヤもわきあかる。
折り合いの付け方とか、いい子過ぎず共感できてよかったです(*^^*)
攻様はデイルの上司で王太子で辺境騎士団長のリランド。
こちらもいい攻様♡
初対面で全てをなぎ倒してデイルを抱き上げてベッドへそっと運ぶ姿が、しょっぱなからきゅん(´∀`*)
デイルを大事に大事に真綿で包みたいのに、戦いたい気持ちを尊重もしてくれて。
デイルが白い鬼としての能力に目覚めた後。
倒れて目覚めないデイルを前に、さぞ心配しただろうなぁ、と思うとにまにましちゃう。
弱いものは守るのが当たり前な世界。
世の中の偉い人がこんな考えの人ばかりならいいのになぁ、としみじみ思っちゃいました。
あぁ、それとめっちゃミルクティーが飲みたくなりました(*^^*)
設定が好きすぎた。
リランドとの関係をディルの過保護なご両親や兄がどう思っているのか。
またディルのツノが今後どうなるのか。
そして濡れ場シーンももっと読みたい。
現陛下への顔合わせ、両家家族の顔合わせ
とかも読みたい。
あと結婚式とかもするならぜひぜひ一読者として参列させていただきたい。
この世界観も、攻め受けCPも、周りのゲロ甘お父さん目線な鬼人達も全部読んでいてニヤニヤが止まらなかったので続編出してください!!!(土下座)
ちなみに、ミルクティーとスコーンを堪能しながら読みたくなって、途中でルピシアに行きテ・オレとスコーンをゲットして、1人茶会をしながら読書しました。
年末年始休暇のあいだの素晴らしい読書時間でございました。
表紙のデイルにすごく惹きつけられました。
なにこの可愛い子?特に目と眉。
ふわふわな髪に口元を軍帽で隠す、まるでミロのヴィーナスの腕がないような、どんな顔なんだろうと期待させるポーズ。
お話はデイルがずっとずっと、己の体と周囲の過保護に苦しんでいるというか。
見た目は今にも死にそうだけど本人は全然平気で。なのに周りが勝手に心配して過保護になって、やりたいこともできない。
そんな葛藤がずっと続きます。
そんなデイルが北の砦に移り閣下と出会い、なんだかお話が動き出します。
角の数と色で実力主義な世界なので閣下は今までで一番強くて理性的で賢いんですよね。
なのでデイルを囲い込むだけでなく本人の希望も叶えようとしてくれて。
閣下が一人で先走ってデイルが置き去りかと思いきや、閣下の真摯な態度にだんだん…。
こういう常に葛藤を抱えているお話は読んでて苦しいのですが、今作は最後にはデイルが自己解決したし良かったのかな?
閣下との関係もずっと身分差でされるがままだったのもモヤモヤ。
ようやくデイルが閣下に追いついたかな?と思ったら、さらに閣下は先の先まで考えてて。
閣下大好き!甘いイチャイチャたっぷり!って最後までならないのが特徴なのかな。正直物足りないというか、全体的に常になにかがつきまとってるような感じで読み終わっても達成感が足りないような。
これはここで終わりなのか続編が出るのかどうなんでしょう。
鬼族の特徴や英国との並行世界などの設定が良かったです。
いやー面白かった。みやしろちうこ先生初読みだったんですけど、表紙の白鬼ちゃんのこの目力!この目力通り、なんとまあ生命力にあふれた子か!ほんとに楽しい一冊でして、いつまでも覚えているだろうなと思います。圧倒的な何かがちょっと足りない気がしたので萌2にしました。ふふ。楽しい。これ続かないかなあ。余裕で続きを書いていただける気がするんだけど。
角の数や色で強さが分かる鬼の世界で、生きているのが珍しいとされる白い色の髪、折れた角をもつデイル。儚げな見かけによらず、一般的な鬼族同様、北から攻めてくる魔物と戦いたい屠りたいという熱意でいっぱい。心配されてあまり戦わせてもらえなかった英国東部から魔物の多い北部へ異動し、「よし!」と意気込んでいたのですが・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は(勝手に続きと考え、多めに人物メモ)
クインラン(青鬼、攻め側近)、ヘインズ(副団長)、マック(北部で親切にしてくれた一般兵)、ダニー(受け兄、同じく軍属)、キースリー軍曹、ジェンキンス伍長(受けの所属先上位者)、トミー(攻め孫、一本角、ちょっとひねくれかけているらしい)、カーゾン(攻めの従軍副官)、ホール(攻め護衛騎士)、国王(三本角の黒鬼、攻めの叔父)ぐらいかな。国王が気になっているんですよねえ。続きで出てこないかなあ。
++攻め受けについて
攻めは国内で、国王に次いで2番目に強い偉い方。赤いロン毛はんなり美人にみえるのは見かけだけ、ものごっつい魔力持っていてラスボス魔物とがっつり戦います。自分が強いのをわかっているのと、白い色は死人の色という一般的な見解から、出会った当初からちっこい白いデイルのことが気になって気になって仕方がない。しかし身分の違い大きく、不器用ながら「健康状態の確認」とかいいながらお茶に呼び出すなんてことをしていて、もう可愛らしいったら。
印象的だったのは攻めより受け。
なにこのちびっこ といいたいですね。それなりに頑張って戦力にはなるんだけど、見た目がどうしても儚く見えるので、周り中の皆さんがもうハラハラ。なんとか庇護させてと頼み込んでくるような方です。それを「俺はたたかいたいんだああああああああ」と跳ね除け、戦斧ぶんまわすんですよwww面白すぎる。
ちょっとコミカルテイストあり、戦いモードの時は少しハードなところもあり、少し前のイギリスっぽい様子の記載あり。ちょっと記載長いなと思うところもあるのですが、少しもダレることなく最後までぐいぐい読めちゃった楽しい一冊でした!続き、プリーズ!
えええ...ここで終わりなのか!!
もっともっと、デロデロに甘ーーーく、
二人の”2回目”そして公妾→結婚!?となるところまでガッツリ見たかった...
と、萌えに萌えているところ、突然シャットダウンされたような
気もしたラストですが;
(実はそれでちょっと「神」か「萌2」か迷いました; でも振り返ると総じて神)
可愛い受けを後方に匿い、庇護して愛でたい攻めと、
前線に出て思い切り戦闘で暴れたい!受け。
そんな二人の攻防が楽しい、19世紀英国の平行世界、
”鬼族”の棲む世界が舞台の主従×歳の差(109歳×21歳...!)ファンタジーです。
※地雷の方もいらっしゃるかもしれないので、一点注記を。
攻め、結婚歴あり(妻とは死別)で子あり、孫ありです。
が、受けを好きになってからは受け一筋ですし、とんでもなく甘いです。
「子持ち攻め」が萎え要素の一つである自分ですが、、
攻めの容赦ない溺愛と見た目の美しさが、そんな要素を相殺してくれました✨
角の本数で魔力の強さや寿命が決まる鬼族の世界。
主人公・デイルは欠けた白い角で生まれたせいで
「弱い」と判断され、過剰に守られてきました。
鬼族は一般に歳を取ったり、死期が近づくと角が白くなる...ということ、
また髪も眉毛も真っ白..という特徴から、どうしても
仲間意識の強い鬼族の”庇護欲”を刺激してしまうデイル。
しかし自分も血気盛んな一人前の鬼!
前線に出て、斧を振るって魔物と戦いたいー
そう考えるデイルは、最も厳しい戦いを強いられる
北の城砦への配属を願い、見事希望が叶います。
そして北の地でデイルを迎えたのは、
流れるような真っ赤な長髪に垂れ目・垂れ眉、とてつもなく美麗で
強大な魔力を持つ二本角の王太子(兼、辺境伯兼、討伐軍の元帥!)・リランド。
彼はデイルに出会った瞬間から庇護欲を爆発させ、
デイルに構い彼を守ろうとしてくるのですがー
と続きます。
まずなんとも「面白い!」と思ったのが、
鬼族たちの仲間意識の強さと、そこから来る”弱い者への慈愛”の感情です。
この作品、本当に見事にびっくりするぐらい、
"嫌な奴"が出てきません。
北の討伐軍のガタイの良い鬼たちは、
みーーんなデイルのことを心から心配し、守ろうとし、
そうさせて欲しいと思っている。
(この仲間たちの愉快なお話が、アニメイト特典ペーパーで描かれています^^
微笑ましく可愛いお話なので、ぜひ!)
弱者に対し、とてもとても優しい世界なのです。
現実世界もこうであれー...と思わず思ってしまうような。
でも。
実は至って健康優良児で、内面は闘志に燃えているにも関わらず、
その儚げな見た目から幼い頃からあれこれ手を焼かれ、
守られ、できるだけ安全な場所へと囲われてきたデイル。
小雨が降り出せば率先して傘を貸し出されたり、
ちょっと怪我をしただけでも”死んでしまう”と過剰な心配をされ
医務室送りにされたり...
そういった”弱者に対する気遣い”を受けるたび、
「自分は他の鬼とは違う」「弱い存在だ」と見せつけられるようで、
不甲斐なくまたもどかしい思いをしてきたのですね。
完全なる好意によって差し伸べられるいくつもの手。
そういった「特別扱い」を心苦しく思い、精神をすり減らしていくデイルー
一人前として扱われたいデイルの”諦め”にも似た気持ちや、
諦めきれない葛藤がお話の端々からダイレクトに伝わってきて、
胸締め付けられます。
それでも悲しく・切なくなりすぎないのは、
ひとえにデイルが確かに”負けん気の強い”、血気溢れる青年のため。
yoco先生の美麗絵で描かれるデイル、可愛らしい見た目なんだけれど
決して”弱々しく”は見えないところが、流石すぎます...!!✨
表紙も挿絵も、うっとりいつまでも眺めていられる。
で!こういった”特別扱い”への葛藤に、どう折り合いをつけて
生きてゆくのか。
そこのところが、物語の大きな見どころの一つとなっていて
読み応えがありました。
ハッとしたしじーんときたのは、なんとか前線には行かせまいとする
リランドに対し、デイルが告げた一言。
「戦うことは俺の権利だ」「それを奪わないで欲しい」ー
差し伸べられる善意を意固地になって突っぱねるのではなく、
真摯に向き合い、言葉で説得するデイル。
リランドが与えようとする庇護、その気持ちを受け取りつつも、
主張すべきところは主張するしなやかな強さが、最高にカッコいいよ...!
さらに、このデイルの言葉が後のリランドの言動にも
強く影響を及ぼしているところ、グッと胸にくるものがありました。
で!
そんな攻めのリランドもまた、そういったデイルの気持ちを理解しよう、
寄り添おうと努力できる人(鬼だけど)なのですよね。
愛情や独占欲や庇護欲に振り切って、デイルの意向を無視して
突っ走ったりはしない。
このへんは、さすが”年の功”というやつなのかな。
息子も孫もいる108歳ですし。絶対的な安心感のある攻め。
言葉で態度で、どこまでもまっすぐに愛を伝えてくる
リランドに、うぶなデイルがほろほろに絆されてゆく恋愛模様もまた、
見応えたっぷりで酔いしれました(*´◒`*)
「愛人」とか「準愛人」とか、ちょっとおや?と引っかかる
表現も出てきますが、この世界観では広く”恋人”という意味であるので
心配する必要はなし。
さらに、描かれる魔狼の群れとの戦闘シーンも、
血湧き肉躍るような臨場感ある描写で心沸き立ちました。
別作品のレビューでもどこかに書いたのですが、
とにかくハリウッド的「ドーン!!バーン!!ボーン!!」が大好きな自分。
念願叶って思いきり斧を振るい、戦うデイルのアクションシーン、
見事でした。
そして戦闘シーンでの、デイルの...!(ネタバレ防止のため省略)
これ、めちゃくちゃたぎったー...!!
ぜひ、本編で確かめていただきたいです☺︎
自己実現の夢と葛藤、恋愛面の攻防、そして激しい戦闘。
総じて読み応えのある、心燃え/萌えたぎる一冊でした!
