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ロマンチックが似合わない

romantic ga niawanai

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表題作ロマンチックが似合わない

持丸 一(もちまるはじめ)
α、25歳、税理士
大和 陽希(おおわはるき)
Ω、25歳、和食屋の店員

あらすじ

フェロモンが出ないΩ・陽希は、
中古のTシャツから漂った“運命の香り”に心を奪われる。

けれどその持ち主は、理想とかけ離れた
陰気すぎるα・持丸だった。

初対面で「私と番になってください」とか、正気かよ!
――こんなの全然、ロマンチックじゃない。
俺の運命は、もっと甘やかで
ときめくものだって夢見てたのに…。

そう思っても、どうしようもなく本能が疼き
気づけばココロより先にカラダを重ねていた。

一線を越えて気まずがる陽希をよそに、
持丸は執着を隠すどころか、むしろあらわにして迫ってくる。
しかも彼は、自分を「できそこないのα」だと告白して――?

陰気な執着系溺愛α × 強気で健気な陽キャΩ
ワケアリ同士のオメガバース・ラブコメ!

作品情報

作品名
ロマンチックが似合わない
著者
Hiカロリー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526959

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4.4

(162)

(99)

萌々

(48)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
21
得点
709
評価数
162
平均
4.4 / 5
神率
61.1%

レビュー投稿数21

絵がいいと概ねカバーされる

何ヶ所かで〔ん?!]と戸惑ったシーンがあったのですが、とにかく登場人物の顔がいいので、読ませてくれました。モブの皆さんも軒並みイケメンで色んなタイプ取り揃えてます。(攻めの持丸さんの上司[先生]だけは、面白系フェイスでした)

ワケありΩとαってどういうとこなの?
って読み始めるわけなのですが、初めて読む設定で面白かったです。
αの持丸さんは、Ωのフェロモン臭が感じ取れないし、見た目が陰キャでαらしさ(カッコよさ?)がないのがコンプレックス。
Ωの陽希くんは、フェロモン臭がしなくてαのヒートを誘発出来ないのがコンプレックス。
αとΩの特性が出ないはずの2人なのに…ってところが特別感、運命的なモノを感じられました。

それ以外にも出会いも運命的。
陽希くんがフリマサイトで買ったお笑い芸人のイベントTシャツ(1度着用済)が持丸さんが出品したモノだった。
Tシャツからとてもいい香りのフェロモン臭がして出品者に興味深々でいたら即本人と出逢っちゃう。(まぁ漫画だからね、都合がいい)

αと気付かれない持丸に、Tシャツと同じ香りがする彼に確認したくて仕方がない陽希が「αですよね?」と話しかけて自分の事を分かってくれる人=運命の人と感激して猛アタックがスタート。
「陽希さんは私の王子様でありお姫様なんですよ」ってセリフ、とっても刺さった!印象つけたいってのもあるんだろけど、この台詞、太字で強調されてたもんね。
こういう繋がり、私は好きです。

[ん?!]と思った部分
αと気付いてくれた陽希に感激して「私の番になってください!」と熱烈ラブコールした持丸と遊びに行く事になった陽希が、食事でカップルシートの予約席に案内されて「今日ってデートだったの?」って驚くシーン。
そんなんデートに決まってんだろ!とちょっと意味わかんなかったです。好意を持たれてる相手に誘われたんならそういう事かな?って思わない?恋愛慣れしてそうな子なのにな。

そんな反応だったのに食事後にラブホ(エッチな事するためではなく陽希が本当にフェロモンの匂いがしないのか確認したくて2人きりになれる場所として選んだらしいけどそんなん口実に決まっとるがな)に行ってしまうのもチョロすぎる。

陰キャαな持丸さん、行動がモテ男過ぎる。SEXが上手すぎて陽希グズグズになってるし、後処理も至れり尽くせりだし、身体はバッキバキに鍛えられてるし。リーマンなのに?

同僚に、「ところで陽希とどこまで進んでんの?」と聞かれてニヤリ顔でピースサインで、「え?!2回も?!(やっちゃってんの?)αとΩってそうなの?(展開)早いなー」ってやりとりがあるんだけど、2回やったって受け取るのがよくわからんかった。私ならピースサインだから[あぁ、いい感じの交際って意味で濁されたな]って受け取るわ。
読んだ方どう思いました?

って自分の感覚とちょっと違うなと思うところはあったものの、とにかく絵がいいのでモヤモヤはありつつもプラスマイナスプラスでした。

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白抜き修正

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ハイカロ先生初のオメガバースはやはり期待を裏切らなかった

Hiカロリー 先生初のオメガバースということで楽しみにしていました!ΩっぽくないΩの陽希とαっぽくないα持丸の運命的な出会い、十分ロマンチックだと思うんだけどな…♡好きという感情もないまま体の関係を持ってしまったふたりがそれぞれ抱える過去と悩みが切ない。
それでもやっぱり惹かれあうのは運命の番だから、それだけじゃなくて、周りの人たちから聞く人となりや自分を気遣ってくれている行動から知る優しさだったり。
ヒートに当てられ理性を保てなくなった持丸の後悔も全部受け止める陽希の「持丸のさんがいい」のセリフが健気で可愛くて…
カラーを外す陽希が思いを口にするシーンは持丸を求める気持ちがどうしようもなく溢れていて大好きです。一生一緒にいて!
ちなみにハイカロ先生なのでエッ…描写はとってもエッ…です!私が大好きなアレもありましたありがとうございます!
持丸のちょっとキモいとこがしっかり出てる表紙も好きw

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おや、攻めの様子が…?

Hiカロリー先生お初のオメガバース作品、楽しみにしておりました♪

早速読み始めるもなんだかいつもと違うような…
オメガバースだから…いや、そうではなくて…
…わかった、違うのは攻めだ。

これまでの既刊では性に奔放だったり、恋に不器用だったり、
やや難ありな部分はあれど、いずれも正統派イケメンだった攻めたち。

けれど、今作の攻め・持丸は彼らのどれとも違うのです。
太めの眉に黒目がちな瞳、顔面の特徴は違えどイケメン。
ただ、彼の放つ空気は紛れもなく陰の者のそれなのです。
“優秀”の代名詞でもあるαとして生まれながら、
Ωのフェロモンが感じ取れず、周囲からもαらしくないと疎まれてきた持丸。

そんな彼がフェロモンが出ないという
自分と同じくバース性に纏わる悩みを抱える陽希と出会います。

Ωでありながらフェロモンが出ず、Ωとしてみなされない。
そんなどこか自分と同じ境遇にある陽希に運命を感じ、
初対面から「私と番になってください」と猛アタックをかける持丸。
そのくせ陽希から俺のこと好きなの?と聞かれれば答え淀んでしまう始末。
正直全然スマートじゃないし、粘着具合がもはやストーカーだし、
ロマンチックの欠片もない。
だけど、そんなバカ正直すぎるくらいにまっすぐなところが憎めなくもあり、
気付けばうっかり絆されてしまいそうに。

はじまりは身体からでしたが、
時間をかけて陽希への愛情を育ててゆく様がよかったです。

恋愛下手ではあるけれどストーカーばりの一途さもあって、
いざ恋を自覚すれば誰よりも大切にしてくれる
なにげに溺愛彼氏の素養もある気がします。

結ばれた後は持丸の溺愛に陽希まで振り回されて
すっかりバカップルな二人にニヤニヤが止まりませんでした。

0

1周まわってめちゃめちゃロマンチックすぎる

Hiカロリー先生の描かれる攻め様は""""執着""'"'がすごくて毎度毎度大好きなのですが、今回の攻めの持丸さんは執着200%で最高でした。冷静に考えると持丸さんの執着が凄すぎて怖いくらいなんですが、受けの陽希くんが嬉しいなら問題ないですよね。持丸さんが闇落ちしそうになっても陽希くんの光でなんとかなりそうな素敵なカップルです!笑
えちシーンはかなり2人とも本能的でガッツリで最高でした。
過去にオメガバースに悩まされた2人が、オメガバースのおかげで出会い、そのおかげで性愛から恋愛になっていく過程は、王道ではないかもだけど、2人にとって最高のロマンチックだな〜としみじみ感じました。あらためて素敵なタイトル…

アニメイト有償小冊子は、持丸さんのスタイリングを陽希くんがする話。持丸さんのポテンシャルにドギマギする陽希くんが可愛すぎました。エチもあり、すごくラブラブでご馳走さまです…

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ロマンチックじゃなくても激萌え間違いなし

Hiカロリー先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
溺愛 5
執着 4
エロ 3
健気 3
ラブコメ 2
な感じだと思います。

持丸さん×陽希さんのカプです。

今作は、フェロモンが感じ取れないアルファの持丸さんとフェロモンが出ないオメガの陽希さんによるオメガバース作品です。

中古で買ったTシャツからアルファのフェロモンを感じ取った陽希さん。きっと運命の人だ、と思っていた相手は、陰気さが漂う理想とはかけ離れた持丸さんだった。しかし、持丸さんの方から「私と番になってくださいっ」と言われてしまい…。

裏表紙に「ワケアリ同士のオメガバース・ラブコメ!」と書いてあるので、陰気さがあるが、陽希さんに対しての執着と溺愛が凄まじい持丸さんの言動やそれに少し振り回されちゃう陽希さんのやり取りにクスッと笑えます。

でも、めちゃくちゃラブコメかと言うと、お互いに訳ありなバース性と持丸さんのネガティブさや陽希さんの健気さから、しんみり要素もあるので、そこまでコメディ要素は強くないと思います。

持丸さんからのアプローチに反発しながらも絡みではフェロモンに抗えなくてトロトロになっちゃう陽希さんがエロ可愛くて、陰気さがあるけど、溺愛っぷりと絡みでの雄みな一面がある持丸さんのギャップが堪らないので、是非とも読んでほしいです。

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