「気持ちいいならいいじゃん?」「良くない!!!」

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作解散させてもらいます!

矢田川慧人
渋嶋奈津

あらすじ

漫才師の渋嶋奈津はお笑いへの高い理想を持つが、あまりの熱意に歴代の相方とうまくいかず、またしてもコンビは解散、路頭に迷っていた。
そんな奈津の解散激励会で出会ったのは、同じく相方探し中の矢田川慧人。
お笑いに超不真面目な慧人に嫌悪感を示していたはずが、酔っぱらった勢いでなぜか抱かれてしまい――。
そのうえ、翌朝目覚めるとSNSでコンビを結成したと噂になっていて!?
後戻りはできない!
一旦コンビは組むけど、すぐ解散してやるからな!!!

《収録内容》
◆『解散させてもらいます!』1~5話
◆描き下ろし16P

作品情報

作品名
解散させてもらいます!
著者
黒崎まりな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758089579
4.5

(8)

(6)

萌々

(1)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
35
評価数
8
平均
4.5 / 5
神率
75%

レビュー投稿数2

お笑いコンビ

お笑いBLです。
はじまりは体からだけど恋愛感情とかはなくて、
コンビとしての絆が芽生えてからのお付き合いな感じです。

漫才師の奈津は所謂“お笑いバカ”でその熱心さから
いつも相方と温度差が生じ、最終的に解散してしまいます。

今回もまたいつものように相方から「ついていけない」とフラれ、
お笑い仲間たちに解散激励会を開いてもらっていたところ、
同じく相方と解散したばかりという慧人と出会います。

慧人のコントに好意的だった奈津ですが、
当の本人はお笑いへの熱意は皆無で自分とは正反対の慧人に
「こいつだけは絶対に無い」と第一印象最悪だったはずが、
酔った勢いで抱かれてしまいます。

目を覚ますとSNSでは奈津と慧人がコンビを組んだと祝われており、
嫌々ながら慧人とコンビになってしまう奈津。
けれど、いざステージに立つと慧人とのお笑いは大盛況で…。

身体から始まると、大体翌朝後悔しつつも相手を意識してしまうものですが、
この奈津と慧人は全く色っぽい雰囲気になりません。
なんならその後も何度もエッチしていて、
だけどお笑いの相方としても関係は継続していて、コンビ兼セフレみたいな…?
ただ、その間も女遊びの派手な慧人は女の子ともエッチしてるし(軽く描写あり)、
しかも、居候中の奈津の家に連れ込んでるし、結構なクズっぷり。
だからといって奈津は嫉妬するでもなく、相変わらずお笑いまっしぐら。
(家に女の子連れ込むことは家主として嫌がってますが)

その後、奈津を狙う後輩が登場すると、慧人が阻止するために割って入り、
嫉妬か?と二人の進展に期待するも、やっぱり女の子と遊んでいる慧人。
慧人はどれだけお笑いからも奈津からも目を逸らし続けるのか…。
口ではバカにしているけれど、本当はお笑いも奈津のことも
本気になるのが怖いだけのヘタレなんですよね。
奈津は奈津で頭の中お笑いのことしかないし…
一体、どうやったらこの二人、恋愛に発展してくれるの…?

もういっそ糖分控えめ作品なんだと諦めて読み進めていくと、
少しずつ二人の関係が変化してゆきました。
はじめこそお笑いバカで暑苦しい奈津を揶揄っていた慧人でしたが、
そのひたむきさに絆されて気付けばお客さんを笑わせるために、
奈津とお笑いをやるために、ネタを書くように。
女の子とのエッチ中も奈津を想いすぎてフラれてしまったり笑
そうしてコンビとしての絆が芽生えてゆきます。

最終的には慧人が新しい相方を探していると勘違いした奈津が焦って
気持ちと別れを告げて、慧人が奈津を引き留めるという形でくっつくのですが、
恋愛感情にほど近いコンビ愛にも思えなくもないかも?

その後、一応コンビから恋人にステップアップしたようです。
ただ、最後まで慧人からのはっきりした告白なようなものはなく…
態度を見れば奈津への好意はわかるのだけれど、
それでもやっぱり言葉でも証が欲しかったかも。
それまでの慧人の遊びっぷりを考えると
また軽いノリで女の子を連れ込んだりしないか心配になっちゃうし…。
一応ラストでは甘い雰囲気は醸し出しています。

描き下ろしはそんな読者の不安を拭い去ってくれるエピソードでした。
元相方に奈津とのことを(相手が奈津ということは伏せて)話すと、
「ちゃんとしてない!」と指摘されてしまう慧人。
やっぱりそう思うよね。元相方くん、いいこと言う!!

そして、元相方からアドバイスを受けた慧人は奈津に指輪を購入。
いや、なんでいきなり指輪!?
ただ一言「好き」とか「付き合おう」って言えばいいだけなのに、
極端すぎる!!
しかも、その指輪を奈津に小道具と勘違いされ…
この二人ステージに立ってなくても素のやりとりがもはやお笑い。
すれ違いの末に奈津にプロポーズ?をする慧人でした。
めでたしめでたし、このエピソードで慧人の愛が思っていた以上に
重めだったこともわかり、安心いたしました笑

1

個人的には、めちゃ好きでした!!

何回か、お笑い系BLのレビューで言ってるかもしれないのですが、
本当にこの題材のお話描かれる方は、本当に胸アツ作品を届けてくださいますよね!!(全力のリスペクト)

で、
今回も例に漏れず!!

漫才師の奈津は、お笑いへの理想や熱が高すぎるがゆえ、歴代の相方とうまくいかず困っていた。
そんなとき、奈津の解散激励会で出逢ったのが、同じく相方不在の矢田川で、、、
という、コンビ組むところからの冒頭。


この矢田川、イケメンで女にだらしなかったりでいい加減なのですが、やるときはやる男といいますか、
お笑いに対しての熱量がハンパないのに、決定的にお笑いのセンスがズレている奈津に助言し、それまであまり結果を残せなかったコンビを、一躍有名にさせます。


で、
相変わらず矢田川は女遊びなどしてるわけなのですが、実は過去のコンビ解散の裏には挫折を味わっており、気まずいはずの矢田川の元相方なんかも登場するのですが、
救済BLなんです。
お笑い界で孤独だったお互いにとって、お互いの存在が。

そして、いつの間にかなくてはならない相方になっていて、、、

矢田川にとって、完成したしゃべくり漫才のネタは奈津へのラブレターだったし、
誤解からコンビは解散するのかと思っていた奈津は、最後に路上で矢田川からのラブレター的ネタをやろうとするし、
もうこの辺りから人情モノに弱いまりあげはは、涙腺崩壊してきて、推しコンビってこういうことよな! ってページ捲りながら、最後までふたりの動向を見守りました。


ちなみに、描き下ろしのひとつ小道具ネタは、お笑いなふたりにぴったりな幸せ? エピソードでした♡!


とにかく、人情系のストーリー重視される方にはぜひオススメです!

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP