電子限定おまけ付き
ときめいたらα→Ωに!?バース転換オメガバース
多摩緒べべ先生の新作は、オメガバース。
オメガバースは作品ごとの設定の自由度が大きいジャンルですが、本作の基本設定は、「αはΩと番になる」「α同士で惹かれ合った場合、片方がΩ化し運命の番となる」というもの。
主人公はαの会社員・藤原。
同期の佐々木遊馬もα。常に藤原と営業成績を競っていて、自他共に認めるライバル関係…
…という冒頭。
ある日、路上で急にヒートになったΩに出くわしてしまった2人。救急車を呼んで対処するけど2人ともラットになりお互いで抜きあってしまうが…
この事がきっかけで藤原にΩ化の兆候が。
加えて、その原因の遊馬があの時のΩが家に来て困ってるから泊めてくれとやってきて、藤原の運命は如何に。
元々ライバルとして認める気持ちがあるところにカラダで触れ合った事実も相まって、お互いの気持ちが恋にまで高まっていく。
そこに他人のαが藤原をΩに誤認するにあたってもう心が抑えられない遊馬。
αなのに、という葛藤とΩへの目覚めに引き裂かれる藤原。
ここからはもう王道という感じで、波乱の後で2人は無事結ばれ、遊馬によってうなじが噛まれる、そしてΩへのバース転換へ。
特にオメガバースという事で肉体的に強く惹かれ合う描写は必須。αとΩとしての目眩く快感が良く伝わってくる。
多摩緒先生の素晴らしい美麗絵柄が作品を美しく彩っています。「萌x2」で。
同期で成績を争うライバル同士の遊馬と蓮。
いわゆるリーマンBLですが、それだけじゃない。
オメガバースの世界観で二人はアルファ同士、
さらに転換(ピッチング)の設定が加わります。
αがαに惹かれたらフェロモンの作用がより強く働いた方が転換してΩになる、、というものです。
そして運命の番とよばれる。
離れればαに戻れるらしいのですが、同じ会社でライバルだしなかなかすぐには難しい。遊馬は蓮に避けられているように感じて余計に接触してきます。
だから余計に蓮のΩ化が徐々に進んでしまいます。
最終的に番になりハピエンですが、
番になっても、蓮は完全にΩにならず
たまにαにもどるときもあったりしますが、もどるとうなじの痕が消えるのが面白かったです。
設定にひねりがあって面白かったですが王道、既定路線ではあるので評価を迷いつつこちらにいたしました。
