【電子限定特典付】【イラスト入り】
小説


今回は第二王子と伯爵家子息のお話です。
王立アカデミーに入学した受様が攻様と出会い
闇魔法使いの復活劇を阻止する顛末を収録。
王国にはかつて魔力を持って生まれ
魔法を自在に使える魔法使いがいましたが
魔法封印令発布により
魔法万能の背は終幕を迎えます。
歴代の王達は近隣諸国から
先進的な農耕技術や工業技術を取り入れ
魔法を使わず国を発展させてます。
受様は北部の片田舎を領地にもつ
貧乏伯爵家の後継者です。
伯爵家もかつては魔法使いの家系で
聖女と呼ばれた先祖もいましたが
母らも受様に魔力はありません。
受様は魔法や魔法使いに憧れを抱き
関連書籍や記録を集めていますが
あくまで趣味であり、伯爵家の後継者として
王立アカデミー理財学に入学します。
王都のアカデミーに足を踏み入れた受様は
カデミーの名誉学長でもある第二王子を
見かけて胸躍らせます。
この第二王子が今回の攻様ですが
学生達は誰も攻様と視線をあわせず
見えないふりをする事が正しい礼儀なのかと
受様が思い始めた時に
攻様と目があい「新入生かな」と声を掛けられます。
受様は冷や汗をかきながらも攻様に挨拶し
王族と直接言葉を交わせたことを
この上ない栄誉と思います。
その夜、
受様は学生寮で巷で話題の失踪事件に関わる
廃墟聖堂に行こうと話をする学生達に
興味津々で付いて行き
失踪に見せかけて人々を拉致していた
魔法使いを攻様が追い詰めて捕獲した事で
攻様の秘密を知ってしまい!?
魔法使いである攻様と実は魔法使いだった受様の
ファンタジックな恋物語です♪
タイトルから
攻様に受様がロックオンされての恋バナで
ほんわかテイストなのかと思ったのですが
復讐を誓った魔法使いの復活劇の攻防戦という
アクションファンタジーでした (^0^)v
実は現代でも魔法使いは存在し
このところ王都で発生している失踪事件は
ある目的で人魂を集める魔法使いの起こした事件で
攻様によって解決に向かいますが
廃墟聖堂で攻様の戦いに受様が関わった事で
受様が珍しい魔法無効化能力を持つ魔法使いと判り
適応者にのみ開かれる魔法学科への誘いと
魔法局への協力を打診されることになります。
魔法局局長を務める魔法学科の教授
王国軍元帥を務め王太子
魔法不感応者で攻様の盾だった幼馴染
魔王に仕え滅ぼされた暗黒魔法の魔法使い
攻様は魔力の強さから
人との関わりを最低限としてきますが
受様はそんな攻様にグイグイ迫っていき
攻様の心をがっつり掴みますが
受様は自分の言動の効果を自覚おらず
それぞれがぐるぐるですれ違っていき
暗黒魔法の使い手の復活劇での攻防戦では
攻様が危機に陥りハラハラMAX!!
受様が攻様の大切な人となるまで
楽しく読ませて頂きました (^-^)/
みずかね先生おっかけで購入。真宮先生、そこそこ読むんだけど今一つ個人的萌ポイントが合わない気がするんですよね・・・今回もお話は王道で、キャラに特段の萌を感じなかったため、中立にしました。魔法対決という感じのお話が好きな人なら、嬉しいかも。
北部の片田舎(伯爵領)から王立アカデミーで学ぶべく一人王都へやってきたイアン。魔法に興味はあるものの、今はすっかり廃れてしまっていて、イアンも学ぶものは魔法ではなく理財学。ただある事に巻き込まれて、いや自ら巻き込まれに行って憧れのローレンスと関わるようになり魔法も学ぶことになり・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ヒギンズ(アカデミー教授)、攻め兄、ウィル(攻めの盾、故人)、国王(攻め父)、悪党、ぐらいかな。
++攻め受けについて
攻めさんは魔法つよつよ王子。今は公にはなっていない魔法で、国をしっかり守っています。昔、自分の盾役だったウィルを亡くしたことから、もう盾役の人間を置かないと考えていて、自分でなんでも頑張ろう!という感じ。きらきら王子なんですけど、そんな役どころの方なので、社交界で立ち回るとか、人と沢山交流するという感じではないです。ダークヒーロー?
受けさんは愛情いっぱい育てられた捻りなしまっすぐさん。魔法が効かないという、盾にもってこいの才能があり、憧れの攻めさんを守りたくてアピールしている方。嫌味ない頑張り屋さん。
そんな二人の恋物語なんですが、今一つどっちにも入れ込めず、お話も王道だしなあ。。。。と盛り上がれなかった一冊でした。うーん。
憧れの第二王子×魔法オタクの貧乏貴族。
それぞれが持つ魔法の力で助け合い、闇の力に立ち向かうー
憧れから友情へ、そしてやがて恋情へと変わる関係性の変化にも注目の、魔法ファンタジーです。
みずかねりょう先生による表紙が麗しい…!✨
王族の魔法使いが持つ特殊能力、対立する闇魔法を操る面々との歴史的禍根など、作り込まれた設定と背景がとても面白く、夢中になって読み進めました。
主人公は地方の貧乏伯爵家の子息で魔法オタクのイアン(受)。
王立アカデミーに進学し、そこで第二王子・ローレンス(攻)と知り合います。
その直後、実はローレンスは強力な魔力を持つ魔法使いだということを知ることとなり、また自身にも珍しい能力があることが発覚。
イアンは能力を生かしてローレンスの行う”影の仕事”を手伝いたいと願いますが、やんわりと断られ、それよりも「友達になりたい」と申し出られてー
と続きます。
まず、主人公が知らず持っていたチートな能力に「おおお!」と大興奮。
魔法を無効化し、魔力による穢れを浄化することもできる(=治癒能力)なんて、ある意味攻撃よりも強い最強能力と言えるのでは…!
魔法使いから魔力を吸い尽くす力を持つ、というローレンスとの最強バディへの期待に胸膨らみましたが、イアンの願いは序盤でさらっと断られてしまいます。
イアンと共に「どうしてかな…」と思いながらページをめくり、どんどんと物語世界に引き込まれていきました。
その後明かされる、ローレンスの持つ辛い過去と記憶が切ない…( ; ; )
こんな悲しい経験をしていたら、イアンからの「盾」としての協力の申し出にも、なかなか頷くことはできないよね、、と納得の理由でした。
特に印象的だったのは、闇魔法によって
蘇させられた”彼”が、本音を吐露しながら
襲いかかってくるシーン。
強靭な精神力を持つローレンスが一瞬動けなくなるほど、傷を抉るショッキングな内容だったんですよね。
そしてこのことに対し、後にイアンがローレンスにかけた言葉が、じんと沁みました。
決して”男前受け!”というわけではないけれど、
一本芯が通っており、優しさや思いやりのあるイアン。
「みんなが喜ぶこと、楽しめることに魔法を使いたい」と明るく語るイアンに”自分にはないもの”を見、惹かれていくローレンスの気持ち、よく分かる。
一度バディを組み、辛く壮絶な経験をしたローレンスがイアンの言葉に耳を傾け考えを変えていく様が、大きな見どころとなっていました。
後半〜終盤にかけての見せ場はやはり、闇の力との対決です。
対決の前に明らかになる王族と闇の力との因縁に「そうだったのか!」と驚き、
ローレンスが劣勢に立たされる戦闘シーンは、ドキドキ、ハラハラの連続でした。
と、魔法とほんのりバディの香りと、激しい戦闘とに大興奮。
恋愛面では、もともと憧れの存在だった第二王子への好意が、彼を知れば知るほど深まるばかり…なイアンの気持ちに「そうだよね」とニヤニヤです(。-∀-)
ローレンスからの矢印が、友情としての好意ではなく「恋情」になってゆく過程は、もう少し踏み込んで濃いめに読みたかった…という気もするかな?
また、ローレンスの元「盾」だった親友に対する気持ちについて。
ローレンス自身が”友情だった”とイアンに話していますが、では父王の言っていた”彼は特別な思いを持っていた”という言葉は、ただの王の勘違いだったの…?とちょっと疑問に思ったりもしました。
とはいえ!
”影の仕事”を担うバディとしても恋のお相手としても、文字どおり公私ともにパートナーとなる二人の強い絆、伝わる信頼感にグッとくる!!(๑•̀ㅂ•́)و✧
男性同士のカップルで、跡継ぎが残せないことを気にしたまま(主にイアンが)本編が終わりましたが、電子版特典SSで回収されています◎
あ。
魔法がメインのこちらのお話ですが、”科学力”が時に魔法を凌駕するー
そんな描写もとても面白く、印象深かった!
人の知・智の結晶である科学の力が魔法にも勝る、というところにワクワクしました。
「憧れ」が友情へ、そして特別な想いへと変わる。
そんな気持ちと関係性の変化にときめく、魔法×戦闘ファンタジーでした!
