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小説

書き下ろしで新刊が出ると聞いて、楽しみにしていました。発売おめでとうございます。
まずタイトルを見て、『ぽっちゃり』とあった時点で、正直、ん?って思いました。私は創作の中くらい、容姿に対してはマイナス要素がない方がいいなと感じています。なので、ぽっちゃりかーと思いつつ読み始めました。けどこのぽっちゃりの意味と、それによって引き起こされる出来事を知り、なるほどこれならぽっちゃりもありだなと思いました。
このお話は、アルディエール視点とフィンセント視点がバランス良く配置されているなと感じます。
片方視点だとモヤモヤが積もってしまいそうだけど、良いタイミングで視点替えがあるため、とても安心して読めました。
お互いの気持ちがわかっている私達読者(壁)は、あー、違う!そうじゃないんだって!もー、言葉選びがさー!あと少し!もうちょい!って、やきもきしながら読み進める、『壁になって見守り隊』です。
だから、キャラ変したリュカの放つ言葉が、もう同意しかなくてニヤニヤしてしまいます。
二人とも勘違いしていた前半。そして途中からフィンセントが自分の気持ちに気づき、そこからもまた、鈍感受けのアルディエールに、心の中で物申しながら読みすすめました。
『盛大なる勘違い』をしまくるアルディエールを受け入れたフィンセントですが……。
あああああー!え?膝に座らせた??アルディエールを自分の片膝に座らせ、事業の予習を始めたの!?
何ということでしょう!尊すぎるありがとうございますありがとうございます。こういうシチュ大好物でしてー(嬉泣)
一度は離れかけた二人の関係も、少しづつ近づき、このまま思いを伝え合ってそのままイチャラブ期間突入か!?って思ったけどそう簡単にはいかないですよね(泣)
悲しいことに、過去の思い人の存在が邪魔をする。それまでは微笑んで見守っていたいたけど、ノアの代わりという思い込みだけは、胸が痛みます。
あれー?フィンセントも思い込み?あちゃー、すれ違っちゃってるよ!じれじれだよ!わー、嫉妬すごい。
フィンセントがとても大切に思っていたノアの真実のところは、えー!そうだったの?とびっくりしました。
全体的に言えることですが、フィンセント、言葉足らずだよー!です(笑)それが、じれきゅんの楽しみなんですけどね。
ちゃんと言葉にして気持ちを確認しあって、想いが通じ合ったときは、やっとだおめでとう拍手喝采!でした。
ニヤニヤして、だらしない顔をしてましよ、私。
一番のだらしない顔をしたのは、番外編ですけども(笑)ふふふ、いいですよ。ご褒美です。
カミヤ先生の別作品はジェットコースター型で、山あり谷ありなお話なのですが、こちらはまた違った印象でした。レーベルカラーに合わせたのかな?と思いました。
ジェットコースターなお話も大好きですが、ゆっくりと関係性が変化していくのを見守るお話も大好きです。
タイプの違うお話を書かれていて、すごいなーと感動しました。
まとまりのない文章となってしまいましたが、少しでも興味を持ち手に取っていただけたら嬉しいなと思いました。
羽純ハナ先生の素敵な表紙が目の保養なのはもう当然なのですが。挿絵もね、めっちゃくちゃ良いところにありましてね。見た瞬間手が震えましたよ。そこでこれきたかー!きゃー!!ってなりました。ぜひぜひ、堪能していただきたい。
そして最後にひとこと。あなたも私と一緒に「壁になって見守り隊」隊員になりませんか?
以上です!(笑)
主人公アルディエールの腐男子とは?とゆうBLに疎い設定がたまりません!
同じく転生のリュカは腐男子で、この噛み合わないトークの面白さ。
さらに攻めのフィンセントが一途にアルディエールに惹かれていくのに、アルディエールの鈍感さ!!
ジレジレがたまりません〜✨
アルディエールの努力や献身にもキュンときます!
夢中で読めるキュンな一冊です。
素敵なご本をありがとうございます☆
転生先はぽっちゃり悪役令息。とあるきっかけで転生前の記憶が蘇る。ファンタジー小説の世界に転生したわけですがなんと自身は断罪エンド。クーデレ王子のフィンセントを守ることで回避出来ると考え奮闘します。そこからの努力はほんとに凄かった。心を入れ替え鍛錬する日々。外見が変わると共に心も変化していく。いつしかフィンセントに憧れを持つようになりますがそこの壁は高かった。慕い過ぎるアルディエールVS生真面目過ぎるフィンセント。そこに周りの友人やクラスメイトが関わっていき二人の距離は離れたり縮まったり。とにかくアルディエールがとてもいい子で好感が持てました。とにかく努力の人。感心しましたし、どんどん背筋が伸びて芯が通っていくのを感じました。かなり鈍くてすれ違い勘違いもあるのですがそこがとても愛らしく楽しかったです。フィンセントも少しずつ心を許し表情が柔らかくなっていくところもよかった。お互いが支え合い高め合える関係なんだと思います。周りのキャラたちもみんな魅力的でスピンオフが読みたくなるくらいでした。
一生懸命な二人の恋、とてもよかったです。
羽純ハナ先生による美しい表紙と、タイトルの「元ぽっちゃり」のとの文言に惹かれお迎えしたこちら。
クーデレ攻め×転生先で健気に頑張る元悪役令息というカプによる、青春学園ファンタジーです。
途中シリアスなシーンや戦闘シーンはありつつも、全体的にはほのぼの、甘くて可愛い物語。
評価、「萌2」か「萌」かで迷ったのですが、、
欲を言えばもう少し何か”おっ!”と思えるような意外性が欲しかったな、という点。
また受け・アルディエールの鈍さ&天然さがちょっと自分の萌えどストライクではなかったかな…?という点で、星3つの「萌」評価とさせていただきました。
ちょこっと気になったのが、作中の表現あれこれ。
例えば…
「自己肯定感が陥没する」→落ち込む、または極限まで下がる、ということかな?
「命を亡くした」→「命を落とした」?
と、個人的に聞き慣れないな…という気がする言葉に、ん?と思う部分がありました。
とはいえ!
物語の展開は王道ながら、クーデレ王子攻めの愛の加速に、
転生した受けの悪役令息からの総愛されキャラへの変貌、
まさかの四角関係に…!?という展開など、特にコミカルなストーリー&あまあま攻めがお好きな方にはきゅんとする部分が多いのではないかと☺︎
物語の主人公は、ぽっちゃり&糸目、体型のせいでうまく声が出せずに皆から疎まれている伯爵家長男・アルディエール(アル・受)。
彼はある日、自分が前世で読んでいた小説の世界に悪役令息として転生したこと、またこのままだと第二王子・フィンセント(フィン・攻)に怪我を負わせた罪で断罪エンドを迎えることを思い出します。
死エンド回避のため、体を鍛え直して騎士となり、フィンを守ることを決意し動き出したアルですがー
と続きます。
ただ一人魔力を持たない、という圧倒的不利な状況で
己を磨き、健気に頑張るアル。
そんな彼の努力、姿勢を素晴らしいと感じ、
また失った親友・ノアにアルの容貌が
そっくりなことから、どんどんアルに惹かれていくフィン。
両視点で描かれるため、パッと見無表情でクールな態度のフィンの恋心が、読み手にストレートに伝わってくるのが嬉しい◎
総愛され状態となるアルにやきもきし、
アルに手出ししようとする輩たち(w)を
冷たい目で、時には割り込んでまで牽制する姿に
ニヤけてしまいます(。-∀-)
で!
一番びっくりしたのが、アルの切ない誤解を招くことになる、
フィンが失った親友・ノアのこと。
えええーーっ、そういうことだったの!?
と、杞憂に終わった、驚きの「フィンの想い人」騒動でした。
剣で戦う学園行事や元小説でも起きていた魔獣襲来など、ハラハラしたりワクワクする場面もあるものの、やや薄味、控えめな印象だったかな…?
「ここが大きな山場だよね!!」と、グッと気持ちが盛り上がるシーンがもう少し見たかった気もします。
(全246ページ(※Kindle)とやや長めのお話であるため、余計にそう思うのかも)
アルの親友となるリュカ、そしてリュカの恋のお相手である王太子の恋心までもがアルへと向いてしまう展開も、やや好みの分かれるところかな、と思いました。
(鈍くて天然可愛い受けが好み!という方にはニヤける萌えポイントかも☺︎)
とはいえ、心抉られるような事件が起きたり
極悪人キャラが登場することもなく、
どこかほのぼのとコミカル甘ーい恋愛譚は、
疲れた心を癒してくれます。
一度思わぬ失敗(?)を経て、二人の想いが
やっと重なった後の「誓いの儀式」の成立には”よし!”と頷きました。
良かったね…!と思った後の初夜までの顛末には笑っちゃいましたが、
大団円のハッピーエンドにほのぼの(ˊ˘ˋ* )
断罪されてバッドエンド…となるはずが、
内面も外面も成長・変化した受けが魂の伴侶を得、
幸せを勝ち取るー
そんな顛末がコミカルに描かれた、転生学園青春ファンタジーでした。
